たまに意味なくビジネスホテルに泊まることがあります。別に出張とかあるわけではなく、家から電車で20分くらいの新宿近辺のビジネスホテルなどです。ドーミーインとかアパホテルとか。単なる気分転換です。
同僚にこの事を話すとすっごい馬鹿にされます、「お前それだたの金の無駄使いやろww」って。確かに、自分の家(賃貸)があるのに、わざわざ4千円~7千円払ってホテルに宿泊するってアホやろって思われても仕方ないとは思います。でも、これは私にとってすごくストレス発散というか、気分転換になるんですよね~。
ビジネスホテルって普通に綺麗です。部屋はごみ一つ落ちていないし水回りも綺麗で、ベッドもフカフカ。屋上に天然温泉が付いているホテルも結構あって、人が少なくて快適。いつもとはちょっと違う落ち着いた環境なので、ブログ更新も捗ります。
ビジネスホテルでも一番安いシングルルームですので、決して広くはない。でも、僕にはそれでも快適なんです。なぜかと言うと、普段住んでいる築29年の1Rマンションが狭いから。あと、これは家のせいではなくて私個人の問題ですが、部屋が汚いです。掃除は週に1回クイックルワイパーでササッとやるだけだし、読みかけの本が床に積み重なっているし。洗濯した服は畳まずに洗濯カゴに放置されているし。
まあ、単なる怠慢です。
普段住んでいる家が狭くて綺麗とは言えないから、普通のビジネスホテルが私にとってはまるで高級ホテルなんです。「わ~~、綺麗やあ」っていつも思いますもん。
あ、あと月に2,3回、隣駅のスーパー銭湯に行きます。700円くらいの普通の銭湯です。もうお風呂にゆっくり入れて、サウナで汗流せるだけで超幸せです。
自宅は、風呂トイレ一緒のユニットバスで狭いから、お風呂を沸かす気にはなれません。なんで、普段はいつもシャワーのみです。ひとり暮らしの自宅で湯船に浸かったことはありません。だから、たまに銭湯で湯船にゆっくり浸かれるだけでとっても気持ちイイです。
ちょっと前の話ですが、ゴールデンウイークに両親が上京してきたんで、新宿3丁目近辺の普通の安い居酒屋とバーに連れて行って3人で飲んでいました。色々飲み歩いて、結局夜中の12時くらいまでず~と飲んでました。
その時に、親父が「はーー、飲み会なんて久しぶりやな、いやあ幸せや!!」って言ってました。ただの安い居酒屋とワインバーなんですけども。
うちの父親は、私が幼稚園児くらいの頃にサラリーマンをリストラされて、それ以来自営業やっています。で、そういえば、親父が飲みに行ってる姿って昔から見たことないなってふと気付いたんです。普通の家庭ではありますよね、父親が「今日は会社の同僚と飲んで帰ってくるから飯はいらない」ってこと。でも我が家ではそれがなかった。いつも、親父は”真面目に”家に帰ってきて、ひとりで野球中継見ながらビール飲んでたな。それと、二階堂という焼酎をいつも飲んでた。それしか覚えてない。
親父は普通にお酒大好きなんですけど、多分飲み会なんていう機会はなかったんだと思います。だって自営業ですから。一緒に働いる仲間が1人2人いたように記憶していますが、みんなそんなお酒好きではなかったようでした。
私にとってはいつもの同僚と行く飲み会の延長線上くらいの軽い気持ちで、両親を連れて居酒屋で飲んでいただけだったのですが、親としては、特に父親としては、どうやらそれがとても特別なことだったようです。もしかしたら、20年ぶりの飲み会だったのかもしれない。
人が何にお金を使うのかって考えると、それは「自分の感情を動かす物事にお金を使う」ってことだと思います。
感情とはありとあらゆる感情です。
プラスの感情をもたらすもの。喜び、楽しさ、幸福、安心、愛しさ、癒し、感謝、憧憬、好奇心、名誉、期待、同情、感動、興奮、優越感、自己有能感、尊敬、勇気。
マイナスの感情を消し去るもの。悲しみ、怒り、恐怖、不安、後悔、不満、緊張、嫌悪、恥、軽蔑、嫉妬、劣等感、恨み、無気力、空虚、落胆、寂しさ。
腹を満たすだけでいいなら、セブンイレブンで100円のコッペパンでも買えばいいのに、わざわざ4000円も払って居酒屋で飲み会をするのはなぜなのか?
雨露を防ぐためだけなら、1泊5千円のビジネスホテルでも十分なのに1泊2万円のシティホテルに泊まるのはなぜか?
普段とは違う非日常的な世界を味わうことに人は幸せを感じるようです。普段よりも贅沢な食事、贅沢な住環境にいれると幸せを感じるようです。実体験としてそれを感じます。
その「普段」ってのがポイントだと思います。
あまりに普段の日常の生活水準を上げ過ぎてしまうと、幸せを感じる閾値が上がってしまうんじゃないかなって思います。
「普段」の基準を意識的に下げた方がいいと思います。
その方が、ちょっとした一見下らないことにも幸せを感じれるような気がします。私が、安いビジネスホテルに泊まるだけで、安い銭湯に行くだけ幸せを感じているように。
表参道の高級焼肉とか、東伊豆の温泉旅館とか、ビジネスホテル住まいとか、たまにやるからその非日常感が新鮮で快感を感じるのだと思います。お金を払ってでも、それらのサービスを買ってよかったと思います。
普段はスーパーとかコンビニで安い総菜とか弁当しか食べてないから、たまにちょっといい焼肉屋で肉食べると美味しいです。福岡の実家に帰って母ちゃんの手料理食べると、あまりの美味しさに感動しちゃいます。子供の頃は毎日食べてたはずなんだけどな~。
幸せって相対的なものでしかありません。だから、戦後から一人当たりGDPが6倍以上に拡大して、経済的に豊かになっているにもかかわらず、自殺者が年間2万5千人以上もいるのだと思います。こんな豊かな国で、毎日70人も自殺しているのが現実です。
アジアに海外旅行とか行くとあまりの通信環境の悪さに辟易します。日本でレンタルwifi借りていくのですが、全然つながらない。めちゃくちゃ遅い。ストレスフル。ブログの更新なんてとてもできない。日本に帰ると、高速なネット環境に感動します。
家計をやり繰りするポイントは、一にも二にも固定費削減だと思います。固定費は一度決めると、その支払いが当然になってなかなか削減する機会が訪れません。考えるのが億劫なんです。人間なんてそんなもんです。
保険の見直しとかってとても労力いるはずです。現在の契約状況を把握する、昔の契約書を探して読む、営業マンに連絡する、とか考えるだけでも面倒。
家、車、保険といった固定費をしっかり抑えることが家計マネジメントで大切なことだと思います。日々のカフェ代とか、書籍代とか、飲み代とか別にそんな無理して節約してもストレス溜まるだけだと思います。
キャバクラとかの夜遊びも、嵌り過ぎると危険ですが、これも固定費ではなく変動費ですし別に気分転換に行く分には全く問題ないと思います(既婚者は奥様の方針次第でしょうが)。キャバクラとか女性絡みの出費が危険なことがあるのは、これが変動費から事実上の固定費に変わることがあるからです。毎週通って「お気に入りのあの子にお金を落としてあげないと!」ってなるともはやそれは固定費ですから。
単発で遊ぶ分には、何ら問題なしでしょう。
で、固定費を抑えるのが大事な理由は経済的にお金を貯める為ってのもありますが、それだけじゃないと思います。固定費を下げることが、あなたが生活する中での幸せの閾値を下げてくれることも大きなメリットだと思います。
幸せのハードルを下げて、些細なことで幸福感を感じれるようになる。たいしてお金を掛けなくも幸せを感じることができれば、そんなに無理ぜずとも自然と投資の種銭も貯めることができると思います。
あまりに日常生活の細かな出費からケチケチし過ぎると、生活のQOLを著しく下げてしまう気がします。それよりは、固定費をバサッと切り落として、日常的な出費はあまり気にしない方がいいと思います。
真面目な人ほど、毎日の出費を細かく記帳して家計簿付けている気がしますが、個人的にはあまり共感できません。株主や債権者に経営成績を報告する義務がある上場企業ではないのですから。せっかく個人なんだから、普段の支出管理はザックリでいいんじゃないってのが持論です。
人って誰でも幸せになりたいって思って生きていますよね。例外はないと思います。何に幸せを感じるかは人それぞれだとしても、幸せ自体を追求していない人はいないと思います。
なんで、毎日真面目に出勤して仕事しているのですか?
なんで、コツコツ株式投資頑張っているのですか?
具体的な目的は十人十色でしょうけど、せっかくの一度きりの人生を、できるだけ幸せに暮らしたいなと思っているのはみな共通だと思います。
その幸せを感じる感情って、とても相対的でファジーなもんだと思います。だから、戦略的意識的に幸せの感情を感じやすくする工夫があってもいいと思います。そのための具体的な方法として、日常生活の固定費を下げるという方法を私は提案したいです。
私が好きな歌手の曲で「毎日が楽しいなんて毎日楽しくないのと同じ」
なんて歌詞があるんですが、それと同じで
毎日高級料理を食べてる人はたまに食べる人と比べて喜びは少ないと思います。
メリハリをつけて意図的に生活に落差を付けると
たまの贅沢に特別感を味わえるのかなと思います。
>「毎日が楽しいなんて毎日楽しくないのと同じ」
素敵な歌詞ですね。
結局、人が感じる幸福感なんてものは周りとの比較という意味でも相対的だし、生まれた環境によって異なるという意味でも相対的ですよね。
アップルのiphoneのお陰で私たちはとても便利な生活を送っています。
ただ仮にジョブスがこの世に誕生していなかったとしても、人々の生活での幸福感はそんなに変わらないのでしょうね、特に先進国では。
生活の利便性と幸福感は一定水準を超えると、連動しなくなるのかもしれません。
てか、近年のSNSによるリア充アピール合戦は多くの人を疲弊させているとさえ思います。
facebookは本当の意味で社会に価値を提供できているのだろうか?ってたまに考えます。
もちろん、GDP的な意味合いでは付加価値を生んでいるのは間違いないですが。
生活にメリハリをつけると新鮮でいいですよね。
たまに旅館に宿泊すると、幸せです。
まあでも、ホリエモンみたいに毎日ホテルで生活できる経済力、自由感もあれはあれで羨ましいですけどねw。
ただ、お金を貯めるための節約は苦しいですが
無駄を見直した結果、節約になるのは楽しいですね。
当方、マラソンのサブ3を目標にするようになってから
あらゆるものを効率化しようとした結果…アメリカ株投資に
巡り合え、汚部屋からも脱却出来たし、生活コストも劇的に下がりました。
現在は休日に山を走った後、木陰で風を受けながらストレッチしてると
幸せを感じますw
そうですよね、目的がないのに心身を疲弊させてまでも節約するのは疲れるだけですし、マクロ経済的にも悪影響ですよね。
でも、たとえ目的がなくとも、無駄をなくして自分の生活に悪影響を及ばさずに節約できれば、それは嬉しいことです。
無駄って意外にあるものですよね。
無駄が一番溜まっているが固定費関連の支出だと思います。
固定費は削減するために必要に結構努力する必要がありますが、一度削減してしまえばその効果が永続します。
なんと、、マラソンきっかけの断捨離から米国株投資に巡り合ったのですね。。
それは素晴らしい偶然ですね。
何をきっかけに、人との出会いや趣味との出会いがあるかわからないですよね。
色々チャレンジして行動する人が、そういう出会いをものにしていくのだと思います。
「数打てば当たる」というのは皮肉で使われることが多い表現ですが、私はポジティブに捉えています。
引きこもらずに、たくさんチャレンジする人にたくさんのチャンスが巡ってきます。
偶然は実は偶然ではないと思います。
>休日に山を走った後、木陰で風を受けながらストレッチしてると幸せを感じます
いいですね~。
ストレスなく心穏やかに、ポジティブに周りに親切にできる心の余裕がある状態で生活できることが理想です。
こんにちはHiroさんマラソンと米国投資いいですね。stock for the long run ですね。自分も2015年ごろにランニングを始めて、断捨離と米国投資を始めました。AT&T、GE、V、CATがお供でした。クソな投資信託も買ったりしていましたよ。懐かしいです。そこから現在はだいぶポートフォリオが変わりました。色々な金融に関する知識をこの3年間で得ることができてやっていてよかったと思います。
こんばんは。
お、確かに”stock for the long run”と掛かりますね。
これは気づきませんでした。
ランニングいいですよね。
マイペースに走るのが好きです。
適度に運動すると頭がスッキリして気持ちいいです。
明日も天気が雨でなかったら、皇居に行って走ろうかなと思っています!
投資を始めた時から、米国株のディフェンシブなAT&Tなどを買われている時点で凄いと思いますよ。
私なんてただのインデックス投資原理主義者でしたから(笑)。
米国個別株に投資している人とか不思議で仕方なかったです。
「なんで手軽で最も儲かるインデックス投資にしないんだろう~?」って当たり前の様に思っていましたから。
ホント当時の自分が恥ずかしいです。
投資に正解なんてありませんね。
日々勉強して、修正していけばいいです。
投資方針を途中で変えるのなんて、全く恥ずかしいことではないと思います。
投資なんて社会人になってから勉強する人が大半なわけで、初めから投資方法が確立している方がおかしいくらいです。
返信ありがとうございます。hiroさん
そうですね。長距離走=米国投資 stock for the long run
人生に正解はないので、自分もhiroさんと同じ30歳になりますが、正直大学時代にもっと金融・ビジネスについて勉強しておけばよかったかなあと思います。 とりあえず面白そうなことにチャレンジし続けることが大事なんだと思います。株式投資でやはり基本は財務諸表を分析することだと思いますし、それ以外ではテクニカル分析も案外バカにできないと思います。MACD、RSI、ウィリアムズR%、パラボリックSAR色々テクニカルなテクニカル指標があるので一通り勉強したいと思っています。
カイトさん、どうもこんにちは。
長期投資はマラソンのようですよね。
少しずつ前に進む感じが。
ですが、大きく違うところが株式投資は複利の力で終盤に大きく伸びるところですね。
マラソンは直線的ですが、株式投資は曲線的ですね。
マラソンでもラストスパートはあるかもしれませんが、株式投資のそれは凄まじいスパートになります。
過去勉強しておけばよかった、もっとチャレンジしておけばよかったと思うことはありますよね。
まあ過去は戻らないので、前を向いて進むしかないですね。
できる事と言えば、ブログなどを通じて後輩世代に情報発信するくらいですね。
最低限の財務分析はやったほうがベターでしょうね。
まあ私は長期投資ではあまりに細かいテクニカルなファイナンス理論まで学ぶ必要は薄いと思っていますが。
でも、勉強したほうが楽しくなるのは間違いないですね!
>MACD、RSI、ウィリアムズR%、パラボリックSAR
どれも知りません笑。
かろうじてRSIは言葉だけ知っています。
CAPM辺りで私は限界ですw。
ところで、今日もマラソン(ランニング?)してきました!
疲れた、、
私はインスタグラムに載せるような、お洒落なお店でなくても、美味しいビールを飲めるだけでも幸せです!
ビールを飲んでいる時にこちらのブログが更新されているのがわかるとさらに楽しい気分でビールを楽しめますよ!
チェルシーさん、こんにちは。
三連休いかがお過ごしでしょうか?
私は初日の金曜に一日中爆睡してしまって後悔の念に襲われ、本日からいろいろと活動?しております。
今日も起きたの10時ですが笑。
明日は6時に起きます!
ビールは家でゆっくり飲むのが一番美味しいですよね!
ネットでも観ながら。
チェルシーさんの酒のおつまみになれるよう、地道に更新続けたいと思います。
腹を満たすだけでいいなら、セブンイレブンで100円のコッペパンでも買えばいいのに、わざわざ4000円も払って居酒屋で飲み会をするのはなぜなのか?
雨露を防ぐためだけなら、1泊5千円のビジネスホテルでも十分なのに1泊2万円のシティホテルに泊まるのはなぜか?
>心を満たす為にですね。
お父さんの居酒屋の話いいなあ
どうも、こんばんは。
そう、一言で言えばまさに「心を満たす為」ですよね。
世の中には色々なビジネスがありますが、どんなビジネスでも抽象化すれば「人の心を満たすために存在する」と言えるのだと思います。
人の心、感情にフォーカスせずして長期的に稼ぎ続けることはできないと思います。
アップルやコカ・コーラなどのマーケティングは、そういう人の心を動かす力が卓越していると感じます。
よくよく考えたら、社会人になって家の外で父親と一緒にお酒飲んだと始めだったかもしれません。
あまり親父と普段会話しないんですよね~。
Hiroさんのお父様のお話、いいですね!
上のコメントで述べられておりましたが、確かに最近はインスタグラムに載せれるような店に行ける充実した生活がハッピーだ、みたいな風潮がありますよね。
(本人はそのつもりがなくても、知らないうちにそんな風潮になってきている印象は受けます。)
よく考えたら、父親と一緒にお店でお酒飲んだの始めだったなと思いました!
インスタグラムやフェイスブックに料理をアップするためにパシャパシャ写真撮るのはあまり好きじゃないですが、それが世間のニーズだという点は無視できないなと思います。女性はお洒落なカフェ料理とかをアップするの好きですよね~。それが生きがいみたいな人まで周りにいるくらいですw。
まあでも、せっかく行った旅先で思い出の料理の写真を撮るのは自然なことかもしれませんよね。
ところで、今週も新宿に行く予定なので、先日チェルシーさんがおっしゃっていたチェリーコーク買ってみますね!
NEWoManですよね。
楽しみです!
こちらの記事のHiroさんのお父様のお話が好きで、自分がお酒飲んでいる時によくこちらの記事を再読しています。
今は餃子を食べてビールを飲んでいます。
私はインスタ的な華やかな生活ではありませんが、仕事で達成感を得た後にビールを飲むのは幸せなんですよ(笑)
ビールを飲みながらよくこちらの記事を再読しています(笑)
チェルシーさんのビールのお供ができて光栄です(笑)。
餃子+ビール最高ですよね。
最近家の近くにダンダダン酒場ができてたのですが、そこのキャッチフレーズが「餃子とビールは文化です」。
確かに餃子とビールは最高に合います。
私、夜だけ炭水化物を抜くプチ糖質制限やってるんですが、たまにルールを無視してダンダダン酒場で餃子とビールで一杯やってます(笑)。
餃子の皮って意外に糖質多いんですよー。
>私はインスタ的な華やかな生活ではありませんが、仕事で達成感を得た後にビールを飲むのは幸せ
全く同じです。私はSNS経験すらないです。
仕事終わりのビールはやっぱり良いですよね。