ニューヨークのヘッジファンド運用マネージャー堀古英司さんが、およそ4カ月ぶりにブログを更新されていました!
堀古さんの『リスクを取らないリスク』という書籍には大変感銘を受け、それを読んでから「株式投資で長期的な財産形成をがんばろう」という思いが一層強くなりました。以来、堀古さんのブログはウォッチしています。本業がお忙しく更新は超レアなので、日曜の朝からテンション上がりましたw。
さて、堀古さんはたとえ秋以降にコロナ第2波が到来したとしても、3月後半の底値を下回る可能性は限りなくゼロに近いとおっしゃっています。
今はウイルス学的なコロナの正体も明らかになり、治療薬やワクチンの開発も国家レベルで進んでいます。マーケットが毛嫌いする不透明感は幾分払拭されています。また、2兆ドルを超える財政政策が経済を下支えしています。これらの条件を考慮すると、3月後半の底値を下回る可能性は極めて低いだろうとのこと。
あとは為替の動向、大統領選についても言及しています。やや長文ではありますが、とても勉強になるのでよかったら目を通してみてください。
Hiroさんの記事でモーサテでおなじみの堀古さんが本も出版されていることを知り、早速読んでみたのですが、非常に質の高い一冊だと思いました。
人間の怠惰でリスクに敏感であるという本質を踏まえてインセンティブを付与したのが資本主義という仕組みであり、その仕組みの下で積極的にリスクテイクすることの必要性がよくわかります。
株主の存在意義が的確に言語化されていて、とても勉強になりました。
優秀な起業家、経営者、従業員がスポットライトを浴びることはよくありますが、資本家はいつも舞台裏にいる地味な存在です。
だからこそ儲かるとも言えます。
資本主義経済は必ず誰かがリスクの担い手にならないといけない仕組みで、自分がどこでどの程度のリスクを担うか判断が必要ですね。
こんばんは。HIROさんが紹介されて気になりさっそくKindle購入し読みました。少し古い本なのですが、今でも役に立つ知識が満載でめっちゃ良本ですね~(^-^)
特に下記一文は痺れました。日本が米国と比較し貧しくなってしまった理由が分かりました。
“ 何かを実行に移そうと思えば、必ず想定されるリスクが付きまといます。重要なことは、リスクを想定することもそうですが、それを実行に移さなかったときに何が起こるかというリスクも想定することです。実行したときのリスク、実行しなかったときのリスクの両方を分析し、最終的にどちらの選択肢を選ぶべきか判断を下さなければなりません。”
ありがとうございました!
こんにちは。
株主は経済の裏方ですが、重要な役割を担っています。
リーマンショックの時など資本市場から資金が干上がっているときにリスク資本を持つことは社会的に価値あることです。
株式投資が長期的に儲かるのは、社会的に正しいこと(世の中に必要とされていること)をしているからです。
そう自信を持って儲けていいんだと教えて頂きました。
自分が取るリスクをコントロールするという視点も大切ですよね。