明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。2020年最初の記事は毎度やってるバランスシート家計管理です。

家計簿(PL)は毎日記帳するのが性格的に難しかったので、年4回バランスシート(BS)を作って家計管理をしています。3か月前のBSと比較して資産、負債、そしてその差額たる純資産がどう推移しているかチェックします。

9月→12月 3ヵ月間の成果

では、9月末と12月末のBSを並べます。

資産:+334万円
負債:+25万円
純資産:+309万円

純資産はこの3ヵ月で300万円以上増えました。ただし、相場が好調だったので株価値上がりで純資産が増えただけで、家計はマイナスだった可能性もあります。そこで、純資産+309万円を以下の3つにブレークダウンします。

株式評価損益:+173万円
配当:+21万円
家計損益:+115万円

株価上昇で173万円(税金負債控除後)の純資産アップの効果がありました。配当も四半期で21万円(手取り)となかなかの額。結果として家計損益は+115万円という結果になりました。

これはつまり、この3か月間の給料から生活費を差し引いた金額が115万円だったということです。頑張っているように見えますが、思ったより収支は悪いなあという感想です。冬の賞与があった四半期ですから、もうちょっとプラス幅は大きいかなと予想していました。まあ、旅行などで出費も多かったからこんなもんかな。

BS管理の欠点ですが、細かい支出明細を把握してないので+115万円の内訳が明確にはわかりません。それを承知で簡便的に家計管理しています。少し納得できない点もありますが、別にこれ以上の追求はいいかなあと思っています。ざっくり管理しています。

ちなみにBSにある「退職給付」というのは仮にいま退職したなら貰えるであろう退職金の額です。確度の高い労働債権として資産計上すべきと判断しています。なお、企業側は退職給付引当金として負債計上しています。

退職給付債権込みとはいえ、総資産は節目の3千万円を超えました。俗にいう「アッパーマス層」です。30代のうちに「準富裕層(金融資産5千万円以上)」は到達したいなと思っています。相場次第なところもありますが。

2018年末→2019年末 1年間の成果

いつもは3ヵ月前のBSと比較して終了ですが、年末だけは1年前のBSとの比較も実施しています。この1年でバランスシートがどう変わったか総括するためです。では、2018年12月末と2019年12月末のBSを並べます。

資産:+750万円
負債:+22万円
純資産:+728万円

この1年で総資産は750万円も増えました。が、2018年末はご存知の通り相場が大荒れで株価が大きく下がっていました。株式評価損益だけで300万円以上の資産押し上げ効果がありました。また、配当も90万円弱ありました。両者(キャピタルゲイン、インカムゲイン)合わせて400万円近い利益なので、家計損益は+300万円前後ですね。まあまあこんなもんかなって感じです。

昨年2019年は好調な相場に助けられた1年でした。結果論ですがマーケットに居続けて良かったです。モメンタムを考えると今年も相場は上げ続けそうな予感がしますが、バリュエーション的には限界に近いと感じています。

まあ相場はコントロールできません。自分で管理可能な部分だけをきちんと管理していきます。使うところは惜しみなく使う。無駄なお金は使わない。メリハリを大切に。