理想の家計として私がいつもイメージするのがかけ流し温泉です。

かけ流し温泉は、新鮮な源泉が絶え間なく注がれて常に浴槽が溢れている状態です。お湯は浴槽の外に排出されますが、同時に源泉が注がれるのでお湯は満杯の状態が維持されています。

家計もこれが理想です。

給料や配当などで常に新しいお金を流し込みつつ、楽しく人生を送るために必要なお金はきちんと使う。窮屈に感じるような過度な節約はせずに使う時は使って、でも出ていくお金を補って余りあるニューマネーを注ぎ続ける。

循環が大切です。同じ場所にずっと滞留していると腐敗してしまうのはお金も水と一緒だと感じます。

お湯を循環させながらも、浴槽の湯量はいつも満杯。ここも重要。

家計にとっての湯量とは金融資産額のことですが、いくらなら満杯という基準は特にありません。自分が「これくらい資産があれば浴槽は満杯だな」と感じることができればいいだけです。心の会計、自己満の世界です。

循環させながらも、お湯は常に満杯で溢れている状態にしておきたいです。