今週末からまた暑い日が戻ってくるらしいです。今年は猛暑でしんどいですね~。もうひと踏ん張りですかねー。夏は苦手。外の暑さも辛いけど、お店の中の強い冷房環境も苦手でして・・。スタバも店舗によっては冷房効きすぎなんよね~。(←贅沢者)
8月も後半ということで、今月の追加投資をやっちゃいました。7月度は忙しさにカマかけて、投資を失念していたので今月は早めにやっておきます。
歯磨き粉シェア世界No.1で家庭用品大手のコルゲート・パルモリーブ(CL)に約32万円投資しました。新規銘柄です。新しい仲間がポートフォリオに加わりました!
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久々の外貨決済です。
私にとって外貨決済=配当再投資という意味合いがあります。米国株の配当金はドル建てで入金されますが、それを円転せずにドル口座で持ち続けているからです。
「配当は再投資するだけじゃなくって、人生を楽しむために消費に使おう!」とか記事で書いたことあるし、実際にそういう心持ちでいますが、実際にドル建ての配当をわざわざ円転はしてません。気持ちとして、マインドとして、節約精神は忘れてなるべくお金を使おうと思っているだけです。気持ちの問題です。
この前サクッと計算したんですが、今の私のポートフォリオの年間配当は約83万円(税前)です。税後でも60万円は残ります。今年は1回当たりの投資額の目安を30万円としているので、2回は配当再投資を発動できる計算です。
今年2月にペプシコ(PEP)に20万円ほど投資したのですが、その時に実は外貨決済にしてました。なんで、今回のCLで2回目の外貨決済(=配当再投資)です。今回の取引によって、ドル口座はすっからかんです。。
ということで、なんやかんやで配当はきっちり再投資しております。
今回、コルゲート・パルモリーブを選んだのは日用品・家庭用品メーカーをポートフォリオに加えたいと思ったからです。フィリップモリス(PM)、アルトリアグループ(MO)、コカ・コーラ(KO)、ペプシコ(PEP)、ゼネラルミルズ(GIS)と保有する生活必需品セクター銘柄は、飲食とタバコだけです。
そこで、日用品も加えたいと思いコルゲートに白羽の矢が立ちました。
日用品と言えばプロクター&ギャンブル(PG)とユニリーバ(UL)が最大手ですが、今回敢えてコルゲートにしたのは、得意とする歯磨き粉の市場は新興国を中心にまだまだ伸びるだろうと思ったからです。歯磨き粉が無くなることはないと思います。50年後も、世界中の人々が、ゴシゴシと朝晩歯磨きをしている姿が想像できます。
ちなみに、少し前に仕事でインドに行ったのですが、そこのホテル(高級ホテルですが)のアメニティはコルゲートでした。
連続増配50年超で、キャッシュフローはとても安定しています。多少買値をミスっていても、長期で持てばリターンは得られると自信を持って保有できます。長期投資向きの安定ディフェンシブ株です。
現在の配当利回りは2.5%(2018年8月25日)。私にとってギリギリ許容範囲内です。メドトロニックに次いで、2番目に利回りの低い銘柄となりました。まあ一応、2.5%という利回りでも過去平均と比べればやや高いくらいです。そういう配当利回り推移も見たうえで、今回投資に踏み切った次第です。
が、予想PERは20倍ほどあり割安感は全くありません。優良株なので、成長力の割に値段が高いのは仕方ないと思っています。
(関連記事)
【CL銘柄分析】コルゲート・パルモリーブは歯磨き粉で有名な連続増配50年超のディフェンシブ銘柄
はじめまして。
いつも勉強させていただいてます。
配当再投資の為替差益について、最近悩んでおりコメントさせていただきます。
外貨決済の場合、ドルの平均取得レートより円安なら購入時に為替差益が生じるため確定申告が必要だと思います。
面倒なので回避するには
①配当を受取日と同日に外貨MMFを購入
②外貨決済する日に外貨MMFを売却し、外貨決済する
ことで為替差益は生じない。
と別のサイトでありました。
ただ配当の電子書面は入金される一週間ほど前の、確定日の為替で計算してあります。
そうすると同日に購入する(同じ為替が適用される)ということはできないので、円安傾向のときに再投資すると必ず確定申告が必要なんだなと思っているところです。
Hiroさんは為替差益に関して手間が減るような対策をされてますか?
長くなりましたが、ご意見いただければ助かります。
はじめまして。
いつもありがとうございます。
外貨決済の為替差損益の件、昔は知りませんでした。
どこの記事か忘れたのですが、読者さんがコメントで教えてくれて「え~、ここで税金発生するんだ」と驚いた記憶があります。
外貨MMFの件ですが、2016年の税制変更で今では外貨預金と同じく課税されるはずです。申告分離課税です。
>Hiroさんは為替差益に関して手間が減るような対策をされてますか?
はい、対策というほどではありませんが、ドル資金が貯まったらなるべく早めに再投資して為替差損益を最小限に抑えています。
今回の取引でドル口座の残高はほぼゼロですし、実際に為替差損益はほぼ発生していないはずです。
1回あたりの投資額は30万円を目安にしているので、約3000ドル貯まれば再投資しています。
ドルからの投資の場合は2000ドルくらい貯まったら、早めに投資しちゃってもいいかな~と思う時もあります。
実際に今年の2月にペプシコに投資した際は、2000ドル貯まった時点で再投資しました。
理想は、今後運用額が増えて四半期毎の配当が3000ドルくらいまで増えることです。
そうなれば、yuusukeさんがおっしゃる通り即座に再投資できます。これが税務問題を回避できる一番の方法ですかね。
あとは「あ~配当再投資やっているー」という感覚を持てて満足感に浸れそうですw。
以上です。
テクニカルな裏技は知らず、なるべく早めにドルを手放すくらいしか考えていないというのが答えになります。
よろしくお願いします。
ご回答ありがとうございます。
配当再投資やってるーって感覚は気持ち良さそうですね笑
私は投資額が小さいので、なかなか味わえないですが、Hiroさんみたいになれるように頑張ります。
いいえ、どういたしまして。
ここで申告分離課税が必要とは昔は知らなかったです。
でもこの課税制度のおかげでなるべく早めに配当は再投資しようとなっています。
と、ポジティブに捉えております。
ちょっとまってください。
ドルで配当金が出たら、特定口座ならその時のレートで配当課税されて終わりではないですか?
配当金を米株に再投資したら、特定口座なら、便宜的に購入時のレートで平均取得額、売却時のレートで譲渡価額が決定し税額が計算されませんか?
では配当金を円転したら?
おそらくドル→円の片道取引なので損益は発生しません。
円→ドル→円のような往復取引がないと損益は発生しないのです。ここは確信がないので税の専門家に聞いてください。古い情報かもしれません。
Neoさん、いつもお世話様です。
ですよね、ドルで配当金を受け取った時の配当課税で終了だと思いますよね。
それがどうやら違うんです。
ドル預金→米国株という流れは、通貨としてはドル→ドルであり、ここで為替差損益が発生する余地はないように思います。
しかし、、ここで(無理矢理)為替差損益を認識しなさい、というのが国税の解釈です。
具体的な国税の回答が以下です。お時間あればご覧ください。
https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/shotoku/02/43.htm
外貨MMFを例にしていますが、外国株でも同じ論理になるはずです。
個人的には、ここで課税されるのはあまり納得感ありません。
Hiroさん
外貨建ての株や投信の取引の際、便宜上その時の為替レートで日本円で取引額を認識するというのはいたしかたないですし、特定口座では簡単で便利です。
国税QAのケースは、外貨預金をした時点で円→ドルの取得額を認識し、ドル→外貨MMF取引時点でその時のレートで為替損益を認識する。これもいたしかたないです。
しかしドルで入ってきた配当金はスタートがドルですから、為替差損益はありません。これで米株を買えば、その時のレートで株の取得額が決まるだけです。
なお、米株を売ってドルが入ってきたら、便宜上その時のレートで譲渡価額が決まり。そのドルを寝かしておいて、いつかまた米株を買ったら便宜上その時のレートで株の取得額が決まります。
寝かしておいたドルに対して為替差損益はありません。
ではドルで入ってきた配当金を寝かしておいて将来またドル資産を買わずに円転したらどうなるのか?
米株を売却して入ってきたドルを寝かしておいて将来またドル資産を買わずに円転したらどうなるのか?
片道取引には為替差損益は発生しないと思うのですが。
実際のところ長期投資家がドルを円転することはあまりなさそうですが。
この問題、時間のあるときにでも考えてみてください。難しい問題なので寝かせておいてよいです。
特定口座源泉徴収ありなら簡単でよいです。
それで処理できないようなことがあったら、個々の投資家が一貫した会計方針で税務申告し認められれば済むことなのかもしれません。
Neoさん
なるほど、ドルで入金された配当は為替差損益は関係ないのですね。
特定口座で取引している限り、自分で申告納付は不要ということですね。
>ドルで入ってきた配当金を寝かしておいて将来またドル資産を買わずに円転したらどうなるのか?
あ、片道取引ってそういうことか~、ようやく理解しました。
米株の配当金って、源泉は米国企業の利益ですものね。
円→ドル→円じゃなくって、ドル→円ということか。
私の感覚としては、それも為替差損益です(法的なことはわかりません)。
ドル建ての金融資産を持っているなら、それを末日のレートで円貨に換算して、ドル取得時との差額を為替差損益で認識します。
少なくとも企業会計ではこうなります。
その会計上の為替差損益が原則として、法人税所得を構成して課税対象となります。
ただ、個人はわかりません。
さすがに円転しなくとも課税ということはないと思いますが。
アドバイス通り、寝かせておきます。
ありがとうございます。勉強になりました!
ところで、先日Neoさんに教えて頂いたTTMの件、ブログの記事にさせて下さい。
ググってもほとんど出てこなかったので、一つくらい記事を書いておくニーズはありそうだと思いまして。
TTMで数字を見るという発想はうちの経理部にはないです。前職の監査法人でもなかったです。
機関投資家などは結構そういう目線で分析とかしているのかもしれません。