以下、私の保有銘柄です。

この中で今のところ一番儲かっているのは中央に座しているアップル(AAPL)。

2018年末、中国不振をきっかけに株価が急落した際に100万円弱を投資しました。以下の黒丸のあたりですね。

PERは11倍前後だったと記憶しています。現在のアップルの時価は330万円ほど。

2年ちょっとで3倍強。こんなに上がるとは思いませんでした。

次に儲かっている銘柄が資産運用大手のブラックロック(BLK)。こちらも株価が暴落していた2018年後半に買いました。以下の黒丸あたりです。

この2つの投資は個人的には大成功の部類に入ります。私は比較的保守的な大型株しか買わないので、テンバガーなんて先ず無理です。2年でダブル、トリプルバガーになれば大成功なのです。

でも、はっきり言ってこれは実力ではなく運に恵まれただけです。

アップル、ブラックロックともに財務データはしっかりチェックしていました。どちらも将来有望な優良企業だと判断してはいましたが、今思うと、マーケットがあれだけ売り込んでいる中で買うのはリスキーでした。

当時は逆張り派でした。株価が下がる=割安、という発想で下げ局面でガンガン買う性格でした。

AAPLとBLKはそれで成功しましたが、今はポートフォリオに無きIBMやSLBなどでは、逆張り投資で討ち死にしました。

今はだいぶ性格が変わりまして、株価が大きく下げている局面でマーケットに逆らって投資することが段々とできなくなってきました。昔は無知だったんですね、きっと。

今年、新たに買った銘柄はホームデポ(HD)、ロウズ(LOW)、スターバックス(SBUX)、コムキャスト(CMCSA)、テキサス・インスツルメンツ(TXN)ですが、これらの買いのタイミングはAAPL、BLKのそれとは対照的です。株価が上がっている局面で買いました。

スターバックスを買ったのは以下の黒丸。

コムキャストは以下の黒丸。

ともに史上最高値圏にあるタイミングで買いました。特にスターバックスの予想PERは30倍近くあり、とても割安と言えるバリュエーションではありません。

アップルの株価が2年で3倍になったのは、PERが10倍から30倍に上昇したからです。

それと同じことがスタバ株で起こることはあり得ない。PERが30倍から3倍の90倍になったらそりゃバブルです。もしそんなこと起こったらありがたく利確しますけどねw。

HD、LOW、TXNも似たような感じです。

1、2年で株価が2倍3倍になることは期待してません。10年で配当込みで2倍3倍になれば嬉しいなあという心境です。それでもこの低金利時代に十分なリターンと言えます。欲を言えば2倍じゃちょっと物足りないけど。

マーケットが売りを浴びせているタイミングでも買いに向かえるのは、プロクター&ギャンブルとかジョンソンエンドジョンソンといった超ディフェンシブ株だけかな。それ以外は基本、落ちてるナイフを掴む投資はしないつもりです。

なんか年を経るごとにどんどん慎重、保守的になってきた気がしますな。そんなもんでしょうか。実際に身銭を切って投資をしていく中で考えは変わっていきますね。