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【MCD銘柄分析】米マクドナルドは世界最大の外食チェーン。FCロイヤリティ収入で稼ぎまくる

      2019/04/03

※2018年12月期決算データ反映、コメント刷新(2019/3/16)

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はマクドナルド(MCD)をご紹介します。

基本情報

会社名マクドナルド
ティッカーMCD
創業1940年
上場1966年
決算12月
本社所在地イリノイ州
従業員数210,000
セクター一般消費財・サービス
S&P格付BBB+
監査法人EY
ダウ30
S&P100
S&P500
ナスダック100×
ラッセル1000

地域別売上構成比

セグメント別売上構成比

業績

キャッシュフロー

バランスシート

資産

負債純資産

株主還元

連続増配年数

42年

過去10年の配当成長

年率+9.9%

この10年で配当は2.6倍になりました。

過去の株主リターン(年率、配当込み)

過去10年(2009~2018):+13.9%
過去20年(1999~2018):+10.5%
過去30年(1989~2018):+14.0%

バリュエーション指標(2019/3/16時点)

予想PER:20.1倍 最新情報はこちら

配当利回り:2.5% 最新情報はこちら

コメント

マクドナルドは世界的に有名なハンバーガーチェーンです。マック、たまに無性に食べたくなる時があります。半年に一回くらいかな、、会社近くのマックでランチしてます。

売上高の7割が米国を含む先進国です。100カ国以上に3万7千店舗を展開しており、もっとも店舗数が多いのが米国で1万店舗以上あります。次に多いのが日本で約3千店舗です。

米マクドナルドが世界各国の販売店舗を直接運営しているケースは稀で、大半の店舗はフランチャイズ(FC)です。3.7万店舗のうち3.5万店舗がFC店です。FC店舗の売上高の数%及び不動産賃借料相当をロイヤリティとして徴収しています。FC化とはアセットライト(資産の軽量化)するということでバランスシートを軽くすることを意味します。マクドナルドは全店舗の95%をFC化する計画です。

FC化することで店舗設備や人員といった固定費リスクを先方に転嫁して、利益だけを吸い取ることができます。非常に効率的なビジネスと言えます。マクドナルドという世界的な外食ブランドだからなせる業です。

財務データを確認してみましょう。

売上高はFY13の281億ドルをピークに減収が続ていますが、これはFC化を進めているためです。以下は直営店売上高とフランチャイズ収入の推移です。

フランチャイズ収入が増加し、直営店売上が減少している様子がよく分かりますよね。総売上高は減っていますが、高マージンなフランチャイズ収入が増えたことで利益は増加しています。

FY18の売上高は210億ドルで前年比▲8%。理由は上記グラフから分かる通り、直営店が減っているためです。FY18の純利益は59億ドルで前年比+14%。利益はきちんと伸びています。

営業CF、フリーCFともに潤沢。営業CFマージンは平均して25%近くあります。FY18の営業CFマージンは33%にまで上昇しています。ロイヤリティ収入の増加が貢献していると見ています。

バランスシートを見てみましょう。総資産の77%の固定資産ですが、土地建物等の有形固定資産が大半を占めます。FC化を進めているものの、店舗は自己所有した上でフランチャイジーに貸し出していると思われます。もちろん、賃料を徴収した上で。負債純資産を見ると、FY16から純資産がマイナスになっていることがわかります(債務超過)。積極的な株主還元によって純資産を吐き出してきたため生じているもので、特に財務安全性に懸念はありません。

連続増配42年。特に目を引くのは自社株買いの規模です。毎年、配当総額以上の自社株買いを実施しており、過去5年の総還元性向は200%近いです。借金してまで株主還元を実施しており、それもあって純資産はマイナスになっています。安定した営業CFを根拠に、財務でややリスクを取っているように見えます。

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