ホリエモンってすごく週刊文春を嫌ってますよね。この前も「女性蔑視は最低だが、週刊文春も最低だ」という動画をYouTubeにアップしていました。

五輪開会式で某女性タレントを侮辱するような企画を考えていたクリエイターの存在を、文春がスクープした件についてです。

タレントとは言え個人の侮辱は最低の行為。ただ、個人のプライベートなLINEを公開しちゃう文春側もまた最低という意見ですね。

確かにどっちもどっちとは言える。

文春のネタは色々ありますね。芸能人の不倫、交際、賭けマージャンとか。パッと思い付くのはこの辺かな。こういう社会にプラスにならないどーでもいいネタを書くな!ってホリエモンはよく怒鳴ってます(笑

ただ、私は週刊文春みたいな割り切りスタイルは結構好きです。読んだことはないし、雑誌も買ったことないですが。

もうメディアとして社会を良くしようなんて信念全くないじゃないですか。右も左も関係なく、とりあえず何でもいいからネタになって大衆の注目を浴びればそれでよし。PV集まればすべて問題なし。つまり、金させ稼げれば万事OKというスタンス。

その割り切り感が嫌いじゃない。書いてることの大半はくだらんと思いますけどね。

ちょっと投資に通じるところもあります。

投資って金さえ儲かれば何買ってもOK。逆に自分なりの信念を抱いて投資しても儲からなかったら成功とは言えません。投資の成果を測るのはただ金のみです。

たばこ会社、ハンバーガーチェーンは人の健康を奪っている悪?
スマホメーカーは人の思考力を奪っている悪?
戦闘機メーカーは戦争に加担している悪?
石油会社は地球温暖化の元凶?

こんな企業に投資すべきではない、ESGに反する。

様々な意見があるのは理解していますが、投資家が考えるのは儲かるか儲からないか、その1点のみです。少なくとも私はそういう視点で銘柄を分析しています(の割に儲かってないがw)。

小さなパソコンが私たちの手元に納まってから10年は経ちます。誰もが情報発信できるようになったのは良いことだけど、お互いの主義主張や価値観がバチバチぶつかり合うことも多くなりました。

私はSNSを全然やらないから争いの当事者になったことはないのだけど、正解のないことを言い争っても疲れるだけなんじゃないかって思いますね。

「よそはよそ、うちはうち」でいいんじゃないでしょうか、大抵のことは。

とは言え、これだけスマホとSNSが普及してしまった以上、匿名の言い争いは永遠と続くんだろうと思いますが。

主義主張とか思想とか、そういう堅苦しいことには一切関知せず、ただただPV数や金を追い求めるってのはある意味で純粋です。知らない誰かと言い争うくらいなら、PV数や金を無心に追い求めた方がまだいいですね、私は。