昨年、楽天カードからアメックス(グリーン)に変更しました。手数料無料でポイントもたくさん付くコスパ最強楽天カードから、年会費1万2千円のアメックスに変更した理由、それはビジュアルのカッコよさ、ホントにただそれだけ。
でね、昨日家に帰ったらポストにアメックスから案内が届いていたんです。「Hiro様へ特別なお支払い条件のご紹介」って。
いや、別に何も期待してないよ。そんなアメックスの収益に貢献できるほどカード使ってないし。最下位ランクのグリーンだし。でも、一応アメックスだからね、まさか巷でよくあるリボ払いの紹介ではないだろうと思って、封を開けました。いつもはこういうのはソッコーでゴミ箱にポイしますが、今回は珍しく開封。
そしたら、こんな文字がでかでか載っていたのです。
ペイフレックス
ペイフレックス??
聞いたことないな~。
と思って、中身を読んでみると、、「ペイフレックスとは後リボ・・・」。
後リボ、、、ふざけんなよ、もう~。
開封して損しました。やっぱゴミ箱にポイすべき案件でした。
「簡単、自在、安心でいつでも気軽にリボに変更」できるらしいです。
ちなみに、金利は14.9%です。
ちょっと金融のお勉強すると金利14.9%で借金しようなんて、先ず思わないです。S&P500指数の長期リターン(名目)だってせいぜい年率10%程度です。15%もコスト差っ引かれたら、利益なんて残るはずがない。
なんか色んな名前を付けて、なにかと高利貸ししようとしますよね。この業界って。まあ儲かるから、やりたいんだろうけどさ。「リボ払い」っていう表現もすでに婉曲的なのに、そこからさらに「ペイフレックス」なんて単語まで作りますかい。
レバレッジ、リボ払い、ペイフレックス、全部ただの借金です。
別に借金=悪とは思ってないです。でも、個人が年利10%以上でお金を借りて、経済合理性が成り立つケースはほぼないだろうと思います。毎年30%の利回りで運用できる自信があるなら、ガンガン借金すればいいと思うけど。まあ無理ですよね。
最近、アメックスって頻繁にテレビCMやネット広告出してる気がします。なかなか成果が出ないのか、ついに「ペイフレックス」なる荒業を繰り出してきました。バフェット銘柄ですし、ブランド価値を損なわない程度に頑張って欲しいなと思います。
まあね今時、私みたいに年間1万円も払ってクレジットカード持つ人は稀有ですよ。女性に対しても何の訴求力もないし。ダイナースやアメックスブラックならまだしも。むしろ、楽天カード持っていたほうが堅実な人って良い印象を持たれるくらいかも。まあ、んなことどうでもいいんだけど。
あ、でもアメックスグリーンはやっぱカッコイイですよ。気に入っています。
ちょっと気になったのでクレジットカード会社の収益セグメントについて簡単に考えてみました。
・分割やリボ払いにかかる手数料収入
・店舗が支払うクレジットカード利用手数料
・キャッシングにかかる手数料
・年会費
・支払い遅延などの延滞料金
・クレジットカードに追加できるサービス(保険など)の収入
このあたりでしょうか。ちょっと調べたところ最大の売上は分割やリボ払いにかかる手数料収入らしいのですが、
自分のカードの使い方がどこに属しているか考えるとカードとの付き合い方が変わるかもしれませんね。
クレジットカードって、一度契約してもらえると収益が比較的安定します。
追加コストほぼなしで、利用手数料や年会費を増やせます。
しかし、儲かるビジネスだからこそレッドオーシャンになります。
お得感で勝負するか、プレミアム感で勝負するか、どっちかですかね。
リボ払いの手数料が最大の収益源とは驚きます。情報ありがとうございます。
それだけ利用する人が多いということですね。
価値観は人それぞれ。リボを利用するしないのも人それぞれ。
社会に需要があるなら、その需要を満たす事業者は価値ある仕事をしていると解釈もできます。
が、、やはりリボ払いに価値があるとはなかなか思えないです。
最近は私の使っている横浜銀行も、長友佑都を使ってカードローンの宣伝を爽やかにしています。年利は14.6%、投資を始めたら「はぁ?」って思うような利率ですね。
銀行もそんなことやらないと儲からない野かな、なんて考えてしまいます
儲かるビジネスだから広告予算はふんだんに出るのでしょうね。
アコムの永作博美のCMなんて、ぱっと見のイメージ良すぎですよ。
借金を勧めるのCMとは思えません(笑)。
世の中に存在するすべての仕事には意義、価値がある、そう思っています。
ですが、この手の高利貸しの存在価値を見出すのは難しいなと思います。
もちろん、高利でもいいからどうしても資金が欲しいという人もいるとは思いますが・・。