同僚や上司、読者さんから「この本面白いからオススメだよ」って言われたら、小説以外ならだいたい即買いします。最近kindle癖が抜けてしまって書店で買うことが多いです。
大きな本屋によく行きますが、陳列されている書籍の数は膨大です。平積みされている本だけでもかなり冊数です。色々と読みたい本があるのですが、すべて買うわけにはいかないです。お金というより時間の問題で。なので、本を推薦してもらうのは非常にありがたいです。選択肢が多すぎるとあれもこれもと目移りしてしまいます。
もちろん、紹介されたすべての本が自分に合うわけではありません。食べ物の好き嫌いと一緒で、本の好き嫌いも人それぞれですから。でもだからって別に損したとは思いません。合わないなあと思ったら、途中で読むの止めるので時間はそこまで無駄にならないし。お金は本1冊なら別にそんな高いわけじゃないし。
ただ、紹介してもらった本は大抵面白い。勝率は7割近いかな。適当に自分の感覚で本をチョイスしたら多分もっと勝率は低いだろうと思います。
それもそのはずで、当人は本当にオススメだと思って紹介しているからです。そこまでオススメじゃないなあと心の中で思っているけど、事業主からの依頼で紹介せざるを得ない時もあります。これはネット上の話、アフィリエイトの話ですけどね。
これまで出版社さんから無料で投資本を頂く機会が何度かあったのですが、なぜそんなご厚意に預かれるのか。それは「無料で本をプレゼントする代わりにブログで宣伝してもらいたい」という意図があってのことでしょう。販促のためです。その書籍の原価相当は出版社のPLで販促費として処理されているはず。そりゃ当然。ギブアンドテイクが基本ですからね。その意図をわかっておきながら全くブログで触れていないと、その後書籍は全く届かなくなりました(笑)。
そういう販促目的が裏にあって紹介されている書籍は、本当に読む価値があるかはどうかは微妙。その辺を見抜くのはネットリテラシーというか自己責任ですね、投資と一緒で。
私は自分で読んでみて「これはかなりの良書だ!」と思った本しかブログで取り上げていませんが、別にビジネス目的で記事を書くのは嫌だ!という変な正義感があるわけじゃないです。ただ面倒なのよね。大してお勧めしたくない商品の紹介記事を書くのってやる気が起きないです。記事に情熱が入らない。ただそれだけ。アフィリエイトが嫌いとか別に思ってません。アフィリエイトはマーケティング力とコピーライティング力が求められる高度なビジネスです。ブログでマネタイズしたいなら、アドセンス広告よりもアフィリエイトに力を入れた方がいいと思います。この分野は勉強し出すとかなり奥が深くて面白いですよ。自分の書いたコピーで人の購買意欲を掻き立てて、そして購入ボタンをクリックさせるというのは達成感ありますよね。ライティングというより人間心理を学ぶことになります。あと、ストーリーテリングが凄く重要です。難しいけど。。
一方で、ビジネス的な利害関係が全くない方がわざわざ紹介してくれるのは、本当に面白いからに決まってます。単純に知識を共有したいという思いからの行動のはず。だから、即買いする。それが自分に合わない時もたまにあるけど、それは気にしません。勝率は高いとわかっているんだから、買うか買わないか迷うのは時間の無駄だと思っています。
先日読者さんご紹介頂いた『サブスクリプション』は案の定とても面白かったです。「サブスクリプション=定額制」という支払方法の問題としか捉えてなかったですが、本質は別にありました。著者ティエン・ツォ氏が思い描いている未来社会は『サピエンス全史』、『ホモ・デウス』の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏のそれと同じだと感じました。
マスターの教えという本はオススメですよ。セレンディピティの古典ですね。
しかし、奥深い本なので一回目は読んでも意味不明だと思いますw
1929年出版ですか!
これは教えてもらわないと一生買わないですねw。
アマゾンでポチります。
ありがとうございます。
おはようございます。
『サブスクリプション』お読みになられたのですね。早い!
想像以上に興味深く読んで頂けたようで、何となく挙げたものでもお役に立てたようで驚いています。
会計の知識が豊富な方が、この本からは深い洞察が得られるかと推察します。
Hiroさんのお仕事や投資に有益な影響があったのであれば幸いです^^
こんばんは。
昨日は有休だったこともあり、楽しく一気読みしました。
肝心のファイナンスのところがいまいち腑に落ちなかったのでw、もう一度読んでみようと思います。
偶然ですが、最近読んだ『サピエンス全史』と『ホモ・デウス』のメッセージと似ていて驚きました。
『ホモ・デウス』はアルゴリズムが人間を支配するとかなり強気の物良いでしたが、要はすべてのビジネスにおいてデータがキーになるということだと解釈しました。
『サブスクリプション』ではこれを製品販売を顧客サービスに昇華する機会となり得ると、別の側面から語っていて非常に面白かったです。
おかげさまで良い休日を過ごせました。
ありがとうございます。
こんばんは!
投資ブログでもブロガーさんが掲載されている時に紹介しているケースもありますが、紹介しないと届かないものなんですね。
内情が知れて、ちょっとそのオチは面白かったです。
こんにちは。
「せっかく頂いたんだから、ちゃんと紹介記事を書かねば・・」と思うものの忙しさにかまけて先延ばしにしてしまい、そのまま忘れちゃうというパターンが多いです。
個人ブログは好き放題やれるのが好きなところです。
買いてて楽しくない記事はどうしても手が付かないです。まあ、それは所詮このブログが趣味だからですね。仕事なら「楽しくないから嫌」なんて言い訳できませんから。
いつも楽しく拝見させて頂いております。
『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』cis〈しす・個人投資家〉という本が、
面白いですよ。
シーゲル流やボーグルなどの投資方法とは正反対のトレーダー投資家の方なのですが、
なぜだか根柢の部分で通じるものを感じました。
うまく表現できなくてすみません。
投資手法を真似できるとは到底思いませんが、
対極の考え方を学ぶという意味ではとても勉強になりました。
おすすめです。
ぜひ購入して読んでみます。
書店で並んでいるのを見かけた記憶がありますが、あまり自分の投資法とマッチしないと思って敬遠しておりました。
が、だからこそ試しに読んでみて、自分と異なる価値観、投資観と取り入れてみると面白いですよね。
こういうきっかけでもないと、どうしても自分の好みで本を選んでしまいがちなので、ぜひ手に取ってみます。
3連休ありますし。
「根底の部分で通じる」とおっしゃっている点が気になります。
ご紹介ありがとうございます。楽しみです。
ありがとうございます。
多分、「その人によっては毒にも薬にもなる」劇薬本だと思います。(笑)
小生は、Hiroさんにご紹介頂いた『ざっくり分かるファイナンス』を拝読させて頂きました。
正直、ファイナンス初心者には50%ぐらいの理解でした。
割引現在価値などはインデックス投資関連の勉強をしていれば問題ないのですが、
WACCなどはまだちょっと理解しきれてないので、もう一度読み返したいと思っています。
ご紹介して頂きありがとうございました。
劇薬本いいですね!笑
3連休の楽しみをありがとうございます。
私にとって劇薬本はシーゲル先生の赤本緑本と、あとマルクス資本論の解説書でした。
給料は労働力の再生産コストである、という資本主義のルールを知った時、頑張ってサラリーマンとして上り詰める意義を完全に失いました。まさに劇薬。
学校教育では教えてもらえない知識を授けてくれるのは本だけですね。
「ざっくりわかるファイナンス」もそれなりに専門的ですから、最初読んで50%も理解できれば十分だと思います!
数字の世界は抽象的で味気ないのが悪いところです。
でもだからこそ、そこを乗り越えて理解できると強みになると思います。
本では無いですが、私の投資の師匠にあたる木下さんという、日本のバリュー投資家の間では、知る人ぞ知る投資家の方が最近YouTuberデビューされたのでおススメします。まさかの顔出しでびっくりしましたが、なかなか出会えない貴重な動画だと思いますよ 笑
https://www.youtube.com/watch?v=NHhb9zdgyj8
へー、初めて知りました!
いつもご紹介ありがとうございます。
動画30分あるのか、ちょっと今から見れないので(現在深夜1時過ぎ)隙間時間に聞いてみます。
コメント欄の評価も高いですね。