アドバイスをもらう相手として適切かどうかわかりませんが、2人の離婚経験者(ともに女性、40代と50代)から円満な結婚生活を送る上でのアドバイスをもらいました。

雑談として適当に聞き流すつもりでした(失礼)、意外と心に残りました。

①夫婦と言えどもギブアンドテイクのバランスが大事
②「離婚」という単語は冗談でも出さないこと

人間関係はギブアンドテイクが基本

これはまさにその通りだと思います。言われるまでなく、常日頃から思っています。

無償の愛が成立するのは血の繋がった親子関係だけ。夫婦なんて元は赤の他人。お互い「この人と一緒になったら自分の人生にメリットがある」と判断して、婚姻届にサインするわけです。別に金銭的な意味ではなく(そこも重要だが)。

共働きなら家事を分担するのは当然。収入が多くて生活費を多く出してるから家事は免除という発想は止めた方がいいと思います。お金よりも時間の問題。時間という貴重なリソースをともに仕事に投じている以上、お互いフル勤務なら家事も平等に分担した方がいいというのが私の意見です。

そんな感じで、生活する上での労力がどちらか一方に偏らないように配慮することが大切だと思います。

とは言え、それをあまりに明示的にルール化しちゃうとなんか味気ない家庭になるので、暗黙の了解でお互い気を使ってます(笑)。ご飯作ってもらったから皿洗いはやろうとか。

ただ、夫婦はこのギブアンドテイクのバランスが一時的に大きく崩れても、すぐに縁を切らない関係だとは思っています。

よく「結婚生活は忍耐だ」なんて言われることがありますが、それは自分のギブが相手からのテイクより遥かに大きくなっても、我慢するという意味だと解釈しています。

とは言え限度はある。ギブアンドテイクのバランスが崩れた状態があまりに長期間続くと夫婦と言えども耐えられない時が来る。だから、相手に甘えてそのバランスを崩し過ぎないように気を付けなさい。

そんなアドバイスなのかなと感じました。

思考は現実化する

冗談でも離婚という単語を出さないこと。

このアドバイスはドキッとしました。というのも、私は付き合っている時に喧嘩すると「もう俺たち別れた方がいいんじゃね!!」的なことを言っちゃうことがままあったからです。

その言葉だけが原因ではないでしょうが、喧嘩のあと別れてしまったこともあります。

『思考は現実化』するという有名な本がありますね。読んだことないですが。言葉とは思考の結果なのだから、思考が現実化するなら、言葉は現実化するとも言えます。

なるほど、これは気を付けようと思いました。

言葉ってすごく大事です。ナイフで人を刺したら、「あの時はごめん、つい」と謝っても済まないです。言葉も一緒。言葉というナイフで人の心を傷付けたら、謝って済まないこともあります。傷の程度によりますが。

私は結構喧嘩しがちなので、このアドバイスは心に強く留めようと思いました。ぶつかってイラっとしても「離婚」という言葉は出さない。落ち着いて話し合う。