10月は比較的穏やかな相場でした。NYダウやS&P500はもちろん途中上下ありましたがほぼ横ばいでした。
為替は最近になってやや円安方向に動きましたね。10月31日深夜現在で1ドル105円10銭ほどです。
アメリカの7-9月期のGDP成長率は予想を超える2.9%成長(年率換算)となりましたが、相場はこのGDP成長を原動力に跳ね上がる状態ではありませんでした。
そりゃそうです、目前のリスク要因は先ずは大統領選挙ですね。クリントン候補の当選可能性が高いと言われていますが、結果は最後までわかりません。
私用メールアドレスを公務に使った問題をFBIが再度調査すると報道されています。今さらかい!って感じですけど、政治的な思惑もあるのでしょう。ただ再調査が完了するのは、大統領選後になる見込みです。
WSJによると未だに投票態度を決めかねている有権者のうち、約30%は「共和党支持」と表明し、「民主党支持」は21%でした。有権者の8%が投票先を決めていないと分析されており、最後の土壇場でトランプ大統領に決定する可能性もあり得ます。
また、FRBの金融政策も投資家にとってはリスク要因ですが、こちらはストーリーがある程度見えています。11月の利上げはないと思います。そして次回12月のFOMCで利上げするだろうというのが市場のコンセンサスです。FF金利先物から判断される12月の利上げ確率は80%以上です。
GDP結果も良好だったし株式市場も落ち着いているので、今の市況が続けば12月はFRBにとって利上げのチャンスなのだと思います。
10月のポートフォリオ
さて、2016年10月に実施した取引は1件のみ。
コカ・コーラ株への投資です。10月6日にコカ・コーラ株(KO)を52万円購入しました。
その資金源としてバンガードVIGを売却しました。
私の保有銘柄は配当を無視するとほとんどが含み損状態ですが、KOだけは頑張って含み益を維持してくれています。
長期投資を志しているとはいえ、含み損期間が長く続くと嫌になるものですよね。でも、私は最近含み損の状態が当たり前になってもう慣れました(笑)。
むしろ最近は配当利回りが高まって配当再投資戦略を有効に実行するチャンスだと、ポジティブに捉えることができるようになってきました。強がりではなく。
以下が保有銘柄一覧です。
グラフにします。
HDVとVDCが主力商品です。今のところは。
KOやXOMといった個別銘柄の占める割合はまだ低く、ポートフォリオの9割以上はETFです。
ポートフォリオを改革したい点はたくさんあります。特にVTや1550といったインデックス商品は売却して米国高配当株に切り替えたいと思っています。しかし、これらはNISAで保有しているためなかなか売却する決断ができずにいます。というより、非課税の恩恵を考えれば今のままホールドすべきなのかな~と思っています。
今年も残すところあと2か月ですね。早いですね、時が経つのが早すぎて焦ります。日々変わらず仕事を続けているだけの人生で、こんな人生でいいのかな~と思いつつ、人生こんなもんかな~とも思います。
別に仕事は嫌いではないのですが、やっぱり経済的自由を早く手に入れたいという気持ち強いです!コツコツ頑張るしかないですね。
来年のNISA戦略とか、確定拠出年金どうするかとかも考えなくては!