オンライン飲み会やってますか? 私はまだ一度もやってません。もともと飲み友達多くないですし。ズームは一度使ってみましたが、少なくとも二人だけならLINEの通話で十分やなあという感じでした。人数が多いと便利なんですかね。

さて、先日経理部に「クライアントとオンライン飲み会(=接待)をやったから、その経費を精算して欲しい」という問い合わせが来ました。

私は直接の担当ではないですが、これはかなり困った案件だよなあと思いながら聞いてました。今後も同じような経費は増えるだろうから、何らかのポリシーの設定が必要になるだろうと思います。

自宅にあるビールやおつまみなどの飲食をしながら、Zoom等でクライアントを接待したなら確かにそれは経費として認めてあげないと可哀想です。でも、領収書など精算代金を証明できる証憑がありません。以前から自宅の冷蔵庫に置いてあったお酒や食料を消費しただけだからです。そもそも、そのオンライン飲み会でビールを何本飲んだか、どんな食事を食べたかなんて客観的に示すことはできません。

「え~と、自宅にあったスーパードライ3本とカマンベールチーズに妻が作ってくれたアボカドとマグロのサラダ、それからセブンイレブンで買った枝豆、焼き鳥です。ざっくり2000円くらいを経費申請してもいいですか?」

こんな曖昧な申請にならざるを得ません。架空の不正な経費申請が増えるリスクもあります。コンプライアンス的にどう統制すべきか。会社として規則を作る必要があるだろうな、多分。

営業担当には給料の中にオンライン飲み会(接待)手当として定額で月5千円くらい支給して、その中でやり繰りしてもらうとかかなあ。んで、それを超過する分は社員負担とか。もちろん、店で接待したい場合はこれまで同様に実費精算で。

コロナ問題が落ち着いても、少なくとも数年は大きな宴会は自粛になりそうな雰囲気です。てか、もともと部署の飲み会なんて不要で面倒と思ってた人が大半だから(特に若手、もちろん私も)、これを機に会社の飲み会が消えることを期待します。世の中の経済的には悪影響だけど。

ただクライアントとの接待目的の飲み会は、場合によってはオンラインにしてでも開催する必要がありますね。いやあ、大変だなあ。相当なコミュニケーション能力が求められそうです。

オンライン飲み会の経費精算かあ、、難しいなあ。不正請求のリスクを排除しつつ、営業担当者の経済負担がないように制度設計しなくちゃいけませんね。