持ち家か賃貸か。散々議論し尽されたように感じますが、それでも定期的にマネー誌や経済誌でテーマに上がります。もはやお金関連の永遠のディスカッション・テーマになっています。持ち家と賃貸とで、生涯のキャッシュフローがどう推移するのかグラフなどで比較されることもよくあります。
住宅は買うにしろ借りるにしろ、個人にとって人生最大の生活関連コストになることが多いです。
東京都内では一人暮らしでも(場所によりますが)、最低でも5万円は出さないと厳しいです。5万円出せば、なんとか風呂・トイレが付いている家が借りれます。月5万円ってことは年間60万円です。新卒1年目の社会人にとっては結構キツイ出費です。
5万円というのは都内では激安の部類に入ります。私の同僚(一人暮らし)の平均家賃は7~8万円といったところでしょうか。
多くの人が住宅コストには興味を持ちます。金額が高いので、興味を持たざるを得ないと言ったほうが正確かもしれません。だから「持家 vs 賃貸」の議論も白熱しがちです。
そんな「持家 vs 賃貸」の議論になると、特に持家派の人からこんな意見が出る時があります。
「そもそも自分が住むために家を買うんだから、持家は投資ではない。住宅の購入は消費だ。だから、持家と賃貸の比較をすること自体ナンセンスであって、そんなの無意味だ!」
住宅の購入は投資なのでしょうか、それとも消費なのでしょうか?
あなたはどう思いますか?
私こう考えています。
住宅の購入は、購入者の主観によって投資にも消費にもなり得る。しかし、生涯収入2.5億円程度のサラリーマンが住宅購入を消費と言い切るのは大変傲慢である。家を買う時には投資的な観点での評価が欠かせない。
投資と消費の違いって何でしょうか?
投資とは将来のリターンを求めて、今持っている資金や時間を投じる行為です。企業が工場を設立するのは立派な投資です。工場を作ってその工場で製品を製造し、その製品を市場で販売することによって将来利益を得るために工場を作るのです。
投資とは未来のリターンを期待して、お金を使うことです。
(時間を使うことも投資と言えますが、この記事ではお金にフォーカスします。)
消費とは将来のリターンを求めることなしに、今持っている資金や時間を投じる行為です。コンビニで500円のお弁当を買うのは消費です。そのお弁当を買ってカロリーを摂取して将来の金銭リターンに繋げようなんて考えません。
消費とは未来のリターンを期待することなく、お金を使うことです。
じゃあ、投資と消費は何を買うかによって一律に決まってしまうものでしょうか?
工場を建設するのは必ず投資?
お弁当を買うのは必ず消費?
果たしてそうでしょうか?
私がたまに見ているおデブキャラのYouTuberがいるのですが、彼は東京駅で売られている1個1万円のステーキ弁当をYouTubeで紹介して話題を集めていました。再生回数も50万回はあったと記憶しています。
1万円のお弁当ですよ!そんなお弁当の見たことありますか?
実はこれは東京駅地下の惣菜コーナーで普通に販売されています。ミート矢澤というお店の「特選 黒毛和牛高級弁当」というものです。私も以前見に行ったことあります。もちろん見に行っただけで、実際に買ってはいませんが。
そのおデブYouTuberにとってミート矢澤の1万円のお弁当を買う行為は消費だったのでしょうか?
彼はただ美味しいものが食べたくて1万円もするステーキ弁当を買ったのでしょうか?
多分違いますよね、彼にとってミート矢澤の高級ステーキ弁当購入は消費ではなく投資だったはずです。
食べたい欲求もあったのでしょうが、一番の目的はYouTubeで動画にアップすることで再生回数を稼いでお金を稼ぐことだったはずですから。美味しいものを食べてお金を稼ぐとは一石二鳥ですね、羨ましい!。50万再生ってことは、保守的に1再生0.1円で計算しても5万円の収入になります。1万円の弁当代くらい余裕でペイできます。
もし「ボーナス出たし、ネットで話題のミート矢澤の高級弁当食べてみようかな!」という思いで買って食べだだけの人にとっては、ミート矢澤の弁当代1万円は消費になるでしょう。
同じお弁当代であっても、それが投資なのか消費なのかは人それぞれ違います。将来の金銭リターンを期待しているか、していないかという各個人の主観・目的次第です。
さて、住宅の購入は投資ですかそれとも消費ですか?
住宅購入が消費か投資か、これもミート矢澤のお弁当と一緒で買った人の主観・目的次第です。
住宅に将来の資産価値を求める人、住宅購入に当たって将来売却時の経済計算をする人にとって、住宅購入は投資です。住宅に将来の資産価値なんて求めない人にとって、住宅購入は消費となります。
買う人に考え方によって、住宅購入は投資にも消費にもなり得ます。
なり得るのですがね・・
果たして、普通のサラリーマンで住宅購入を消費だと言える人がいるでしょうか?
もちろん「俺にとってマンション購入は消費だ!」って言うのは本人の自由です。そう思うのは本人の自由です。ですが、その発想は健全でしょうか・・。
大卒男性サラリーマンの平均生涯収入は2億5千万円ほどだと言われます。税金や社会保険料を差し引けば2億円を切るでしょう。仮に生涯手取り収入が2億円だとします。
住宅の価格はピンキリですが、SUUMOによると首都圏の新築マンションの平均購入価格は4340万円、関西圏は3510万円とのことです。まあ皆が新築を買うわけではないし、ざっくり3000万円としましょう。
生涯手取り収入が2億円のサラリーマン。
住宅購入価格は3千万円。
・・・
・・・
平均的サラリーマンに、住宅購入を消費だと主張する資格はあるでしょうか!?
消費と言うには無理があると思いませんか!?
私は、平均的サラリーマンが「住宅購入は投資ではない!」と言うのはちょっと傲慢じゃないかと思います。
投資ではない、つまり消費だと認識するということは将来の金銭リターンを一切気にしないということです。住宅購入にあたって、将来の金銭リターンを気にしないということです。
そんな余裕ぶっこいていられるでしょうか?
住宅価格が3000万円だとしたら、それは生涯手取り収入(約2億円)の15%を占めることになります。たった一つ買い物で生涯所得の15%を使ってしまうのが、サラリーマンにとっての住宅購入です。15%って軽く思えるかもしれませんがそんなことありません。一度の買い物で生涯収入の15%を使う買い物は住宅くらいだと思います。
住宅購入金額は、普通のサラリーマンにとって高額過ぎるのです。なので、「住宅購入は消費だ!」なんて言っている余裕はないはずです。
もし「住宅購入は投資ではなく消費だ!」と言っているサラリーマンがいるとすれば、その人は簡単な算数もできない人かと思ってしまいそうです。小学生レベルの分数の計算ができれば、住宅購入は自分の生涯収入の10%以上を占める買い物だとわかるはずです。それほど大きな買い物であれば、否応なく投資的な観点で評価しなくちゃいけないとわかるはずです。
年収270億円のクリスティーナ・ロナウドが、3000万円のマンション購入を「こんなの消費だ」と鼻で笑うなら納得です。ロナウドにとっては3000万円くらい消費だと割り切れるでしょう。3000万円で買ったマンションに耐震偽装があることが分かって資産価値が暴落したとしても、ロナウドは大して気にする必要ないでしょうね。
それはロナウドが大金持ちだからです。3000万円の家を投資ではなく消費だと割り切って買えるほど経済的余裕があるからです。
私たちだって、2万円の自転車くらいなら消費だと思って買えると思います。将来の下取り価格を考えて自転車を買う人は稀だと思います。純粋に自分が欲しい自転車を購入するはずです。自転車を購入するのに投資的な観点は持ち出さないはずです。それは、普通のサラリーマンであっても自転車くらいなら、金額的に消費と割り切れるからです。
もちろん、人によってはリセールバリューを考慮して自転車を選ぶ人はいるかもしれません。それは自由です。自転車購入に投資的評価を取り入れたってそれは全然OKです。
車になると下取り価格まで考えて購入検討する人は多いですよね。ホワイトやブラックの車は比較的下取り価格が安定していると言われます。本当はブルーの車が欲しいけど、下取り価格を考慮してブラックにした人は結構いると思います。車は高額な商品ですから、投資的な観点で購入意思決定する人は多いと思います。
家は車の10倍以上の値段です。庶民は車ですら投資的な観点で購入検討するのに、その10倍もの値段がする家を投資的な観点で評価しないなんてあり得ないと思います。
住宅購入を消費だと思うこと、それはあなたの自由です。別にそう思っても誰も止めはしません。むしろ、不動産販売会社はそういう顧客は大歓迎だと思います。
でも、よ~く考えるべきです。
普通のサラリーマンにとって住宅は単価が高過ぎます。
住宅を購入することに反対しているわけではありません。私個人は賃貸派ですが、それは独身だからという理由も大きいです。結婚しているうちの妹は数年前に「2人の娘に素敵な家で楽しく過ごして欲しいから」という理由で埼玉に一戸建てを購入しました。値段は知りませんが、もちろんローンです。
家を買うってお金だけで判断すべきことでもないです。家族がこれから毎日一緒に生活する空間ですから、金銭的な損得だけで賃貸と持家を判断することが正しいとは思いません。やはり日本では、どうしても賃貸住宅の質が悪いのが実情ですから。都内で4回引っ越した経験があるので結構わかってるつもりです。
ですが、それでも「住宅購入は投資である」という視点は欠かせないと思います。なぜなら、繰り返しですが、サラリーマンの収入に比して住宅価額が巨額だからです。いくら愛する家族の為に家を買うと言っても、あまりに投資価値のない家を購入してしまっては、将来金銭的に苦労することなってむしろ家族を不幸にしてしまうかもしれません。
住宅購入を消費と考えるかそれとも投資と考えるか、それは個人の考えに依ります。
しかし、平均的なサラリーマンが住宅購入を消費と考えるのは人生設計が甘すぎると思います。
あなたが世間一般の平均的サラリーマンであるならば、住宅購入は投資だと考えておくべきだと思います。家族が楽しく過ごせる空間を買うというのは素敵な買い物だと思います。ですが、裏では冷徹な経済計算をすべきです。
新築マンションは販売会社の利益が乗っているので(当たり前ですが)、その資産価値は購入した瞬間に2割は下落すると言われます。レバレッジかけて株を買ってソッコーで20%大暴落するとの一緒です。
住宅購入を否定するつもりはないのですが、常に投資家としての視点を持って検討した方がいいと思います。
私が住宅を買ったのは正しかった!!
否定するなんて許せない!!!
・・・まで読みました。
長文記事で大変失礼いたしました。
このネタに関しては既に私の中では結論が出てます。少なくとも「私達の年齢で」住宅ローンを組んで家を買うのは金融リテラシーの欠片もありません。私の職種、、最も金融リテラシーのない人達の集まりです、私の同期は夫婦で1億2000万の住宅ローン(一軒家)を先輩は夫婦で8000万のマンション、今の職場の上司も住宅ローン軽く1億超えてます。しかも、酷いのが旦那だけがローンを支払うシミュレーションではなくって妻も月々数十万支払うらしくって、どちらかが病気や妊娠で支払えなくなったら一体どうするつもりなのかと、、、人のサイフなんで知ったことではないですが話を聞いててゾッとします。私は賃貸で車はカーシェアリング、保険はなし。例え子供を持ったとしてもマンションで充分です。周りは子供が巣立つまでは広い家が子供ものびのび出来ていいよと言いますが、子供が巣立ったあと夫婦二人でそんなに広い家に住んでどうすんの?といつも思います。そんなに家が欲しいならそれまで頑張って投資して億り人になって配当で夫婦二人の小さな家なりマンションなりを購入すればいいのではと思いますが、誰しも目の前の贅沢に飛びつきたくって仕方ないのでしょうね。
こんばんは。
にゃんまげさんは私のちょっと先輩で同年代でしたよね。
一般論としては、おっしゃる通り私たちの年齢で住宅ローンを組んで家を買う必要性は薄いですね。
もちろん価値観は人それぞれと言ってしまえばそこで議論終了なのですが、住宅は金額が高すぎるので価値観どうこうの前に普通のサラリーマンは相当慎重に購入検討すべきだと思います。どんなライフスタイルを望んでいようと、先立つお金がないと幸せな生活にはなり得ません。
投資的な資産価値をろくに計算せずに、給与キャッシュがあるからと言って安易に住宅ローンを組むのはやはり危険ですね。
投資の勉強を通じて借金そのものに対する嫌悪感は完全に無くなりましたが、住宅ローンの場合は資産側の収益性が悪いケースが多いのが問題ですね。
いくら低利でのレバレッジが有利だと言っても、肝心の資産側の利回りがマイナスだと意味ありません。
企業のレバレッジも金利を超える投資リターンを出して初めて、業績改善に繋がります。
金利未満の投資リターンでは、レバレッジはむしろ負の効果があります。
1億円借金できるってさぞかし優良企業なのですね!
私の周りで新築買っている人は、平均すると3千万円~くらいが多いと思います。
1億円借金するってすごい勇気ですね。。
ある意味、尊敬します。
人生一度だから、それくらい思い切りよく決断することも時には必要なのかもしれませんね。
まあ我々のように一度マネーの勉強をしてしまうと、とてもじゃないですがそんな英断できませんね・・。
車はかつては所有一択でしたが、最近は色々なサービスが生まれてきて面白いですよね。
ウーバーやリフトのサービスもいずれは日本でも普及するだろうなと思います。
ウーバーに出資と報道されていたソフトバンク孫さんに期待しています!
グーグルはリフトに投資するそうです。
カーシェアリングもコストを抑えながら必要な時だけ利用する合理的な方法ですよね。
所有ではなく利用というのが当たり前の時代になってきていますね。
私は専らレンタカーです。
明日、都内から山梨に遊びに行く予定ですがそれもレンタカーです。
ちょっと贅沢してマーチではなく、エクストレイルを選びました。
こんなプチ贅沢が出来るのもレンタカーの醍醐味です。
いつかポルシェのレンタカーに一度乗ってみたいと本気で思っています。
家を買ってしまうと、家族構成の変化に柔軟に対応できないというのも問題ですね。
これはまさに我が家に当てはまります。
うちの実家は元々家族四人で分譲マンション暮らしでしたが、今は私も妹も家を出ています。
老夫婦二人が住むには広すぎる状態になっています。
もともと子供部屋だった場所は今は使われていません。
せめてもの救いとして、妹の子どもが実家に遊びに来るときその部屋は有効活用されています。
住宅ローンは借金である。
不動産購入は投資である。
こういう基礎知識をしっかり身に着けたうえで、住宅購入の意思決定をすることが大切なんだろうと思います。
何も知らずに勢いで買っている人があまりに多いと感じます。
恋愛も仕事も買い物も、勢いで突っ走ることは時には大切だと思いますが、住宅購入だけは慎重さが必要だろうと思います。
ミスった時の経済的損害があまりに大きいですね。
いい生活を送りたいという欲望自体はとても健全だと思います。
私も今のウサギ小屋にずっと住むのは嫌です。
でも、経済性も同じくらい大切ですね。
1万円のステーキ弁当うめー!!!
・・・まで読みました。
ウソです(笑)
確かにその人の収入額や購入しようとするものの値段で消費として使い切るか、
ある程度使用した後の資産価値を考慮するかは分かれますね。
俺は70万円ほどの安い中古車を買って乗っていますが、
これは売ることは想定せずに使い切って廃車にすることを想定して買いました。
ですが例えば1千万円もする高級車を買おうとする場合、
私のような平均的な収入しかないサラリーマンは
しばらく乗った後に売却することを想定して車を買うと思います。
いや、別に想定して買うかどうかは個人の勝手かもしれませんが、
想定しない場合には後々金銭的なしっぺ返しがあると思います。
職業柄お金に困って破滅的な人生を歩んでいる人たちを多く見てきた自分にとっては
こうした投資的観点を持つということは意義があることだと思います。
ジグソウさん、こんばんは。
驚かさないで下さい(笑)。
ステーキ弁当美味しそうなのですが、実際に見る限り1万円出してまで買おうとは思えませんでした・・。
ネタですかね。
ミート矢澤の一番人気はハンバーグ弁当みたいです。
投資か消費ってたまに議論になることなので、個人的な意見を記事にしてみました。
考えてみると、投資価値を求めるか否かは個人の主観に左右されるという結論になりました。
とは言え、住宅購入を個人が消費と割り切るのは無理があるだろ~と思います。
ジグソウさん、中古車をお持ちなのですね。
確か都内でもなるべく安いところにお住まいと以前おっしゃっていましたよね。
車が必要な場所であっても、中古車で70万円で買えれば安いですよね。
経済的なコストって使用頻度が高くなればなるほど、購入した方が割安になりますからね。
廃車にする前提で乗るってことは、もう家計のバランスシートに車を計上しないという発想ですね。
その発想になれるということは、もはや固定資産の購入ではなく消耗品の購入に近いですね。
それくらい安値に抑えれると車のコストも抑えることができそうです。
私は、今は都内ですが中部地区に工場があってそこに異動になる可能性はあります。
そしたら車は必須になるだろうなと思います。
そうなった時、自分は車をどうするだろうかとたまに考えます。
やはりジグソウと同じく安い中古車を買うと思います。
もしくは、自転車で頑張るか笑。
運動にはなりそうです。
でも決算でクタクタになって自転車で買えるのはしんどそうです。。
1千万円くらいする高級車、一度乗ってみたいです。
個人的にはレクサスのRXに憧れます。
あとBMWは乗ってみるとあまりに楽しくて、みな嵌っちゃうそうです。
一度レンタカーで乗ってみたいです。
レクサスやBMWのレンタカーってあるのかわかりませんが。
確かに1千万円級の自動車を買う時は、投資価値を考えたいですね。
ですが欲を言えば、投資価値を考えなくともサクッと買えるくらいになれれば理想です!
>想定しない場合には後々金銭的なしっぺ返しがあると思います。
そうですよね。
お金のことばかり考えていてもつまらないと思います。
友達と旅行にいったり、女性と食事に行ったりするときにお金のことを考え過ぎてもつまらないと思います。
ですが、家の購入の時だけは投資計算を厳密にすべきだと思います。
あまりに金額が大きいですよね。
ホント住宅買う時だけでもいいからって思います。
hiroさん。
こんばんは。
持ち家 vs 賃貸、白熱してますね!
私はホリエモン信者(持ち家反対派の教祖)であり、都内賃貸を10年ほど転々としていた身ですが、自身の環境やバックグラウンドにより、持ち家のメリットのほうが強くなってきた次第です。
結論から申し上げますと、このような議論が延々と決着することのない理由は、「人の環境やバックグラウンドに、メリットデメリットが大きく変動されるものだから」であると分析しています。
持ち家がメリットになる環境等は以下であると考えています。
– 家族がいること。
– 定住する気があること。
– 都内近郊(都内隣接県)あること。
– 生活物価が安い地域であること。
– 駅近であること。
– 中古物件で良物件あること。
家族がいなければ住宅は不要です。
家族がいた場合、日本の住宅事情では賃貸は最悪の選択肢です。
1人身では最高でしたけどね。
定住する気があることは大事なことです。
これは自問自答して考える必要があります。
都内に家を買うのは、投資物件のみならまだ転売益を狙えるので有効ですが、消費物件としてみた場合は最悪です。
オススメは都内近郊です。
賃貸は都内近郊であっても相場が下がりにくいのですが、戸建は地価が下がり続けているため、かなり割安です。
物価、特に食費は歳をとるごとに家族構成などの関係でインパクトが大きくなります。
都内と比べて近郊のスーパーは、1/2まで価格が下がっているスーパーがゴロゴロあります。
駅近はhiroさんの記事の通りです。
中古物件で良物件であること。
実は都内近郊の戸建であればゴロゴロあります。
持ち家神話はまだ日本でも浸透し続けているため、結婚した夫婦は金に糸目をつけず良い素材、良い設備の家を建てる傾向が根強くあります。
結婚式と同じですよね。
一生に一度的なやつです。
しかし、今の日本はすぐに離婚してしまう夫婦も多いのです。
そのような家は「新中古」の良物件として売りに出されます。
相場より何割も安い価格です。
中古物件は不動産業者を介した個人同士の売買になることが多いので、早く売りたい気持ちから驚くような安値で売りに出す物件が稀に出現します。
私は以上の条件が重なる時が訪れるまで、一年以上かけて物件を調べ続けていました。
現地調査もしました。
お陰様で、歴史的なマイナス金利の中で、かなりの割安の新中古(1年半経過物件)を手にすることができました。
家の固定費や生活費が以前より抑えられただけでなく、生活の質も格段にアップしました。
投資家の皆様も銘柄選びの時に良く言うセリフである「良い銘柄を、良い価格で買う」という行動が、不動産にも当てはまるのだと感じています。
巷で持ち家が割高と言われているのは、気持ちが高ぶって5千万とか億とかのローンを組んで、割高な新築物件を買うケースが後を絶たないからです。
そのような行動は、いわば「期待感からストップ高した銘柄を、喜んで買いに行くような憐れな投資家」と何ら変わりはないということです。
不動産も銘柄選びと何ら変わりはありません。
しかし、不動産は失敗が出来ないから恐ろしいのは確かです。
損切りができないですし、資金も膨大になります。
集中投資に近く、成功した時は最高のメリットを享受することが出来ますが、失敗したときのデメリットは大きなものになります。
しかし、不動産が株式と異なるのは、自分でコントロールできる裁量が大きいことです。
生かすも殺すも自分次第、といったところでしょうか。
これは、人間性も大事ですが、失敗もメリットに変えるだけの人間力も大事ですね。
失敗だと思ったことが、実は最高の選択肢だったなんてことは、ビジネスの現場にもよくありがちな話です。
ようは、不動産でも投資でも仕事でも、何でもそうですが、結局は全て自分次第なので、いろいろな意見を聞き、勉強して、自分にとっての最良の選択をし続けることが人生で最も必要なことなのです。
人生は常に選択の連続です。
「今」自分にとって、何がベストな選択なのか?
常に考えて行動する人は、何事においても成功しています。
そのような人は何事も成功に「持っていっている努力をしている」ので、側から見たら成功し続けているように見えるだけなのかもしれません。
mimizuさん、こんばんは。
海外旅行中ですよね。
旅先からコメント下さいまして、ありがとうございます。
持ち家のメリット、それは経済性なんでしょうね、きっと。
よく持ち家は割高だから止めなさいと言われがちですが、あれは本当は違うのでしょうね。
使用頻度、稼働率の高いものは賃借するのではなく、購入して所有した方が経済的なんだと思います。
毎日車に乗るなら、レンタカーよりも車を所有した方が経済的なのと一緒で。
どんな投資対象であっても、リスクとリターンはまあまあバランスするように世の中うまく出来ていると思います。
賃貸は不動産所有のリスクを背負わないでいいという大きなメリットがある分、経済性には劣ると考えるべきなのかなって思います。
貸し手側の視点で見れば、自分が不動産の価格変動リスクを負っているのだからそれに対応するコストはしっかり家賃として請求しますよということでしょうか。
そこに需要と供給のバランスも加味されるので、一概には言えませんが基本的な傾向として賃貸は経済的には割高になる傾向があるものだと今は考えています。
購入のデメリットはとにかく固定化ですね。
住宅ローンを使えばキャッシュアウトフローが固定化されます。
住む場所も固定化されます。
賃貸はこれらの固定化を免れる代わりに高めのコスト負担を強いられるということでしょうかね。
一人暮らしだと持ち家は必要ない賃貸で十分と言われますが、これも経済的には実は正当化されないと思っています。
一人暮らしであっても、きちんと中古住宅市場の中から良質な物件を選択すれば経済的には持ち家の方が有利な可能性は高いと思います。
一人暮らしの人に持ち家を推奨できないのは、今後の人生の変化が大きいと想定されるからですね。
結婚して家族が増えるかもしれないし、若いと転職や転勤で居住地を変える必要が出てくる可能性も高いです。
一人暮らしの人は仕事でもプライベートでも、相対的に将来の変化の余地が大きいですね。
だから一人暮らしの人には賃貸が推奨されるのだと思います。
決して賃貸が経済的に優れているというわけではないのでしょうね。
仮に一人暮らしであっても、「仕事は変えるつもりはないし転勤もない、結婚するつもりもない、住む場所も今のままだ」と固く決意している人は恐らく家を買ってしまった方が経済的には有利だと思います。
そんな人なかなかいないと思うので現実的な仮定ではありませんがね。
東京の賃貸住宅(ウサギ小屋)に住んでいて強く思いますが、賃貸は割高です。
mimizuさんの住宅購入エピソード、とても興味深いです。
ここまで入念に検討したうえで良質な中古住宅を買える人は、住居費という面で経済的にはかなり楽できますね。
調査検討の苦労をしたご褒美とも言えます。
mimizuさんの姿勢が世の中的には異常に見えるでしょう。
世間の人は、もちろん住宅購入は真剣に検討するでしょうが、mimizuさんほど経済性を深く検討している人はほぼいないと思います。
でも住宅は数千万円の買い物ですから、mimizuさんレベルの検討をした上で購入するのはむしろ自然なのかもしれません。
世の中の新婚カップルはあまりに気軽に家を買い過ぎなのでしょうね。
本人たちは真剣に検討しているつもりでも、その家の投資価値の計算まで厳密にできている可能性は低いと思います。
そもそも中古住宅が検討の対象にすら入っていないことも多々あると思います。
教育の問題もあると思います。
住宅の投資価値計算をするには、やはり最低限のファイナンシャル教育が必要だと思いますから。
住宅の選び方、大変参考になります。
確かに最初は新生活に舞い上がって、高額な住宅を買ってしまったけど早期に離婚してしまったケースは珍しくはないでしょうね。
そういう新古住宅は、少なくとも販売会社の利益が乗っていない分は確実に割安に購入できますね。
また売却側が資金繰りに困っていれば、より有利な条件を引き出せる可能性も高そうです。
私も住宅に対する考えがかなり変わってきました。
かつては、経済的にも賃貸の方が圧倒的に有利だと思っていました。
でもそれは違いますね。
それは、大手不動産会社が販売する新築マンションと比較したら賃貸の方が経済的に有利なだけですね。
mimizuさんのようにしっかり中古物件まで検討して買うなら、経済的には持ち家の方が有利だと思います。
しかも、不動産購入は低利で借金できるというおまけまでついています。
いいですね。
私も不動産購入の熱が3年ぶり位に上がってきそうです。
しかし、上にも書きましたが独身の今は将来生活の不確実性が大きくてなかなか購入決断はできませんね。。
結婚するかしないかわからないです。
あと10年後、1人で生活しているのか、2人かそれとも4人かはたまた6人か(笑)、全く見当もつきません。
将来の生活像がほぼほぼ見えて、かつ居住地を固定すると決めたら住宅購入は真剣に検討したいです。
ああでも、前者はいいとして後者は難しいかもしれません。
なんか、生活の場所が縛られない自由なライフスタイルに憧れるのです。
ただの憧れですね。
その憧れのライフスタイルを実現するコストは、ちょっと高過ぎるかもしれません。
そこはコスパを考える必要がありそうです。
人生どこかのタイミングで主要な居住地を決めて、そこに家を買うのは経済合理的ですね。
やっぱり福岡かな~。
一年以上かけて物件探すって凄いですね~。
でもそれくらいやらないとダメなんでしょうね。
私もいざ家を買うとしたら、多分同じくらい検討すると思います。
10万円のPC買うだけでも1カ月以上検討したいのでw、その100倍上の値段がする住宅となれば1年以上検討してしまうと思います。
いや~でも、「検討する」と簡単に言いますけど、何から検討すればいいかさっぱりわかりません。
ここが難しいところですよね。
私たちには不動産購入の知識がそれほどないのが普通ですから、どう検討すればいいかも最初はわかりません。
そういった暗中模索をしながら調査を続けていく精神力が必要そうな気がしますね。
当面は賃貸派のままだと思いますが、購入というオプションを初めから毛嫌いするのではなく、将来的にはきちんと客観的に比較検討しようと思います。
お金の比較計算というより、経済性と人生観の折り合いですかね。
ご意見ありがとうございました。
もう東京戻られているのですね!
お帰りなさい。
日本は3連休に台風直撃という残念なことになってます。。
hiroさん、こんにちは。
はい、旅行中でしたが勢いでコメントしてしまいましたw
hiroさんブログの大ファンなので、どこにいても毎日チェックしますよ~
むしろ、私のブログもチェックいただいていたのですね。
大変恐縮してしまいますが、とても嬉しいです!
ありがとうございます。
> お金の比較計算というより、経済性と人生観の折り合いですかね。
そうですね。
この言葉に全てが集約されるのだと私も思います。
お金や投資の側面から見ると物件というのは完全に負債ですが、人生それだけではないですからね。
「必要なモノにはお金をかける。無駄なモノには一切使わない」
これが大事なのかなと。
モノの購入には時間をかけて、本当に自分に必要なのか自問自答するべきでしょう。
となりの億万長者、という本があるのですが、これはお金の使い方を学ぶ上ではバイブルに近いので、国民全員にオススメしたいです。
> 日本は3連休に台風直撃という残念なことになってます。。
ちょうど3連休にどんかぶりですね。
こんな天気じゃお出かけもできないので、家に引きこもってブログ更新に励もうと思います。
ちょうどIBMからの配当金があったり、撮り溜めていたモーサテ等の消化等でネタはいろいろありそうです。
PS4いいですね~
FF15がやりたいです。
hiroさんはドラクエ派でしたっけ?
そういえば最高の名作、聖剣伝説2のリメイクがPS4で出ますよ☆
mimizuさん、こんばんは。
ですよね、旅行中でしたよね。
コメント頂いて驚きましたよ。
わざわざ旅行中の貴重なお時間を割いてコメント書いて下さり、ありがとうございます。
人それぞれ色んな人生を歩むことになりますが、結局、時間とお金をどう使ってきたのかという点に集約されるのでしょうね。
何でもトレード・オフですね。
どういう買い物であれ、それを手に入れるための金銭的コストとそれを買うことで得られる経験や体験とのバランスが大事なのでしょうね。
住宅はその金額が大きいので、特に議論のスポットが当たりやすいだけだと思います。
でも金額が大きいというのは重要なファクターだと思います。
そこでミスすると、住宅以外に使えるお金が著しく減少してしまいますから。
時間とお金、この2つは並列で存在するものとは思っていません。
時間が主でお金が従だと思っています。
どういう人生を送るのかという、どういう時間の使い方をして後悔ない人生を送るかという点があくまでも主だと思っています。
お金はその時間を実現するためのツール・手段に過ぎないです。
だからこそ、自分の望む生活や家族を幸せにするために家を買うという選択肢は当然ありだと思います。
従であるお金に執着し過ぎて、自分の望む生活を捨てるは本末転倒だと思いますから。
ですが、従に過ぎないお金でもあまりに無駄に使い過ぎると苦労することになります。
お金は従に過ぎないですが、それでも住宅は単価が高いのでよくよく検討すべきだと思います。
お金は目的ではなく手段ですが、だからと言ってその手段を軽視していいとも思いません。
>本当に自分に必要なのか自問自答するべきでしょう
はい、私もそう思います。
これ意外と難しい質問だと最近思います。
自分が本当に何を求めているのかって分かっているようで、よく分からないなと感じます。
そうやって時間だけが刻々と過ぎている気がします。
「となりの億万長者」、昔読んで衝撃を受けた本の一つですね。
お金持ちは実は倹約家だったということですね。
昔は「となりの億万長者」に憧れていました。
が今は、「となりの億万長者」的な人生って本当に幸せなのかなって思う時があります。
「となりの億万長者」から学べるお金に対する姿勢は大切にしたいのですが、人生観まで学ぶと人によっては後悔するかもしれないなって思います。
それはバフェットやマンガーも一緒ですね。
最近日経さんから頂いた「マンガーの投資術」という本を読んでいますが、マンガーも結構な倹約家だなと感じます。
倹約でいることは投資を推進する上で大切なことだと思いますが、お金持ちになることが目的化しがちでそこに気を付けないとなと思う次第です。
ブログ更新頑張って下さい!
最近のIBMの記事めっちゃ勉強になりました。
今後も勉強させて下さい。
>聖剣伝説2のリメイクがPS4で出ますよ
なんと、それは嬉しいニュースです。
さっきググったら、YouTubeで動画が出てきました!
3Dで聖剣2が甦るのですね~。
これは買っちゃいますね。
いつも大変参考になる記事、どうもありがとうございます。
大きなローンの場合、投資の観点で考えるのは確かに大切でその通りと思います。ですが文体から家族の存在の大きさを経験されてない方なのだなというのが透けており、そこだけが残念です。
ですがhiroさんのファンですのでこれからも更新を楽しみにしております。
こちらこそいつもお世話になっております。
そうですね、おっしゃる通りどうしても自分の経験値上家族の存在の大きさがわかっていない面はあると思います。
せめてもの救いとして、姪っ子がいるので何となくはわかっているかもしれませんが。。
持ち家を否定したいとか、そういう意図は全くございません。
伝えたいと思ったことは、とにかく住宅購入は金額が大きいので買うにしても経済性を慎重に検討しましょうねということでした。
家族が大切だからこそ、居住空間は大切だと思っています。
同時に家族が大切だからこそ、お金も大切だと思っています。
どうしても家は金額が大きくなりがちなので、嫌でも経済的な投資計算をすべきだと思います。
経済性を考えずに家を買っている人は皆無だと思っていますが、それでも検討が甘いケースは多いのではと推測しています。
「持ち家の経済計算をきちんとやるべきという」メッセージをほとんど読まれずスルーされるインターネット上でなるべく読まれるようにするために、「小学生レベルの算数もできないのか?」といったちょっと反発買うようなタイトルで出しております。
文体も「ん、なんだコイツは??」と思われるように敢えて書いている面もございます。
斜め読みされがちなネット文章ということでメッセージを多少過激に書くように心掛けております。
(ブログ運営の師匠にそう教わりまして、、まあまだまだ勉強不足なのですが。)
「批判を恐れず、恥を恐れず、そして誤字脱字を恐れず、笑
自分の信念を堂々と掲げ、自己開示をし
例え「どれだけ苦い薬」であっても、現実を変えたい人間のために
綺麗事ではない現実的なソリューションを提供する。
そういう人間だけが歓迎され、成功できる世界です。」
「仕事として、自分自身を演じる。
演出するって言った方がいいかな。
ではなぜそのような「嘘」が必要なのでしょう。
その理由は、相手のことを考えなければいけないから、です。
社会から求められる「自分」があるから。
だから、自分に嘘をつき自分を演じる。」
↑
ブログ運営で億単位稼いでいる師匠から頂いたお言葉です。これを忘れずにブログを続けています。
なかなか出来ることではないですが、自分なりに頑張って社会へのアプローチを続けていこうと思っています。
インドア派の大人しい性格なんですが、ブログではどや顔で多少過激な風を演じているつもりです笑。
とは言え、自分の理解不足・共感不足・リサーチ不足な面は多々あると反省しております。
どうぞご了承ください。
今後もよろしくお願いいたします。
結婚も投資 子供も投資 友人と飲みにいくのも投資
自分の周りの事象をすべて投資としてとらえないと気がすまない人
こんばんは。
確かに、結婚や子ども、飲み会も投資という見方もできますね。
金銭だけでなく、人生総合で見ればすべて投資だという見方もできますね。
もはや単なる解釈の問題とも言えそうです。
客観的であり過ぎると金銭的には報われがちですが、人生はつまらない。
客観的でなさ過ぎると人生は楽しいけど、金銭的には報われないことが多い。
バランスでしょうかね。
案外後者の方が幸せなのかもしれません。
会計や投資を勉強してしまうと(自分含めて)、どうしても前者になる傾向が強くなります。
それは一見するとメリットに見えて、実はデメリットも大きいなって最近思います。
後先見ずに行動した方が、結果良かったというも多々あると思います。
ホリエモンは、小利口は馬鹿に勝てないと言っていました。
なるほどと思いました。
こんにちはhiroさん
家を持つなら、中古以外ありえないと思いますけどね。
僕は買いませんが。
家を買いたい人はまず、映画:the big shortを見るべきでしょうね。
家は決して資産ではないです。
「人間の主要資産が自分自身だとすれば、必要なのは心身の維持と強化だ。」
byウォレーンバフェット
こんにちは。
そうですね、家をもし買うなら中古が良さそうですね。
私も以前は中古でも家は買わないと思っていましたが、ちょっと考えが変わってきました。
住む場所をもし固定化させていいなら、中古の優良物件を探して購入するのは良い選択肢かなと思います。
稼働率が上がれば上がるほど、賃貸の割高感は強くなるものだと思います。
住宅は契約的には稼働率100%ですから、どうしても賃貸は割高になろうかと思います。
経済性だけを考えるなら、中古住宅が一番有望だと思います。
経済性だけを考えるわけじゃなところが、難しいところですが。
マネーショートは面白いですよね!
私も先日観ましたが、リーマンショックの裏側がわかって楽しかったです。
帰属家賃の概念を取り入れれば、持ち家か賃貸というのは、不動産か不動産以外の資産(株など)のどちらが儲かるかってだけの話だと思うのですが。
経済面以外のことで議論しても、そこは人それぞれなので永久に決着はつかないでしょうね。
こんにちは。
そうですね、帰属家賃という考えを用いて経済計算すれば経済的な結論は出ますね。
仮定をどう置くのかという問題はありますが。
あまりお金で白黒付くような話題をブログで持ち出しても、つまらないですかね。
まあ、持ち家と賃貸の比較をしたかったというより、家を買う時は経済計算も大事だねって言いたかっただけですね。
経済面以外のところは人それぞれですね。
人それぞれで答えがないところを積極的にブログで取り上げたいと思います。
答えがないからこそ、自分の価値観を発信していきたいですね。
それは自分が正しい!という偉そうな主張ではなく、「自分はこう考える」というただの意見として。
こんにちは。
持ち家vs賃貸、永遠のテーマだけあって、色々な意見が飛び交ってますね。
最終的には、各人の置かれてる状況に大きく左右されますしね…
私の場合、住宅購入前に、現在の金融リテラシーがあれば判断は変わったかもしれませんが…いや、多分家族は説得出来ないなw
10年探して、史上最低金利でローン組めたので、あとはひたすら米国株で資産形成するのみです!
ちなみに定住する立地としては、クルマ不要&災害リスク低、は重要な要素だと思います(一連の豪雨・台風被害や、今後の超高齢化社会を鑑みて)
そうなると都市部近郊が最適解になるので、ますます地方は過疎高齢化が進み、日本全体として二極化してしまうのでしょうね。
国力という意味でも、投資運用先としては米国>日本でしょうなあ…
takubonさん、こんばんは。
はい、永遠のテーマなので、私も久しぶりに記事にしてみました。
おっしゃる通り、各人の置かれている状況次第で絶対の正解はありませんよね。
クリスティアーノ・ロナウドの例は極端過ぎたのですが、まあ普通のサラリーマンなら家を買うならその資産性のチェックは不可避かなと思ってこの記事を書きました。
>いや、多分家族は説得出来ないなw
そうですよね笑。
うちの妹の旦那もそうです。
低金利でローンを組めるのはサラリーマンの特権ですよね。
不動産購入に伴う低金利レバレッジはホントに羨ましいです。
私は信用取引できないかとか、色々模索していましたがやはり止める方向で考えています。
最近、金融機関の財務諸表をチェックしているのですが、やはりリーマンショック時の金融銘柄の暴落っぷりは凄まじいですね。
実際に経験しないとわからないこともたくさんあるだろうなと思いました。
シティグループなんて500ドルが10ドルまで下がっていて焦りました・・。
まあ破綻も噂されたくらいなので、それを織り込んでの株価なのでしょうが。
そういうリスクに備えて、きちんと保守的に運用することの大切さを痛感してます。
特に私はかなりフルインベス状態なので、そこに信用取引まで重ねるのは得策ではないかと思ってきました。
欲は抑えないと。。
定住する場所としてクルマ不要というのは経済的には大事な観点ですよね。
東京を離れると、クルマが必要になる場所が多いのでこれだけで相当絞り込むことができそうです。
私は地元の福岡にいつか帰りたいな~と思っていますが、福岡では車がなくとも生活できる点も魅力です。
>国力という意味でも、投資運用先としては米国>日本でしょうなあ…
そうですね、アメリカは移民もいて人口は増加します。
高い教育水準、リスクを取ったものが報われる法制度・文化が世界中から優秀な人材を惹きつけますね。
自分がアメリカで働くのは能力的に無理だと思っているので、せめて投資だけでもアメリカ様とお付き合いしていきたいと思います。
yahoo 知恵袋より引用します.
質問者:住宅購入って損しかない,なのに皆,何故,買うのですか?
べストアンサー:
土地と家を購入してもうすぐ引っ越します。
経済のことはいまいちわかりませんが、住宅建築の設計事務所に勤めています。なので不動産や建築のことはある程度わかっている上で購入しました。
人の家を、それはそれはたくさん設計して建ててきました。独身や子供がいないときは質問者様と同じ考えでしたよ。「資産価値が下がるのは明白。なのになんで家を買うんだろ?」冷めた建築士ですよね。今思うといやな奴だったなと…。
家を買う人達って、土地を転がして儲けたい不動産屋では無いのです。多額の住宅ローンや保険金を支払うのですからよほどの能天気な人で無い限り、リスクを承知の上で購入します。資産価値が上がらないこと、売却時に買い手がいないかもしれないことも、ほとんどの人が承知の上です。
では、なぜ購入するのか?
それはもう、自己満足ですよ。それしかない。
「家」は「土地」や「資産」だけではないのです。「家族のうつわ」なのです。家族がご飯を食べて、お風呂に入って宿題をして、寝て、成長するためのうつわなのです。本来なら、いくらでもお金を積んで良いうつわを手に入れたいのです。
資産としては価値が無くなってしまうかもしれない。それでも家族のために、言い換えれば自分のために、自分の価値観に合った家を買うのです。
質問者様も、身体に悪いと思っていても食べてしまうものって有りませんか?それと同じです。
悪いと思っていてもおいしいから食べたい、飲みたい。
価値が無くなるとわかっていても買いたい、住みたい。
子供が喜んでくれて、自分達で建てた家で大きくなってくれたらそれだけで満足です。
nsunsuさん、こんばんは。
引用ありがとうございます。
yahoo知恵袋でのリサーチはブログ運営でとても大切だと言われることの一つです。
知恵袋には人の悩みが詰まっていますから。
>家を買う人達って、土地を転がして儲けたい不動産屋では無いのです。多額の住宅ローンや保険金を支払うのですからよほどの能天気な人で無い限り、リスクを承知の上で購入します。資産価値が上がらないこと、売却時に買い手がいないかもしれないことも、ほとんどの人が承知の上です。
→その通りですよね。
私がいちいちブログで言うまでもないってことですね。
こんばんわ.いつも楽しく記事を拝読しております.
私自身は賃貸派を貫ぬいてきました.30年もすればピカピカのマンションも古くなる,でも賃貸だったらすぐ新築に引っ越せる,物もできるだけ持たない,今持っているものを修理しながら大切に長く使う,車は単なる金食い虫であり,運転自体がリスク,その都にタクシーを使えばよい.
頭では理解できるんですがね...今はBMWに乗っていますし(年式がかなり古くて決して高価な車種ではありませんが),つい先日,土地を購しました.タイムリーな記事に思わずコメントしました.
気持ちとしては上のベストアンサーのような感じですね.小学校進学が近くなった子供など,家族の器として買いました.住宅ローン減税の利用やローン金利が30年固定でも1~1.2%前後と低金利です.でも,経済的に損か得かと言われれば,絶対損ですよね.
1割程度の頭金を入れはしましたが,キャッシュ(米国株式)は保持したまま住宅ローンを利用します.先のコメントにあるように,病気になったら・・など心配がどっと押し寄せますし,経済的には土地の値段は残るが(そのような地域を選択したつもりではあります),土地の上に建つ住宅の経済的価値は”ゼロ”であり資産ではありません.
損してもよいなんて思ってないんですが,結局は損してもよいってなっていて,自己満足?いや自暴自棄?なんですね.
これからも記事を楽しみにしています.
こんばんは。
やはり家族ができたら変わるものですかね。
先のヤフー知恵袋でありましたが、家の資産性は皆当然考えていますよね。
私の記事は、そこを「ホントに経済性を考えている?」という問いかけでしたが愚問でしたね。
ロバート・キヨサキが言うように「家を経済的な資産」だと思って買わなければ大丈夫ということでしょうか。
BMWのお乗りなんですか。いいですね。
BMWは一度試乗してしまったら、誰もが買いたくなってしまう爽快感のある車だと聞いたことがあります。
車運転するの好きなので、一度BMWのようなスポーティーカーを運転したいです。
庶民を抜け出ておりませんが、先日エクストレイル・ハイブリッド(レンタカー)を新宿から甲府まで走らせました。
いつもは安いマーチやノートですが、ちょっと贅沢してみました。
そしたら、高速でも快適で驚きました。
やっぱり高い車はいいよな~って思いました。
経済的には損でも、総合的に考えて家を買うことは当然ありますよね。
私も今は賃貸ですが、将来はわかりません。
家の資産性をそれほど気にしなくても、別途金融資産があれば問題ないですね。
資金繰りさえ回れば問題ないのは企業も家計も同じですから。
>キャッシュ(米国株式)は保持したまま住宅ローンを利用し
それが一番合理的ですね。
住宅ローンは低利なので、キャッシュがあってもローン組んだ方がいいですよね。
ローン減税もありますし。
住宅ローンはいいことづくめに見えます。
>損してもよいなんて思ってないんですが,結局は損してもよいってなって
なるほど、そういう心持ちになれることが大事なのだと思います。
「損してもいい」っていう判断普通にありますよね。
人生の判断はカネで判断するものではないですし。
企業ではありませんから。
「損してもいい」=投資的価値が最悪なくてもいい、という状況まで経済的に安定していると家も安心して買えますね。
記事で言及したクリスティアーノ・ロナウドの例はそういうことを言いたかったです。
私の文章が下手くそ過ぎて、伝わっていない面もあると思いますが。
そういうマインドでも買い物がいいですよね。
私もそう思います。
そう思えるように頑張りたいです。
コメントありがとうございます。
知恵袋含め、とても参考になります。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。
返信ありがとうございます.
>私の記事は、そこを「ホントに経済性を考えている?」という問いかけでしたが愚問でしたね。
いえ,愚問でないと思います.世の中のほとんどの人は考えていないでしょう(笑).貯金が全然ない状態でフルローンでマンションを購入すると,如何に醜悪なバランスシートが完成するか,以前の記事にありましたがHiroさんのこういう視点は必須と思います.
>BMWは一度試乗してしまったら、誰もが買いたくなってしまう爽快感のある車だと聞いたことがあります。
車の評価すべき点は実用性,燃費面,快適性,安全性などあります.単に移動手段として考えるなら軽自動車が正解ですし.ただ運転フィーリングを重視されるなら通称シルキーシックスと呼ばれるBMWが得意とする直列6気筒エンジン,きっとグッとくるものがあると思いますよ.加速音や加速感が心地よいですね.時間に余裕がございましたらシルキーシックスでググってみてください.あ,でも4気筒エンジンでも十二分によく走りますよ.駐車場代が安い地域に住まわれましたら,3年落ちですとガク!と値段も落ちてますので,是非,候補の一つにご検討くださいね.
株式投資をされているような方にとっては愚問だったかもしれませんね。
ご紹介下さった知恵袋にあったように、家を買う時に経済性を検討しない人なんていないと思います。
それは事実だと思うのですが、なんとなく「お得そうだな~」くらいの感覚的検討しかしていない人もいるのかなって思います。
まあ、それはそれでいいんですかね。
なんか下手に会計やファイナンスを勉強してしまうと、自宅の購入もそういう視点でも検討しないとって思ってしまいます。
でも世間一般的に考えれば、ファイナンス理論を知っている人なんてマイノリティですよね。
そんな厳密な経済計算は置いておくとしても、おっしゃる通り貯金ゼロの状態でフルローン組むみたいな危険なことをしなければそれでいいのでしょうね。
バランスシート的な視点もあればいいですけど、すべての人にそういう視点を求めるのは酷かもしれません。
「安易にローン組んで買わない」という慎重な姿勢させあれば、それで十分なのかなとも思ってきました。
家はカネで判断すべきじゃないけど、カネも無視できない。
どちらかに偏るのではなく、バランスが大事なのかな。
あとはとにかく自分の価値観・生き方を大切にするということでしょうかね。
シルキーシックスとは初耳でした。
せっかくなので、YouTubeで調べました。
爽快なエンジン音ですね!
BMWは運転していて楽しいと聞きます。
それがなんとなくなくですが、音から伝わってきます。
やはり車を運転する楽しみってありますよね。
マニュアル車からオートマ車中心に移行する過程ても、マニュアル愛好者は残念だったと思います。
今はそのオートマ車がさらに進化して、AIの自動運転になろうとしていますね。
自動で運転してくれて、車内で仕事や読書ができるのは日本人の時間の使い方を大変革すると思います。
そういった技術の進化は嬉しいことだと思います。
一方で、車を運転する楽しみは消えちゃうなって思います。
一部の愛好家たちは非自動運転の車を保有し続けると思いますが、世の中的は段々と消えちゃうのでしょうね。
それは寂しいことだなと思います。
端的に言って、家屋には消費税がかかるので、家屋は”消費”だと思うのですが、いかがでしょうか。
一般的な一戸建ての家屋に関しては買ったら、後は値下がり必至ですし。
ただ、土地に関してはおっしゃるとおり”投資”でしょうね。
なるほど、そういう発想もありますね。
消費税法では、土地の購入は資本の移転ということで消費税には馴染まないとされています(非課税取引)。
でも、家屋の購入には消費税が掛かります。
会計的な観点から言えば、
土地・・・非償却
家屋・・・減価償却する
となります。
会計、税務(消費税)どちらの観点から見ても、土地は消費じゃないけど家屋は消費だと言えそうです。
面白い視点ですね。ありがとうございます。
初めまして。柴犬いくこと申します。
いつも米国株(特に個別株分析)の参考にさせていただいており、興味深い記事を掲載して頂き感謝しております。
今回、このブログ内をネットサーフィンしている内にこのページを拝見させて頂き疑問に思った点を質問したくコメントさせていただきました。
私は我が家を消費や投資に分類して考えた事も無かったのですが(その時点で「消費」に括られるのでしょうか?)賃貸と同じ費用を支出するのであれば持ち家の方が住み良いとの考えから現在持ち家に住んでおります。
持ち家と賃貸は対立項目としてよくあるものですが、「消費と投資」に分類して考えた時に賃貸が投資となり得ることはあるのでしょうか?
生涯賃金の15%を消費に充てる事の是非を問われていましたが、月7万の家賃を支払えば賃貸も収入の15%を充てることになり、それは収入が無くなっても死ぬまで続きます。
住宅ローンの是非もコメント欄に見られましたが、万が一の事があった場合にリスクが高いのは賃貸も同じではないでしょうか?
働けなくなるリスクに対して住宅ローンには団信等があることを考えると、賃貸の方が住処を失うリスクは高いようにも思います。
長くなりましたが、「持ち家vs賃貸」の構図を掲げた上で、持ち家は投資か消費か?を収入と支出の側面から論じるのであれば、賃貸は投資か消費か?も同時に同様に論じなければ片手落ちではないかと考えますが如何でしょうか?
ちなみに私は「住処は必要経費」といった程度の考えであり、住処は日々仕事を行う上で心身の健康を維持させるためのものと考えると「投資」に分類するんでしょうかね?
私にとっては持ち家が住み良かっただけであり、持ち家も賃貸もどちらが住み良いと感じるかは人それぞれなので、感情論が対立項目として議論にあがること自体がナンセンスだとは思いますが…
普段、客観的に分析されている株式の記事を興味深く拝見させていただいているだけに、一方的に見える内容の当記事に対して少々疑問を覚えました。
長々と失礼しました。
この記事は独りよがりで感情的で、ちょっと自分の伝えたいことを言語化できてなかったです。
不快な内容で、ご迷惑おかけし申し訳ありませんでした。