油田サービス大手のシュルンベルジェ(SLB)に約22万円投資しました。
NISAを使いました。これで2017年のNISA枠120万円はすべて使い切りました。(端数は余っているけど)。
SLBは2017年6月に50万円ほど投資していました。当時の買値は69ドルでしたが、そこから株価は依然として軟調な展開が続いており、今回のナンピン買いに至りました。
2014年からの原油価格下落によって、エクソンモービルなど石油メジャーの業績は悪化しましたが減配にまでは至っていません。シュルンベルジェやハリバートンのような油田サービス会社に対して値下げを要請していることが、石油メジャーの業績を一部支えている面もあります。
よって、SLBの最近の業績も芳しくありません。2015年にキャメロン・インターナショナルを127億ドルで買収しましたが、2016年度はそのM&A効果があってもなお減収決算となりました。
しかし、そのような厳しい経営環境にあってもシュルンベルジェはきちんとフリーキャッシュフローを生み出しています。減配のリスクは今のところ高くないと踏んでいます。原油価格下落、石油メジャーからの値下げ圧力という逆風がある中で、きちんとフリーCFを生み出して配当を維持している点を好感しています。配当利回りは3.2%まで高まっており、長期的に見れば買い場だと考えています。将来はわかりませんが。
油田サービス大手の将来に過度な楽観は抱いていません。石油大手からの値引き圧力に屈しているということは、油田サービス事業に競争力がないことを示唆している可能性もあります。SLBへの投資割合はポートフォリオ全体の5%を上限にします。
2017年のNISA枠をざっくりまとめると、こんな感じです。
コカ・コーラ(KO) 50万円
AT&T(T) 40万円
フィリップモリス(PM) 10万円
シュルンベルジェ(SLB) 20万円
NISAは英国ADRが税務的に有利なのですが、あまり方針なくテキトーにNISA枠を使ってきたのが実情です。2018年のNISA投資方針についてはこれから考えます。まあ、あまり深く考えずに先にNISA枠から埋めていくかもしれません。
これで2017年は取引終了かな。