最近、バリュー株がグロース株をアウトパフォームしています。が、個人的にはバリュー株の栄光は長くは続かず、再びGAFAを始めとしたグロース株が主役になるだろうと思っています。

未来のことはわからないので、バリューもグロースも分散して保有するつもりですが、もうちょっとグロースの割合を増やそうと検討しています。

PERを気にし過ぎちゃう性格(←現代の投資環境に向いてない)で、なかなか個別株を買う踏ん切りがつかないのでETFを使うことにしました。

グロース株のETFと言えばナスダック100指数に連動するQQQ一択だろという先入観があったのですが、ググると色んなETFがあることがわかり、悩んできました。

以下の3つが気になっており、それぞれ比較検討してみることにしました。せっかくなので、ブログに残そうかと。

QQQ(パワーシェアーズQQQ)
VUG(バンガード・米国グロースETF)
MGK(バンガード・米国メガキャップ・グロースETF)

構成銘柄

主要な構成銘柄は以下の通り。

QQQ

VUG

MGK

上位銘柄はどれも一緒。GAFAMにテスラ、ビザ、エヌビディア

構成銘柄数

QQQ:102
VUG:280
MGK:113

VUGが280と多いです。QQQとMGKは100ちょいと同じくらい。

セクター

セクター構成は以下の通り。

QQQ

VUG

MGK

テクノロジー、コミュニケーション・サービス、一般消費財の3セクターがトップ3なのは共通。QQQはさすがにテクノロジー、コミュニケーションサービスの割合が高いですね。

ちなみにアルファベット、フェイスブック、ネットフリックスはテクノロジーではなくコミュニケーションサービスに属します。

アマゾンは一般消費財です。

経費率

QQQ:0.2%
VUG:0.04%
MGK:0.07%

QQQがやや高め。配当利回り0.5%くらいだから、配当の半分弱を経費で持っていかれちゃいます。ま、配当に占める割合を考えるのはナンセンスだけども。

バンガードの2商品はさすがに安価です。

時価総額

(Billion USD)
QQQ:172
VUG:78
MGK:11

設定が1999年と古参のQQQが時価総額ではトップ。

過去のリターン

2011年~2020年の10年間のリターン(分配金込みの年率)は以下の通り。

QQQ:20.4%
VUG:16.7%
MGK:17.2%

QQQが頭一つ抜けてます。テック系に傾倒している点が功を奏している感じでしょうか。このパフォーマンスの優位性が今後10年も続くのかどうか。

どれも良い商品

比較してみたけど、どれも似たり寄ったりでこれといった決め手がない感じです。テック系を重視するならQQQ。より分散するならVUG、MGKといった感じでしょうか。

リスク、ボラティリティはQQQが一番高いけど、それに見合うリターンは少なくともこの10年は得られていると思います。

う~ん、今日は結論出ず。もはやどれでもいいか。