この前、とあるウェブコンテンツの対談記事で「いつの時代もオーナーは陰に隠れて目立たない。歴史に名が残るのはプレーヤーだけ。プレーヤーから降りるべきではない。」といった文章を見かけました。

目立つのはプレーヤーでオーナーは目立たない存在、というのはその通りだと思います。

企業の資本関係って普段生活しているだけだと見えづらいですよね。

「え、この飲食店って〇〇グループなんだー」みたいなことってありませんか。ケンタッキーは三菱商事グループとか(子会社ではないが)。

LINEは半分韓国資本だと知っている人がどれだけいるでしょうか。私達は日々LINEのサービスを使っていますが、LINEのオーナーというのはユーザーからは見えません。

大手コンビニは大手総合商社と資本関係にありますね。セブンは三井物産(一部出資)、ファミマは伊藤忠(親子会社関係)、ローソンは三菱商事(親子会社関係)です。

普段、各コンビニに行ってもバックにいる商社の存在は全く見えませんよね。

オーナーは目立たない存在です。ですが、リスク資本の提供者としてプレーヤーが稼いだ利益を享受する立場にあります。目立つ存在、歴史に名を残せるのはプレーヤーですが、プレーヤーが稼いだ富を頂くのは裏にいるオーナーです。

キラキラしたプレーヤーって働きの割に儲からないことが多いです。スタバやディズニーランドのスタッフアルバイトは人気ですが、特に時給が高いわけではありません。いつもニコニコ笑顔でいなくちゃいけなくてしんどいわりに報酬は少ないです。でも、プレーヤーとして輝きたい人に人気のある仕事です。

彼ら彼女らの頑張りで儲かるのは、スタバやディズニーのオーナーつまり株主です。

プレーヤーとオーナーどっちがいいか。やりがいか金か。

ここは価値観の問題であって答えがあるわけじゃありませんが、私は圧倒的にオーナー側がいいと思う性格です。

仕事にやりがいは特に求めない。目立たちないて願望皆無。ましてや歴史に名を残したいなんてとんでもない。長い人類、地球、宇宙の歴史を考えれば私の存命期間なんて米粒みたいなものだし。

んなことより、少しでも効率的にお金を稼ぎたい。金がないと何もできないですし。生活に必要な金を稼いだら、あとはひっそりと自分なりのライフスタイルを見つけて生きるのみ。

プレーヤーとしてもそれなりに頑張りたい気持ちはあるけど、目立ちたいという思いはゼロです。経理という裏方でこれからもコツコツやっていきます。