本屋が好きです。週末は本屋にふらっと立ち寄ることが多いです。新宿西口のブックファーストか東口の紀伊国屋書店に行くことが多いかな。どちらもデッカイ店舗で欲しい本はだいたい見つかります。ファイナンス関連の専門書もかなりの品揃えです。

「何か読みたい本あれば買おうかな~」くらいの気持ちで本屋に行きます。新書が好きです。千円以内で気軽に買えるし、たまに凄く面白い本が紛れてるから。

ただ、蔵書数が豊富過ぎて選べないです。 ブックファーストの新書コーナーなんて数千冊あると思います。ちょっとブラブラしている間に小一時間は平気で過ぎます。んで色々見た結果、結局何も買わずに店を出ることが結構あります。

目に付いた本をバンバン買い物カゴに入れるくらいの贅沢してみたいものですが、貧乏性なのでそんな荒業はできません。本は買い過ぎると重いし、たくさん買っても結局ぜんぶ読まないし。

大型書店は色んな本があって楽しいですが、選択肢が多すぎて何を買うか決めれないことが多いです。決めるにしても時間が掛かる。その時間が無駄だとは別に思わないけど、なんか生産的じゃない時間を過ごしてしまったなという気分になることがあります。

そういう意味では小さな本屋さんにも良いところがあります。個人がやってるような街の小さな書店ってありますよね。あるいは、空港や駅にある本屋とか。ああいうところは、蔵書数が少ないから選ぶのに迷いません。新幹線や飛行機に乗る前に本を調達することが多いですが、そういう時にこういう小さな本屋さんは重宝します。出発までの限られた時間で選ばなきゃいけなから、選択肢が少なくて助かります。

米国株投資もそういうところあります。銘柄を調べれば調べるほど、欲しいな~と思う銘柄がたくさん出てきます。S&P500指数は米国NY市場の主要銘柄をカバーしている指標です。これを全部見ようと思えば500企業の財務データを見なきゃいけません。

色んな会社の財務データを見てビジネスを知るのは楽しいことではあります。でも、投資家としてはポートフォリオを入れ替えたい誘惑に駆られて困ることもあります。本当に有望なら入れ替えればいいんだけど、そこまでの自信を持つのは難しいです。

最近見た企業だと、鉄道大手のユニオンパシフィック(UNP)やスパイスメーカーのマコーミック(MKC)なんて、地味だけど儲かるビジネスを堅実に営んでいる感じがして、キラリと光る魅力を感じます。欲しいです。でもコロコロ銘柄を入れ替えるのはよくないと思って我慢してます。UNPやMKCの株主リターンが絶対に良くなるという確信があるわけでもないし。

選択肢が多いと迷います。あれもこれもと欲が出てしまう。自分なりにルールを作って銘柄を絞るのは有効な方法かもしれません。各セクター時価総額上位5銘柄だけウォッチするとか。連続増配30年以下の企業は無条件に切るとか。そういう基準が理論的とは思わないけど、実務的ではあると思います。