先日、「シャンプーは業務用の物を買って節約してます」という読者さんのコメントを見て驚きました。食料品を業務用スーパーでまとめ買いして節約するというのは聞いたことありますが、シャンプーでそれをするのは初耳でした。さすが投資家。投資は余剰資金あってこそなので、投資の種銭を貯めるべく節約上手な方も多いと思います。
私も節約熱に燃えていた時期がありました。25歳くらいの頃。安かろう悪かろうの会社の独身寮に一時的に引っ越して家賃は1万5千円(水道光熱費込み)。週末におにぎりをまとめて作って冷凍し、翌週の平日の朝食代を節約。ブリタの浄水ポッドでろ過した水を水筒に入れて持参し、仕事中の飲料水代を節約。自販機で100円のお茶を買うなんて言語道断。夕食を自炊する気力とスキルはなかったですが、タイムセール中の安いお総菜とサトウのごはんで1食500円以内に抑えていました。あと、節約ではないですが、たくさん残業してお金を稼いでいましたw。
今考えると信じられない生活ですが、それでたくさん株を買えると思えば苦痛ではなかったです。まだ投資本を読むのが楽しくて楽しくて仕方なかった頃です。
今はそんな節制生活はしてません。朝出社したらオフィスの自販機で500mlのお茶を買うのが日課です。100円します。スーパーで2リットル130円くらいで買えることを考えれば超割高ですが、そんなの気にしてたら何も買えなくなります。欲しいから買うだけ。100円程度でコスパとか考えてもしゃーない。自宅で水筒にお茶や水を入れて持っていくのは面倒くさいし。特に水筒を洗うのが面倒。そんなことするくらいなら、お金で解決してしまった方がいい。
昼食後には缶コーヒー(ブラック)をやはり自販機で買っています。昔はネスレのゴールドブレンドを入れてたけど、今では自分でお湯を注ぐ作業すら面倒に思うようになりました。あと、やっぱ仕事終わりにコップを洗うのが面倒やね。
私、極度の面倒くさがりなんです。そういう性格なんです。面倒なことを金で解決できるなら金を払う。金額によるけど。節約時代は例外的な位置づけです。我ながらよくやれたなってホント思います。
自宅近くのコンビニでアイスやお菓子を買うことが多いです。よくハーゲンダッツを買いますが、コンビニでは1個300円、薬局では200円です。結構違いますね。でも自宅から歩いて30秒で行けるコンビニで買うことが多いです。わざわざチャリで薬局まで行くのが面倒。そんなことするくらいなら、100円割高でもコンビニで買います。まあ10個まとめ買いするなら薬局行くと思いますけどね。所詮チャリで2分くらいだし。
日常生活の細かい節約は嫌い。少しでも安い価格を求めて複数のスーパーをはしごするとかあり得ないです。株式投資で蓄財を続けて経済的な安定を得て一番良かったことは、細かい節約をどうでもいいと思えるようになったことです。ストレスはだいぶ減りました。100円、200円節約したところで重要性が低いと思えます。「塵も積もれば山となる」と言われますが、100円節約を365日続けても36,500円です。大きいけど、小さい・・。労力に見合わない。
あとポイントカードも面倒。たくさんのカードを財布に入れてポイント集めても、1カ月で数百円とか千円くらいの還元にしかなりません。ポイントをデジタル管理するならまだマシですが、スタンプとかを物理的なカードに押すのは嫌い。頻繁に行く店でもそういうカードは持たない方針です。今はほとんどポイント集めてません。クレジットカードのポイントくらいです。
80:20の法則って家計にも当てはまると思います。家、車、保険、あとは通信費かな。この辺の高額な固定費を合理的に抑えることができたら、それ以外の日常生活での変動費は神経質にならず好きに使いたい。そういう金銭感覚ですね、私は。あんまサラリーマン投資家っぽくないです。『となりの億万長者』にはあまり憧れませんね。
通信とかはどうしてるんですか?
私は格安SIM + 光回線セット割り を利用して、安く済ませるようにしています。
スマホはUQモバイルです。
それとは別にWiMAXのホームルーターを契約しています。
今後、通信費はもっと高くなるかもしれません。
ここは聖域にしなくてもいいかなと最近思ってきました。
薔薇の艦隊
https://rosefleet.net/
のドルチェです。
興味深いですね。
80:20の法則、確か、別名「パレートの法則」でしたか?
残り20のために、多大なコストをかけない。
ここでいうコストは、「お金」もそうだと思いますが、
「時間」を消費することによる「機会損失」が最も大きいと思います。
80ができたら、次の案件に移り、そこでも80を目指す。
その繰り返しで全体のパフォーマンスの最大化を狙う。
ツボを押さえた賢いやり方ですよね。
それから、家計簿もほどほどにしないと、家計簿に管理された生活になる。
どちらが主人なのかわからなくなります。
今は、スマホアプリで比較的楽に家計簿管理できる時代になりましたが、
基本は紙ベースと同じで、
あくまで判断主体は自分であることを肝に銘じたいと思います。
私の場合、生来の「面倒くさがり」もあるのですが、
多少高くても、すぐに解決できるほうを優先します。
安いほうを選んで、「歩留まり」が悪くなるのが、一番嫌です。
「ストレスは万病のもと」と信じていますので、
将来の医療コストを天秤にかければ、
「楽ちん」を追い求めるのが、最善の策かな。
頑張りすぎる美徳は、平成の時代で終わりました。
「頑張るよりも、賢く」それが令和の時代ですね。
こんばんは。
時間とお金、どちらを優先させるか人それぞれですね。
そんな数百円のためにそこまでやるか!って思う時もありますが、経済事情は違いますし、節約自体に満足感を覚える人もいますから何が正解はないとは思っています。
私とドルチェさんはその辺の価値観が似ているのかもしれません。
私も快適や時間効率のためにはお金を使うタイプです。
もちろん金額次第ではあります。
たとえば、私が積極的に使えないのがタクシーです。
さっさとタクシーで帰った方がバスを待つよりかなり時間が浮く時がありますが、タクシー代を余裕綽々で払えるほどにはまだなってません。
落合陽一さんは常に移動はタクシーとおっしゃっていて、さすがだなあと思いました。
自動運転技術が発達して無人化タクシーでコストが削減される時代が待ち遠しいですw。