2018年4月24日の22時50分頃、米10年債利回りが3%を超えました。ついに節目の3%を突き抜けました。ゴールドマン・サックスのアナリストは年内に3.5%まで上昇する可能性があると年初に語っていましたが、それが現実味を帯びてきました。

最近、フィリップモリスを始めたばこ会社の株価が暴落しましたが、金利上昇は高配当なタバコ会社にとって更なる逆風になります。あとハイテク企業などの成長企業も金利上昇には弱いです。なぜ成長企業が金利上昇に弱いのか結構前に記事を書きました。ご参考までにリンク貼ります。

無配のグロース株が高配当株より金利変動に敏感な理由

ディフェンシブ株を中心にポートフォリオを組んでいる投資家には、厳しい相場環境が続くかもしれません。株を持ち続ける忍耐力が試されます。2018年は昨年に比べるとかなりボラタイルな展開になってきましたね。良いことです。株式にリスクプレミアムが戻ってきている証です。長期投資、配当再投資は簡単なことではありません。がんばって投資を続けましょう。