国土交通省がタクシーの運賃ルールをこの4月から見直すそうで、乗車前に料金を確定させるサービスが始まるらしいです。
これ良い案やね~。歓迎です。遅くまで飲んだ夜などにタクシー使うことたまにありますけど、やっぱ料金が変動するってなんかモヤモヤするんですよね。ケチ臭いって言われるかもしれないけど、刻々と増え続ける料金メーターに目が行ってしまいます。
一番嫌なのが、停車する直前にメーターが上がること。だから、僕はまだ自宅からちょっと距離があってもキリが良いところで「あ、この辺で大丈夫です。」って言って降りることよくあります。数百円なんて別に気にしてないんですが、なんか悔しくって。
株式にはリスクがありますけど、リスクとはつまり不確実性ということです。株に限らずどんなことでも、人は不確実なことを嫌います。タクシー料金はある程度予想できるとは言え、最終的にいくら払うことになるか不透明です。関税問題、米中貿易摩擦などの不透明感が晴れると株式相場が上昇するのと同じで、固定運賃になってタクシー料金の不確実性が消えれば、きっとタクシー会社の平均売価も上がるだろうと思います。利益が安定しているディフェンシブ銘柄の株価が(PERが)高くなるように。
完全自動運転の時代が来ればタクシーのコストってメチャクチャ下がるはず。ドライバーの人件費が消えれば、運賃は半額以下になるかもしれません。タクシーってややお高い交通手段です。特に都内は電車網が発達していることもあって、よほどのことがない限り(終電逃すとか)、タクシーは使わないかな。それが、いつか遠い将来、タクシーが日常の低コストな交通手段になる日が来るかもしれません。
が、まあそんな日が来るのはまだまだ遠い未来。運転手が必要な時代は当面続くはずで、運賃が大きく下がることはないはず。そこは諦めているけど、変動料金は早く変えて欲しいな。ボラティリティは嫌い。株式投資は将来の大きな儲けを期待できるから日々のボラティリティに耐えてもよいと思えるだけで、できることならなるべく避けたいもの。安定してるに越したことはない。