インターネット、スマホが普及したこの10年くらいの話でしょうか、インフルエンサーが一種の職業になったなと感じます。世間から注目を集めることができる人は、仮に商品を持ってなくとも広告収入だけでも結構な額を稼げます。

そういうインフルエンサーの人って顔出しして、時には本名まで公開しているケースもあるじゃないですか。YouTubeのゲーム実況って動画の性質的に顔出し不要ですけど、やっぱ顔出しした方が人気は出ますね。子どもたちから親しみを持たれやすいし、配信者としての本気度を視聴者も感じるからでしょうか。

そういう人、ほんっとに凄いなあって私は感心しちゃいます。私はそんな有名人になるのはできる限り避けたいですね。まあ、なれる器でもないから心配も不要ですが。

発信するコンテンツ、メッセージが面白かったり、(良い意味で)棘があったりするから影響力を持てると思うんですけど、そういう人にはどうしてもアンチが生まれるものです。意見の食い違いとか妬み僻みとか。多かれ少なかれ叩かれたりすることもあるでしょう。

そういうアンチは無視すればいいだけというご指摘はその通りなのですが、たとえ表面的に無視するとしても、実際は心は傷付きませんか。私のブログは有り難いことに変なコメントはほとんど来ないですが、200件に1件くらい悪口みたいなコメントきます。

そんなコメントは即消去してスルーしてますが、その日はちょっと暗い気持ちになります。200件に1件しか悪口コメントが来なくてもこのダメージなら、世のインフルエンサーが受けているアンチコメントを私が受けたらぶっ倒れると思います(笑)。

文章を書くこと、情報発信は好きだけど有名にはなりたくないですね。メンタル絹豆腐なので。

人は2度死ぬと言われます。肉体が滅びた時に最初の死が訪れ、そして人に忘れられた時に2度目の死が訪れると。家族など身近な人の記憶には残っていたいという願望は正直あります。が、世間に覚えられたいという願望は全くありません。世間的には肉体と同時に消失して全く問題ないです。

会社員でも出世して稼ごうと思ったら平よりは有名になるじゃないですか。あくまで社内だけとは言え。上場企業のCEOになんてなったら、下手したらウィキペディアが1ページ作られますよ。

どういう稼ぎ方にせよ人より多く稼ごうと思うと、ある程度は顔を多く出さなくてはいけない面があります。そうすると必然、社会からの注目度も上がり、謂れのないことを言われる機会も増えます。

その点、株式投資は最高最強である。どれだけ運用額が増えて年間配当が300万円とか500万円になっても、世間に知られることはまずない。人知れずお金持ちになりたい私みたいなタイプの人間にとって、株式収入はあらゆる収入源の中で最高峰の位置付けです。