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暴落の恐怖は預金ではなく知識で乗り越えればいい

   

株式投資の恐怖、それは暴落。歴史を振り返れば長期投資を続ける上で暴落に遭遇することは不可避に思います。株価が暴落して自分の株式資産の価値が半分とかになれば、そりゃ焦りますよね。

一生懸命毎日通勤して、嫌な上司の命令にも従って苦労してあなたが稼いだお金です。それを我慢して節約して株式投資に回しているはずです。あなたががんばって稼いだお金が半分に消えたら、、考えるだけでも恐ろしいですよね。

お金そのものに価値はないと言っていますが、それはお金を失ってもいいじゃん!ってわけでは当然ないです。お金を価値ある物や事に交換することが大切なのであって、何も得ずにお金だけを失うのは誰だって嫌です。私も嫌です。

ここ20年を振り返っても、ITバブル崩壊とリーマンショックという大きな暴落が2度起こりました。私は投資家として暴落を経験したことはありません。

暴落は怖い。

投資は保守的にすべき。

この暴落に備えて預金を確保しておく必要はあるのでしょうか?

生活防衛資金という概念があります。人の生活環境やリスク許容度に応じて一定の預金を残しておくべきという考え。生活環境は大いに影響あると思いますが、リスク許容度という表現はまた曖昧な言葉ですよね。

リスク許容度とは暴落の恐怖に備えた精神安定剤としての預金をどれだけ持っておくか、という話です。

暴落に備えて精神安定剤をいくら持っておくべきか?

私はゼロでいいと思います。

数ヶ月~1年分くらいの生活費としての防衛資金はそれぞれの家庭環境に応じて必要だとは思います。でも、暴落の恐怖に備えた精神安定剤としての預金を追加で確保する必要はないと思います。

リスク許容度は人それぞれなんだから絶対的な答えはないです。ですが、優秀な長期投資家のあなたはゼロにしていいと思います。

なぜなら、あなたは知識がある優秀な投資家だからです。

暴落の恐怖感は、預金ではなく知識で乗り越えるべきものだと思います。

 

そもそも、恐怖感を持っていること自体が事前に知識があることの証左です。暴落というものの存在すら知らなければ、暴落の恐怖感なんて初めからないわけですから。

な~んにも知らずに株式投資を「やっている」人は、株価は長期で右肩上がりだけど、一定のサイクルで暴落や調整局面が起こってきたという歴史すら知らないかもしれません。特にリーマンショックをリアルタイムで知らない若い方々は。

世の中、知らない方がいいことだってあります。

突然ですが、これを読んでどう思いますか?

「2年使用した枕の重さの10%は、ダニの死骸とその排泄物です。」

「見えないだけで、布団にはダニが32万匹います。」

・・・

・・・

・・・

うわーって思いますよね。(気持ち悪い話をすみません。)

この文章を就寝前に読まれている方には大変申し訳なく思います。

こんなこと知らなきゃよかったのに~、って思いますよね。

今まで何とも思っていなかったあなたの枕、その枕にちょっと恐怖を感じませんか?

その恐怖はなぜ急に生まれたのでしょうか?

それは知識を得たからです。

枕にはダニの死骸と排泄物がたくさんある、という知識を得たから恐怖感を感じるのです。もしその知識がなければ枕に抱き付いて気持ちよく寝れるのに。。

知識があるから恐怖を感じるのです。皮肉なことですが、様々なことに恐怖を感じるのはあなたが勉強家で優秀で知識があるからです。

恐怖そのものが知識を得ることで生じるものですから、その恐怖をやっつけるのもやっぱり知識です。

「2年使用した枕の重さの10%は、ダニの死骸とその排泄物」、「布団に32万匹のダニがいる」という知識を頭から消し去る(記憶喪失)という恐怖の乗り越え方は、かなり乱暴ですし事実上不可能です。

知ってしまったが最後。恐怖を知ってしまったからには、何らかの対策が必要であり、その対策がやはり知識です。ダニのアレルギー症状を緩和するには、ブロクセム防ダニマットレスカバーが有効です。6千円でいかが。

と、こんな感じで商売にもつながります(笑)。

見えないダニがたくさんいて怖い!という恐怖感は、どれだけ預金を持っていても消えません。

 

あなたは株式投資ではいつか暴落は訪れるだろうという知識を幸か不幸か既に持っています。だから、いつか暴落が来るのではとビクビクすることになります。トランプ相場がいつかは音を立てて崩れるのではと恐れてしまう。

その恐怖は預金をたくさん持っていても決して消えないはずです。株をすべて売却して預金に変えれば話は別かもしれませんがそれは極論だと思います。

あなたが抱いている株式相場の暴落という恐怖を乗り越えるには、知識があれば大丈夫です。そして、あなたはその知識をすでに持っていると思います。

アメリカは巧みな金融政策の支援もあって、リーマンショックを乗り越えて最高値を更新してきましたね。トランプ大統領が当選したら暴落だ!って一部では言われていましたが、蓋を開ければNYダウは2万ドルに突き進みました。

米国株式相場は、過去何度暴落が起こっても常に長期では力強い右肩上がりを続けてきました。長期投資家は30年レベルでは常に報われてきました。配当金を加味すればさらに報われています。

しかも、シーゲル教授が推薦する生活必需品銘柄は金融ショックでも、それほど暴落しないという事実もあなたは知っているはずです。高配当利回りのディフェンシブ株は配当利回りがフロアの役割を果たすので、暴落の幅は限られていると知っているはずです。

リーマンショックを含む、過去10年間のSPY(S&P500)とXLP(生活必需品セクターETF)のチャートです。これが米国株相場の力です。

「そんな米国株式相場の歴史くらい知っているよ!、生活必需品銘柄が暴落に強いのくらい知っているよ!」って思っているかもしれません。言っておきますが、それはあなたが優秀な投資家だから常識だと思えているだけです。

S&P500やNYダウへのインデックス投資をされている方は、投資リテラシー上位1%にいるのは間違いないと以前言いました。上位1%にいるあなたの投資に対する知識水準は世間の非常識です。

せっかくそれだけの知識があるのに。

暴落の恐怖を乗り越えられるだけの知識があるのに。

その知識を活かさずに暴落の恐怖に慄いて、過大に預金を持つのはもったいないと思います。

アメリカの哲学者エマーソンはこう言っています。

知識は恐怖の解毒剤である。

あなたはすでに解毒剤を持っているはずです。

なぜ使わないのですか?

家庭環境によって預金として持っておく金額が変わるのは理解しています。特に大切な家族、子どもがいる世帯は相対的に多くの預金を持っておきたいと思うのは自然です。

ですが、そういった目前の生活費や数年以内の決まった大型出費を除く金額は、すべて株式市場に投じてしまっても全く問題ないし、長期的にはそうした方がお金持ちになれると思います。

兎に角将来たくさんの財産を形成することが目的なんだ!という人は、無駄に預金なんか持たずにガンガン株式にお金を回したほうがいいと思います。

確かに暴落はいつか来るかもしれません。

でも、あなたはすでに持っているはずですよ、暴落の恐怖への解毒剤を。知識という解毒剤があれば、預金という精神安定剤まで服用する必要はないと思います。

 - 投資理論・哲学