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バンガード高配当ETFの[VYM]は長期投資にふさわしい黄金銘柄のオールスター!

      2016/10/03

世の中には無配の企業も多く存在します。

メジャーな米国企業で言うと、フェイスブックやアマゾンなど。

米国では会社は株主のものという意識が強く、株主に利益をもたらさない企業は強く糾弾され経営者は株主から圧力をかけられます。

では、なぜフェイスブックやアマゾンは無配でも株主から許されているのか?

それは、配当金になんて回さなくていいから稼いだキャッシュは全額事業投資に回してよいと株主が認めていて、経営者も株主に配当として還元するよりも事業に再投資した方が株主価値向上に貢献できると考えているからです。

株主の要求リターン(資本コスト)が10%だとして、事業投資の予想利回りが20%だとしたら、そのような高利回りで再投資できるのであれば、無配の経済合理性は成立します。

しかしながら、数年間だけならまだしも、そのような高利回りの事業再投資を長期的に継続するのは困難なのです。

多くの企業は株主のお金を再投資しておきながら、思った通りに収益を上げることができず、結局株主のお金を無駄にして株主価値を棄損させてしまうのです。

もちろん経営者も株主利益のために賢明に経営して再投資したわけですが、所詮自分のお金ではなく他人(株主)のお金に過ぎないという考えもあることは否定できません。

経営者と株主の利害対立(エージェンシー問題)は長期投資家にとって、避けられない課題です。

株主のお金が無配、低配当のまま30年超も株主価値向上のために使われ続けると期待するのは考えが甘すぎるのです。

長期投資になればなるほど、多額の再投資が不要な成熟大企業に投資すべきです。

配当金は株主価値向上のために経営をしてきました、という経営陣から株主へのメッセージです。
現ナマほど強いメッセージはありません。

長期投資家はなるべく高配当の銘柄に投資して、配当再投資を続けることが大切。

そんな高配当な企業を自動で選別して複数の銘柄に投資できる便利なツールがETF。

配当に着目するETFは数多くありますが、特におすすめしたいETFが、
バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)

今回は、このVYMはどんなETFなのかご紹介します。

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  VYMの詳細情報

概要

配当利回りが市場平均を上回る米国の大型株で構成される指数である、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスに連動しています。

設定日は2006年11月。

 

投資国

米国企業のみ

 

経費率

0.09%

長期投資の最大の敵は手数料。

株式のリターンは変動がありますが、毎年の経費は確実に投資家のリターンを悪化させます。

当然ですが、経費率は低い方が好ましい。

VYMの経費率はなんと0.09%と破格の低コスト!

高配当ETFの中で最安です。

1,000万円VYMを保有していても、年間経費は僅か9千円です。

 

組入銘柄数

427銘柄

非常に多くの銘柄に分散されており、安心して投資できます。

 

上位構成銘柄

VYMの上位構成銘柄は以下の通りです。

ティッカー 銘柄名 構成比
MSFT マイクロソフト 4.46%
XOM エクソン・モービル 4.44%
JNJ ジョンソンエンドジョンソン 3.81%
GE ゼネラルエレクトリック 3.34%
T AT&T 3.05%
WFC ウェルズファーゴ 2.74%
JPM JP・モルガン・チェース 2.62%
VZ ベライゾン・コミュニケーションズ 2.60%
PG プロクター&ギャンブル 2.58%
PFE ファイザー 2.44%
CVX シェブロン 2.27%
KO コカ・コーラ 2.14%
MRK メルク 1.83%
PM フィリップモリス 1.82%
INTC インテル 1.78%
PEP ペプシコ 1.76%
IBM IBM 1.66%
CSCO シスコシステムズ 1.65%
MO アルトリア・グループ 1.54%
BMY ブリストル・マイヤーズ・スクイブ 1.40%
WMT ウォルマート 1.31%
MCD マクドナルド 1.21%
MMM スリーエム 1.21%
ABBV アッヴィ 1.15%
QCOM クアルコム 0.90%
その他 その他 44.29%

 

上位10銘柄構成割合:32%
上位25銘柄構成割合:56%

マイクロソフト(MSFT)、エクソンモービル(XOM)、ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)など優良企業ばかりです。

 

セクター別割合

セクター 割合
消費財 15.8%
テクノロジー 13.7%
金融 13.2%
資本財 12.7%
ヘルスケア 10.9%
石油・ガス 10.2%
公益 8.5%
消費者サービス 6.2%
通信サービス 5.8%
素材 3.1%

 

 

VYMセクター別割合

 

あらゆるセクターに満遍なく分散されています。

 

売買回転率

ファンド内の売買回転率が高すぎると、気付かぬうちに手数料やキャピタルゲイン税がファンド内で発生してしまい、結果として投資家のリターンを押し下げる要因となります。

高配当な銘柄と低配当に陥った銘柄を自動で入れ替えれくれることは有り難い面もありますが、手数料や税金という面ではマイナスでもあります。

売買回転率はなるべく低い方が望ましいと考えるべきです。

VYMの売買回転率は、

11%

高配当ETFは売買回転率が高くなりがちですが、このVYMは優秀です。
11%であれば許容範囲内です。

 

分配金利回り

2.98%

かつては3%台でしたが、最近は株価が堅調な影響でちょっと下がっています。

とはいえ、高配当ETFというくらいですから高い分配金利回りです。

株主還元に積極的な高配当銘柄を長期保有・配当再投資することが、長期投資の富の源泉です。

 

過去5年リターン

VYMは2016年7月時点で設定されて10年経過していないので、過去5年リターンを見てみます。

VYMの過去5年リターンは年率13.59%(配当込み)

対して、S&P500の同期間リターンは年率12.49%(配当込み)

VYMの方がS&P500を1%上回っています。

VYMとVOO

これはVYMとVOO(S&P500連動ETF)の5年間の株価チャート。

株価自体はほとんど重なっていますが、このチャートは当然配当は考慮されていません。
VYMの方がVOOよりも1%ほど分配金利回りが高いので、実質的には上記の通りVYMの方がパフォーマンスは上です。

  VYMは長期投資に適した優良ETF

VYMは米国の優良バリュー銘柄が400以上パッケージされているうえ、経費率は僅か0.09%というモンスター級の超優良ETFです。

世の中には数千以上の無数の金融商品がありますが、その99.9%は投資に値しません。
ましてや長期投資にふさわしい商品なんてほんのごくわずかです。

VYMは残り0.1%に該当する長期投資に適した優良ETFです。

VYMに投資していれば、高い配当金を受け取りながら10年かからずに株価も2倍に成長することを期待できます。

上位構成銘柄を見れば安心して投資できますよね。
黄金銘柄のオールスター状態です。

何を買うか迷ったらVYM買っておけば損はなし!

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