5月末のポートフォリオです。

現預金を除いた株式の銘柄別構成比。

今月はマクドナルド(MCD)に15万円、マイクロソフト(MSFT)に10万円投資しました。現時点でもまだ両銘柄の構成比は5%に達していないので、追加購入候補です。特にMCDはまだ3%なので。

他の追加投資候補はコカ・コーラ(KO)、エクソンモービル(XOM)、ウェルズファーゴ(WFC)、アボットラボラトリーズ(ABT)です。

特にまだ50万円強しか保有していないABTが一番欲しいのですが、如何せん株価が高すぎるように見えてなりません。コロナ検査キットを開発したこともあって、ヘルスケアセクターの他の銘柄よりも株価は強く年初来高値も更新しました。

ただ、アボットの診断部門は全体の4分の1に過ぎないし、その中のコロナ検査キットがどれほどを占めるのかよくわかりません。よりマージンが高いと思われる血管系のデバイスは、コロナによって一時的に需要が低迷しているはずです。

NewsPicksに掲載された聖路加国際病院院長のインタビュー記事を読んで改めて知りましたが、コロナ患者を受け入れたことで病院経営はむしろ悪化しています。その理由の一つに不要不急の手術の延期があります。血管の狭窄や脳血管の瘤が見つかったけど、すぐに梗塞を起こしたり瘤破裂しないと判断された患者さんのオペは延期されています。

詳しいことは知らいのだけど、そういった血管系の手技は診療報酬も多く病院経営的にはプラスなのでしょう。そういった高度なオペが減ると病院の損益は悪化します。そして、それらの手技に使われる医療デバイスを提供しているメーカーの収支も悪化します。

私は医療機器メーカーとしてメドトロニック(MDT)とアボットラボラトリーズ(ABT)に2社に投資しています。MDTは年初来▲13%、ABTは+7%です。実に20%ものリターン格差があります。コロナ禍が両社のビジネスに与える影響って、これほど差があるものだろうか?とちょっと疑問に感じています。

延期された手術はいずれ実施されるから、需要が消失したわけじゃありません。そういう意味ではMDTの株価が下がり過ぎと言えるのかもしれません。まあ、わからんな。すべて勝手な推測ですし。

そんなわけで、ABTを買うのはQ2(2020年6月期)決算を見てからでもいいかなあとか考えています。MDTのQ2決算が2020年7月期ですが、できればそれとも比較したいな。別に慌てる必要はないし。

そうなると今月は何を買おうかな。またMCDにしようかな。MCDとKOのセットでもいいかも。ちょっと怖いけどバリュー株のWFCやXOMに少し手を出すかもしれません。