テキトーな図で恐縮ですが、自宅間取り図を簡単に描いてみました。
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はっきり言ってめちゃ狭いです。
面積は20㎡もありません。場所は東京都内の新宿近辺で家賃6万円。鉄筋コンクリートですが築年数は30年ほど経過しています。都内はこの程度の家でも家賃6万円もします・・。
私は家を買うつもりは今はなく専ら賃貸派です。不動産の価格リスクを背負いたくないのと、住む場所を固定化したくないのが賃貸にしている理由です。
ただ賃貸の方が経済的にお得かと言われれば怪しいと思います。この狭い家に住むのに年間72万円も払っています。すでに2年ちょっと住んでいるので、150万円以上も払っています。新車買えるくらいの金額を払っています。
経済性だけを考えたら中古住宅を買った方がお得なケースは多いだろうと思います。定住する場所をここと決めたら、そこに家を買うのは合理的かもしれません。日本は中古住宅市場がこれからドンドン整備されていくだろうと期待しています。スクラップ&ビルドではなく、今ある資産を修繕しながら長期的に大切に使っていこうという発想は大切だと思います。英国では築100年以上の住宅もざらにあると言われます。
気が付いたら結構年を取ってしまったなと最近思います。人生の時間の有限性を強く意識することが多くなってきました。今年で31になります。ここまであっという間だったかな、、いやそうでもないかな結構長かったかもしれません。
まだ30歳とも言えるかもしれません。仕事も色々チャレンジしたいです。住む場所についても東京に永住するつもりはありません(でも、最近東京永住も悪くないかな~と思う)。結婚をするかどうかもわかりません。
まだ人生の選択肢を柔軟に選べるように、なるべく固定的な資産や債務は抱えないように心掛けています。
ですが、今のまま都内の”ウサギ小屋”にずっと住み続けるのもちょっと考えられません。
若い頃に投資・金融の勉強に目覚めて色んなマネー本を読む中で、「安易にローンを組んで家を買うべきでない!」ということが頭に染みついています。それは今でも正しい考えだと思ってはいます。
ですが、賃貸が必ずしも経済的に得ってわけじゃないですね。毎月家賃を払っている身として切に感じますが。そもそもレンタルとは割高なもんです。所有しない分割高になるのが自然です。車だって毎日レンタカーを利用していたら、車を購入するより遥かに経済性は悪くなるでしょう。
「賃借する」という経済行為は必要な時に必要な分だけ利用するからこそ、結果としてコストが抑えられるという面があると思います。また資産を保有することの経済リスクも切り離すことができます。
一時的に利用するからタクシーは便利かつ経済的です。週に1回くらいちょっと離れたイオンに行くためにしか車を使わないなら、タクシー利用は車を所有するよりも経済的にお得になる可能性が高いと思います。毎日毎日タクシーを利用するなら、車を買った方が経済的にはお得になるはずです。
賃貸住宅はどうでしょうか?
住宅は常に借りている状態です。仕事など個人的な都合で家に居ない時間はあるでしょうが、契約としては24時間常に家を借りている状態です。しかも、日本は法律的に入居者の権利が強く守られています。賃貸入居者は不動産所有リスクを家主に転嫁しておきながら、実質的に家を所有していると言っても過言ではないくらいです。そんないいとこどりをしておいて、賃貸入居者のコスト負担が軽いなんていう虫のいい話はないと考えるのが自然です。
24時間借りっぱなしという賃貸住宅の性質を考えれば、賃貸は経済的には決してお得にはならないと思います。毎日レンタカーを利用したら車買うよりもコスト掛かりますよね。それと同じで、毎日家を借りていたら家を買うよりもコストが掛かるのが普通なのかもしれません。まあ賃貸住宅は2年の長期契約を結ぶので、毎日レンタカーを利用するのとはちょっと違うとは思いますが。
「借りる」ということは所有するリスクを他人に押し付けるということです。賃貸住宅に住んでいる人は、住宅の価格変動リスクや住宅が地震等で倒壊するリスクを家主に転嫁しています。リスクを家主に負担して貰っている分、入居者は経済的なコストを負担していると考えるのが自然です。
そう考えると、賃貸のメリットは経済性ではないのでしょう。マネー誌等で「持ち家 vs 賃貸」の比較シミュレーション計算が掲載されて、持ち家の方が有利という結論になっていることがよくあります。それに対して、特に賃貸派の人がこの前提条件がおかしいだのといちゃもんを付けるのはよくある話ですが、そもそも賃貸の方が経済性に劣るのが自然なのかもしれません。
賃貸のメリットは経済性ではないと思います。自由さ気軽さだと思います。住む場所を変えたいと思ったら、お金さえあれば引っ越しできます。まあサラリーマンは職場に縛られるために、あまりに遠くに引っ越すことは難しいでしょうが。
経済性だけを考えるなら中古住宅が最良の選択肢だと思います。ある程度の株式資産を築いてアーリーリタイヤを考えている人は投資家界隈には結構いらっしゃる印象です。「残りの人生、ここでゆっくり暮らそう」と決めたら、そこに家を買うのは経済的には合理的なんだろうと思います。家を買ってしまったら簡単には引っ越しできなくなりますが、その固定化リスクを引き受ける分経済的な負担は小さくなると思います。
結局大事なのは自分の価値観なんだと思います。何を優先するのか、何を捨てるのか。どういうライフスタイルを望むのか。「持ち家 vs 賃貸」って経済的に損か得かの議論に終始しがちですが、一番大事なのは自分の価値観なんだと思います。
賃貸は経済的な負担は軽くないです。そのコストを払ってでも居住地オプションが欲しいのか。賃貸とは居住地オプション取引とも解釈できるでしょうか。もしそのオプションを放棄していいと思うなら、思い切って中古住宅を買うのは賢い選択だと思います。
こんばんわ。Nです。
副業と投資で利益が出るまではコメントしないつもりだったのですが、間取りが自分の部屋とそっくりで笑ってしまい、ついコメントしてしまいました(笑)
私は都内でも西東京の方に住んでいて、更に会社の寮なので、月二万円の家賃で生活出来ています。
ただ会社の寮なので、友人や恋人を入れることは出来ませんし、何より狭いので全然人気がありません。
(なんと半分以上の部屋が空き部屋のままです)
Hiroさんは”ウサギ小屋”に住み続けるつもりはないと書かれていますが、私の場合年間コストが30万円以下なので、”ウサギ小屋”に住み続けると思います(笑)
仮に私が新宿周辺で働くことになったら、成増辺りの安い部屋を借りますね!
23区内の家賃は本当に異常です……。
ブログ内で少しだけ書かれている、東京永住に関してなんですが、
私はある程度資産が増えて、インカムゲインだけで生活できるようになったら、北海道の田舎に家を建てるのが最強にコスパ良いのかななんて思っています。
雪のことを考慮すると、九州のどこかも良いかもしれません。
いずれにしろ、通信や交通が発達すればするほど、どんどん東京に永住するメリットが減ってきている気がします。
Hiroさんの考えはとても参考になるので、もしよろしければ「でも、最近東京永住も悪くないかな~と思う」と思った理由を教えて欲しいです!
よろしくお願いします。
こんばんは。
そんなコメント制約ルールを作られていたのですね笑。
Nさんがよければ、いつでもお気軽にコメントどうぞ。
間取りそっくりなんですね。
都内一人暮らしで1Rや1Kだと大体あんな間取りになりますよね。
きっとNさん意外にも、特に都内在住者は同じような方多くいらっしゃると思います。
会社の寮にお住まいなのですね。
寮は家賃が抑えられて可処分所得が増えますよね。
実は私も会社の寮に住んでいた時期があって、その頃は家賃1.5万円で新宿近辺に住むことができました。
その代わり、建物と部屋はめちゃくちゃ汚なかったです。
冗談ではなく本当に独房みたいな感じです。
昭和初期に作られた建物です。。
みんな嫌がっていました。家賃自己負担であっても、自分で家借りて住んでいる人が多かったですね。
でも、私は家賃が1.5万円なら(水道光熱費も込み)ということで、その独房に2年弱住んでいました。
おかげさまで、その時に投資の種銭をガッツリ貯めることができました。
東京ってホントに家賃高いですよね。
正社員ならまだマシですが、都内でバイトや派遣しながら暮らしている方は家賃だけで生活費の半分以上が吹っ飛ぶケースもあります。
東京は色んなお店や遊ぶ場所があって楽しく便利とは言え、平日は仕事で遊ぶ暇なんてないサラリーマンはその東京インフラの恩恵を享受する余裕もない感じです。
休日は家でゆっくり過ごしたい人も多いはずです。
平日は会社で仕事、休日は家でゆっくり、、これでは東京の高い家賃を何のために負担しているのかわからなくなります。
東京に雇用が集まっているので、仕方ない面もあるのですがね。
東京、特に23区内の家賃の高さは以上ですよね。
これでもアメリカの一部地域に比べればだいぶ安いそうですが。
Nさんが”ウサギ小屋”に住み続けるとおっしゃっているのは、大変合理的だと思いますよ。
家賃が年間30万円に抑えられるメリットはかなり大きいです。
私もNさんと同じ環境なら寮に住むと思います。
東京の給料水準で家賃がそれだけ安いと相当お金が浮きますよね。
そのお金で遊ぶも良いし、投資するも良いですね。
どうせ日中は仕事で家に居ないわけですし、家賃はなるべく抑えた方が合理的ですよね。
一人暮らしの者にとって、賃貸住宅って稼働率が悪過ぎると思います。
自分が仕事をしている間、奥さんや子どもが家にいるなら多少高い住居費を払ってもいいと思えるのですが。。
北海道の田舎に家を建てるって素敵ですね。
仕事の目標なんかよりも、自分のライフスタイルの目標を持った方がモチベーション上がりますよね。
私もどうしようか色々と考えています。
そういうこともあって、先日イケダハヤトさんが移住した高知を視察旅行wしてきました。
色々と考えていますが、私はやはり地元の福岡に戻るのがいいかな~と考えているところです。
>「でも、最近東京永住も悪くないかな~と思う」と思った理由を教えて欲しいです!
理由は2つあります。
1つは今勤めている会社がとても働きやすい環境ということです。
福岡に帰って、今ほどホワイトな環境でかつ今と同じくらいの給与水準は無理だと思っています。
地理的な問題というより、雇用の関係から東京に留まるかもな~って最近思います。
今勤めている会社、給料はそれほど高い方ではないですが、働く環境は快適だなと感じています。人間関係含め。
その会社を辞めてまで、東京を離れる必要があるのだろうか、、もったいないかなって思っています。
2つ目は、変に都会に染まって人混みがないと不安を感じることです。
「人混みなんて嫌だな~」って思う人が大半だと思うのですが、私はある程度の人混みがないと逆に不安を感じるようになってきました。
それを感じたのが最近高知に行った時です。
ご飯の美味しいとても素晴らしい街だったのですが、高知は市内でもやはり人が少なくてちょっと寂しいです。
高知市に移住するのはちょっと厳しいかな~と思いました。
東京の喧噪に揉まれ続けると、自然豊かな田舎で暮らしたいと考える人が多くなります。
ですが、どうやら私は田舎生活に向いてない性格かもなって最近思っています。
東京のガヤガヤの中で生活した方が、むしろ落ち着く感じがするのです。
新宿に行くとなぜか落ち着くという謎w。
世界一乗降者数が多い駅なのに。。
でもある程度の人混みを求めるなら、東京でなく福岡くらいでもOKです。
福岡も博多駅前や天神は平日でも人がたくさん歩いていて安心します。
返信ありがとうございます。
Hiroさんも寮に住んでおられたのですね。
会社の寮ってどこも環境よくないんですね(笑)
「東京は色んなお店や遊ぶ場所があって楽しく便利とは言え、平日は仕事で遊ぶ暇なんてないサラリーマンはその東京インフラの恩恵を享受する余裕もない」と書いてありますが、
本当にその通りだと思います。
ましてや私は趣味が筋トレと絵を描くことなので、そうそう家から出ません。
東京で生活してみたいと思って、上京したはずなのに、自分が意外とインドアだったことに驚きました。お金も時間もあれば、趣味も変わっていたかもしれませんが。
東京永住に関しての理由ですが、二つとも納得できました。
私が今働いている会社は、給与はそんなに良くないですが、とてもホワイトです。
月に一回も有休をとらないと、上司が心配してくれます(笑)
給与が低めな自分ですら転職を考えたことがないので、Hiroさんのように給与も満足していて且つホワイトな労働環境であれば、なおさら転職は考えられませんね。
東京の人混みに適応できているなら、尚更東京から離れる理由はありませんね。
羨ましいです。
私は東京に来て、初めて自分が人混みが苦手というのが分かったので、東京に永住はできない気がします。西東京は区内より人が少ないので、過ごしやすいのが救いです。
理由を教えていただきありがとうございます。
また笑ってしまう記事があったら、気軽にコメントしたいと思います。
ブログ更新応援してます。
ご返信ありがとうございます。
最近は大手企業を中心に寮制度が復活しているという報道を読んだ記憶があります。
テレビで報道されていましたが、とてもきれいな寮でした。
大手商社さんだったかな。
なので、最近の会社の寮は結構綺麗な建物も多いかもしれません。
でも、私が住んでいた寮はホントに信じれられないくらい汚かったです。
いくら家賃1.5万円でもこれは耐えられない!と思う人は多くいると思われます。女性は先ず無理です。
先にも記しましたが、独房という言葉がピッタリです。
まとまな独房よりも酷い部屋だったと思います。
でもおかげさまで部屋の汚さに対する耐性が着きました笑。
今の家も狭くて綺麗ではありませんが、「昔住んでいた会社の寮に比べれば全然マシだ~」と楽観的に思うことができています。
あの独房寮生活のおかげで、今は日本ならどんな住居でも快適に感じられる自信がありますね。
>東京で生活してみたいと思って、上京した
そうなのですね。
東京という日本最大の都会で一度生活するのは経験としてプラスですよね。
ただ東京生活は金・時間のある人とない人とで、生活水準の格差は大きいですかね。
絵を描くのが趣味ですか、素敵ですね。
私は芸術センスゼロなので羨ましいです。
父親は美術が大得意なのに、その遺伝子は私には一つも遺伝されないようです。
東京には有名な美術館がたくさんあります。
美術館を巡るのが好きな方は、東京は楽しめる環境ですね。
東京国立美術館、国立西洋美術館、東京都美術館、国立新美術館、森美術館などぱっと考えるだけでも多くの美術館が出てきます。
友人に休日は毎日美術館巡りをしている人がいて、とても楽しそうです。
「美術館さえあれば、彼氏も友達もいらない」と言っていますw。
そこまで好きになれる趣味があるのは羨ましいです。
>月に一回も有休をとらないと、上司が心配してくれます(笑)
素晴らしい、ホワイト企業ですね!
私も有休消化が悪いと消化しろ、と上司に言われます。
ですが毎月は取れないですね。
最近はどこの企業も働き方改革を推進しているようです。
先日うちの会社では、午後は早退していいという日がありました。
金曜の午後3時に会社を出ることができました。まだ日が昇っている明るい時間に帰宅することに違和感を感じましたね。
これから、この流れが加速していくと思います。嫌でも時間的余裕が生まれると思います。技術の進化、過去の遺産のおかげで私たちはドンドン楽ができるようになっています。
そういう時代だから、仕事以外で自分が熱中できる趣味を持てることは人生を豊かに楽しく生きるために大切なことだなと思っています。
私はこのブログ運営が半分趣味みたいになりつつありますが、他にも趣味を持ちたいな~と思っています。
Nさんの絵を描くのが趣味って素敵だな~と思いました。
働かない時代になってきているからこそ、株式投資の重要性もますます高くなります。
人混みが苦手ですと、東京永住は嫌になりますよね。
新宿や渋谷の人混みは世界トップクラスだと思われます。
確か人口密度で言うと、本当に世界トップだったはずです。
札幌への移住計画、実現できるといいですね!
私も多分いつかは福岡に帰っちゃいそうです。
東京は嫌いではないですが、福岡が好きです。
親も高齢で心配ですし。
いつでもお気軽にコメント下さい。
今後ともよろしくお願いします!
多分アメリカの記事だったと思いますが、家を買った人のほうが破綻する率が高いというデータがあるそうです。(リンク探しましたが見つからず)
家を買った人はHiroさんがおっしゃるように気がるに引っ越しや転職ができないため、機会を損失し、動くべき時に動けず終いには会社が倒産してしまい、、、というような事例が多いことが原因だとか。
安西さん、ご無沙汰しております。
アメリカは日本よりも積極的に借金して家を買う人が多そうです。
なるほど、確かに米国では日本よりも解雇が簡単で雇用の流動性が高いので、それに合わせて居住地の流動性も確保する必要性が高いですね。
その発想はなかったです。
そう考えると、今でも大企業を中心に終身雇用が維持されている日本では家を買って住む場所を固定化しても、それほどリスキーではないかもしれません。
少なくとも、解雇されて職を見つけるために引っ越しすることはあまりありませんね。
労働慣行が保守的な日本やフランスでは持ち家は馴染みやすいのかもしれません。
日本では自分から積極的に移住したいと思わない限りは、移住することは少ないですね。
転勤辞令はありますが、会社の補助があるのが通常ですし。
こんにちは。
賃貸と購入は永遠のテーマですね。
賃貸が割高だという例として車のレンタカーが出されていますが、そこにはかなり大きな違いがあるのではと感じております。
車の耐用年数は6年。短いですよね。また事故などでいきなり廃車ということも日常茶飯事。1日を貸し出すとなると、その1日でできるだけ元本を回収しなくてはいけません。つまり、割高にせざるを得ません。
一方で家の場合は、木造住宅30年、マンション37年で長いです。また、これらは取り壊された建物の築年数であり、実態を表した数字ではなく、築50年たっても余裕で使用できる建物も多いですよね。車のよういきなり使えなくなる確率はほぼゼロです。
また、家の場合、建物と土地の値段が含まれています。6:4で建物:土地でしょうか。その土地に耐用年数はありません。土地は国が滅びない限り永遠です。
つまり、車を貸す持ち主と、大家とでは、リスクプレミアムが大きく異なるので、家では車のように割高にする必要性は全くないと言えるわけです。
>一時的に利用するからタクシーは便利かつ経済的です。週に1回くらいちょっと離れたイオンに行くためにしか車を使わないなら、タクシー利用は車を所有するよりも経済的にお得になる可能性が高いと思います。毎日毎日タクシーを利用するなら、車を買った方が経済的にはお得になるはずです。
確かにおっしゃるとおりです。これは車を買ったら、車の耐用年数である6年。本当に長くて10年でしょうか。これを使い切ることができるからです。引っ越ししても車を持っていけます。人間の寿命はもっともっと長いですからね。
>住宅は常に借りている状態です。契約としては24時間常に家を借りている状態です。
24時間借りっぱなしでも、それが2年借りっぱなしでも、それは50年のたったの2年。土地の耐用年数∞からすればゼロです。これは車でいうところの、「週に1回くらいちょっと離れたイオンに行くためにしか車を使わない」状態に当たるのではないでしょうか。車でいうところの「これを使い切る」には、少なくとも37年間は絶対に引っ越しせずに、その場所に定住。結婚しても、離婚しても、子供ができても、転勤になっても、仕事をクビになって九州に帰らなくなっても、老後二人っきりでも、病気で死んでも、絶対に引っ越ししてはいけません。人間にとってこの50年は長すぎるのです。土地の値段分は言わずもがなです。
>賃貸住宅に住んでいる人は、住宅の価格変動リスクや住宅が地震等で倒壊するリスクを家主に転嫁しています。リスクを家主に負担して貰っている分、入居者は経済的なコストを負担していると考えるのが自然です。
おっしゃるとおりです。であるならば、賃貸VS購入を比較する場合、購入側に立つ人はそのリスクを賄うための保険料も加算してやっと、賃貸と公平に比べることができるのではないでしょうか。
>結局大事なのは自分の価値観なんだと思います。
全くその通りで、購入派の根底には、一国一城の主となりたい!、やっぱ家は買うもんでしょう!
、親もそうしてるし周りもそうしてるし、自分だけ賃貸なんて恥ずかしい!といういわば見栄があり、そうとは胸を張って言うことはできずに、あれだこれだと条件をこねくり回して、経済的優位性を主張しているに過ぎないと思われるわけです。
どうも、こんばんは。
経済的な話に限って言えば、稼働率が高いものは購入した方が得なんだろうなと思います。
もっとも稼働率が悪い固定資産といえば車です。平日は乗らずに休日だけ乗る人もいますし、毎日通勤で使う人でも日中は駐車しておくだけというケースが多いと思います。そうなるとどうしても車購入には割高感が出てきます。
都内を中心に車を持つのは経済的ではないという意見が多いですが、車が高額というより使用による便益に比べて割高と言ったほうが正確な気がしています。
車は非稼働の時間があまりに長すぎます。夜はずっと非稼働なわけですし。トヨタなど車メーカーは頑張って原価低減してくれていますが、使用する頻度が低いためにどうしても割高感が拭えません。自転車なども同じような感じですがやはり金額的インパクトがあるのは車ですかね。
そこに目を付けたのがウーバーです。世界中に存在する車には非稼働の時間がたくさん存在するはずで、それを世の中に活かせないかと考えてあれだけ大規模なビジネスにまで成長させました。新ビジネスというと新しいモノを生み出すイメージが強いですが、既存のモノをより効率的に使うことで価値を生み出すという方法ですね。
住宅は車に比べて格段に稼働率が高いです。仕事に出ているサラリーマンは家にいない時間も多いですが、少なくとも寝ている時間は家にいます。
子どもや専業主婦の奥さんがいれば家族の家にいる時間は長くなります。
なので、住宅は賃貸よりも購入したほうが経済的なんだろうな~と思っています。
よほど割高な住宅を掴まなければ、賃貸で家賃を払い続けるよりもきっと経済的だろうと思います。
ただ家にも車ほどではないにしても非稼働な時間があるわけで、そこに目を付けたのがエアビーアンドビーです。
こういう個人の固定資産を有効活用することで価値を生むビジネスが最近流行っていますね。
で、最後の最後はお金ではなくて価値観ですね。
新車のフェラーリを買うなんてよほどの大金持ち以外経済的負担は大きいわけですが、本人がフェラーリ乗って満足なら誰もそれを批判する資格はありません。
私はなるべく固定資産を持たずに身軽でいることに価値を感じるので、これからも家も車も持たないと思います。
でも家は将来買うのもありかな~とか思います。低利で借金できるのは羨ましいです。