S&P500指数やNYダウなどのインデックスへの長期投資で得られる名目リターンは年率9%ほどでしょうか。米国株は過去、物価調整後で概ね7%程度のリターン実績でした。今後のインフレ率が2%だと想定すると名目リターンは9%くらいは期待できそうです。
といっても、これは長期平均の話です。1年で20%下落する年もあれば30%上昇する年もあります。単年で見ればリターンは上下に激しく変動しますが、長期で見れば大体9%くらいに落ち着くんじゃないかな~という程度です。ちょっと楽観的かもしれませんがね。
さて、年率9%で運用するとどのくらいお金が増えるでしょうか?
仮に500万円を年率9%で10年間(複利)で運用すると結果はこうなります。
5,000,000円
↓
11,836,818円
10年間で2倍以上になります。投資利益は約7百万円です。世間のサラリーマンの平均年収以上のリターンです。
これを十分満足と感じるのかそれとも不満に感じるか、あなたはどうですか?
優良株のバイ&ホールド戦略なんてそんなに儲かるもんじゃありませんよ、ぶっちゃけ。ましてや今は2008年の金融危機後から始まった長い長い景気回復の途上で、株価はやや割高だと言われている状況です。S&P500指数のPERだけで考えれば、長期で年率9%を得られるかも怪しいところです。
運よく9%のリターン(名目)をゲットできたとしても、10年で500万円が1200万円になる程度です。700万円という利益は有り難いですよ。700万円もあればかなり生活にゆとりが生まれるし、4人家族で余裕で海外旅行に毎年行けます。ただ、人によっては「500万円もの大金を10年もマーケットに晒してたった700万円の利益しかないのか~」と思う人もいるでしょう。
2年ほど前だっけな、株式投資をやっていることを自営業の友人に話したらこんな感じでディスられました。
「は~くっだらねー、たかが数%のリターンの為にセコセコ節約して長期投資とかまじでアホらしいわ。時間の無駄じゃろ。自分でビジネス立ち上げてそこに投資すれば投資リターンは100%超えるぜ。金融投資とか超くだらんわ。自分のビジネスに投資するのが一番いいに決まっとるやろ。お前マジで人生考え直した方がいいと思うよ。」
↑
会話の内容は完全には覚えてませんが、こんな感じでかなりディスられましたね。友人とは言え、若干カッチーンときました(笑)。ただ彼は実際にビジネスで成果を出して稼いでいる人なので、そう感じるのも無理はないですけどね。
年率9%という長期投資のリターンをどう捉えるのか、それは人それぞれです。
一般的に言って、9%のリターン(実質7%)は満足いくものだと思います。預金口座に眠らせていても0.001%ほどの利息しか貰えない時代です。今後は口座管理手数料が取られる可能性すらあります。
私は年率9%でも十分です。それは運用額がそこそこ大きくなってきたからというのもあります。約2000万円を運用していますが、9%なら年間180万円の利益です。今後の給料追加投資、配当再投資を重ねればさらにリターンは増えていくと期待できます。株式投資でサラリーマンの年収に200万円以上もオンできれば、私としては十分満足です。最終的には配当だけですべて生活費を賄えるくらいになりたいという目標もありますが、それは長期的な目標ですね。
あと、私が9%のリターンでも十分と思っている最大の理由は、「幸せに生きるのにそんなにお金ってたくさん要らないな」って思っているところも大きいです。カネは欲しいですよ。たくさんお金欲しいです。くれるなら遠慮なく貰いますよ。でも、カネを稼ぐには普通は何らかの犠牲を伴います。会社に時間を捧げて労働する、お金を株式市場に捧げてリスクを負うなどの犠牲を払うことでお金を稼ぐことができます。
人は何のために生まれてきたのでしょうか?
(なんて考えるのはちょっと哲学的過ぎるでしょうか。。)
私はシンプルに、「人は幸せになるために生まれてきたんだ」と思ってます。
幸せの形は人それぞれですが、10億、20億もの大金を手にしても多分それだけじゃ幸せを感じてないだろうな~って思います。稼いでから言えって話ですけどね(笑)。
最近、会社の同僚2人と3人で六本木のウルフギャングというステーキ屋さんに行こうか、という話になっています。結構な高級店で一人2万円くらいが相場です。高いです。確かに高いです。でもたかが2万円とも思います。こんな高級ステーキ屋さんなんて年に1回行くかどうかです。たまの機会なら2万円くらい別に大した出費じゃありません。
(3人分払わされたらちょとキツイけど!)
毎日ウルフギャングでプライムステーキにかぶりつけるくらい金を持っているに越したことはないですが、別にそんな高いお店に毎日行きたいとも思いません。
思うに、幸せな人生はお金じゃなくって人間関係次第だと思います。男が一番幸せを感じるのは、美女を抱いている時ではなくって、価値観の合う素敵な奥さんと仲良く生活できている時らしいです。なんかの研究結果曰く。ソース忘れました、すみません。
好きでもないオッサンと高級フレンチ食べるよりも、大好きな彼氏と部屋でホットモットの唐揚げ弁当食べる方が絶対に幸せって、昔とある女性が言ってました。
お金は大切ですし、お金がたくさんあるに越したことはないです。ですが、今のところはサラリーマンの収入+ブログ収入+株式収入の3本立てで十分かな~と感じています。まあ、独身で生活費が安いからそう思うだけかもしれませんが。
ここからさらにリスクを取って起業するインセンティブはないです。少なくとも金銭的インセンティブはないです。そもそもビジネスはお金目的ではなく、社会に貢献したいという明確なビジョンがないと無理ですしね。そういうビジョンというか、自分の胸に秘めたる何かがメラメラ燃え出すと、経済的なリスクを無視して起業しちゃうこともあるかもしれません。
「サラリーマンしながらコツコツ株式投資とかくっだらね~」って言われましたが、これはこれで大きなストレスなくそれなりにマネタイズできる賢い生き方とも思います。
幸せに生きるために、どれくらいお金が必要でしょうかね。
その必要なお金を稼ぐ以上に働く必要ってありますかね?
仕事なんて必要以上にやりたくないな~というのが最近の自分の正直な思いです。経理の仕事は好きなんですけどね。。
サラリーマンしながらコツコツ投資資金を捻出して年率9%で運用できれば、幸せに生きるために必要なお金は確保できそうかな~と思ってます。
衣食住足りて礼節を知るというように幸せのためにはある程度必要だと思います。
その「ある程度」は人によっては変わるでしょうが、ここら辺は難しいところです。
年間1000万は必要という人もいれば
年間200万で十分という人もいる
ただ、現実問題都内で「普通の生活」「ちょっと贅沢」とやらをしようと思ったら個人的な感覚を
言わせてもらうと1000万円は欲しいですね。
強欲かな??
全く同じことを考えています。
世代も一緒なのですね。
先日、北朝鮮から韓国に命からがら亡命された軍人さんがニュースになりました。
胃の中からたくさんの寄生虫が見つかったそうです。
軍人であればそれなりに所得はありそうなものですが、それでも食生活は劣悪だったのでしょう。
そんな環境では人生観もクソもありません。
生き延びることが人生の目的そのものです。
衣食住足りてこそ「幸せな人生とは」みたいなことを考える余裕も出てきます。
1000万円、、私もそこを一つの目安にしています。
都内のそれなりに贅沢しようと思えば1000万円くらい欲しいですかね。
養う家族がいれば1000万円でも足りないと感じる人も珍しくないと思います。
労働収入+資本収入で年間1000万円が当面の目標です。
Hiroさん、こんばんは。
私は後輩と2人でウルフギャングに行ってステーキ2人前×2(合計4人前)注文しましたが、物凄い量で食べ応え抜群でした!!女性だったら1人前でも食べるのは厳しいかもしれません。
ロブスターのスープとジャーマンポテトも美味しかったですねー!
気をつけないといけないのは、注文した料理が来る前に焼きたてのパンが無料で頂けるのですが、これが思った以上に美味しく、食べ過ぎてお腹いっぱいにならないようにすることです・・・
あと、店員さんがみんな美人でした。顔採用なのかな?笑
投資が大切なのは勿論ですが、人との繋がりや趣味にお金がしっかりと使える人間になりたいですね〜
PS 会計は料理とお酒で五万円也。冷や汗かきながらダイナースカードで漢気決済しました。笑
ケーレスさん、こんばんは。
ウルフギャングを教えてくださったのはケーレスさんでしたよね!
ケーレスさんにウルフギャングを教えて貰ってから、後輩の女性をずっと誘い続けていましたw。
断られ続けていましたが、遂に(無理矢理)実現させます。二人っきりじゃなくて3人ですが。
二人とも年下なので結局驕ることになると想定しています。
その場合は6万円くらいですかね・・。
結構きついですが、楽しみです!
>注文した料理が来る前に焼きたてのパンが無料で頂けるのですが・・
これ分かります。
以前、新宿のステーキ食べ放題に行ってパンとサラダを食べ過ぎてお腹いっぱいになりました。
今回はとにかく肉に集中します!
>人との繋がりや趣味にお金がしっかりと使える人間になりたいですね〜
ですね、そう思います。
食事をご馳走するお金の使い方は昔から好きです。
喜んでもらえたら、こちらも嬉しいです。
女性との食事ってやっぱり楽しい時間ですよね〜
私は頻繁に後輩を誘ってご飯に行くようにしてます。ただ、新卒の子とは、年齢が5歳違うので、最近ジェネレーションギャップを感じてきました・・・年をとった証拠ですね・・・
分かります!
最近、ジェネレーションギャップ感じること多いです。
私は、今の20代前~半ば世代の後輩たちに対する接し方は結構神経使ってます。
彼ら彼女らは、どちらかと言うと大人しく(草食系?)(まあ僕も大人しい性格ですが。。)、それで言って結構自己主張もしてきます。
繊細で「ああ、今までご両親に大切に育てられてきたんだな~」という印象を強く持ちます。
S&P500でしたっけ?
年率7%くらいのリターンがあるっていうの。
でもこれ、あくまで過去の話しであって、今は株価は割高と言われていますし、将来に渡って安定的に7%のリターンがある訳ではないでしょう。
当然、逆に損失となる可能性もあります。
そんなものに投資する為にセコセコ節約して、現在の人生の楽しみを削ぐのは、確かに正しいことなのか疑問に思う気持ちも分かります。
お久しぶりです。
またコメントありがとうございます。
S&P500が米国投資界隈でもっともメジャーな指標で、米国の主要企業500社へ分散投資できます。
S&P500とNYダウ、ナスダックあたりがメジャーな米国株インデックスです。
私は今は持っていませんが、昔はS&P500にも投資していました。
コツコツ型の長期投資を始めると、どうしても投資そのものが目的化してしまうところがありまして・・。
少なくとも私はそういうところあります。
なので、意識的に過度な節約はせずにお金を消費するようにしています。
ただまあ、結局最後は価値観は人それぞれということになります。
投資で資産を積み上げるだけでも本人が満足なら、それはそれで良いことだと思います。
「人は幸せになるために生まれてきた。」良い言葉ですね。難解な投資理論も勉強になりますが、今回のようなhiroさんの人柄が伝わる記事の方が私は好きですね。
私も節約や投資、仕事も無理せずにゆっくり稼げる生活がしたいものです。
なんで生まれてきたのか、なぜ今意識があってこうやって生きているのか、死んだら意識はどうなるのか、といったことをグルグル悩み考え続けてた時期がありました。
自分なりの「死生観」というか、そういうものを子供の頃にあまり考えてなかったです。
子どもの頃はただ遊んで、先生の言われた通り素直に勉強してただけでした。
遅いですが、大人になってから自分の人生どう生きるべきか真剣に考え始めました。。
ジョブスのこの言葉を常に意識するようにしています。
「「自分はいつか死ぬのだ」と意識することは、何かを失うかもしれないという思考の落とし穴にはまらずに済む最善の方法。」
人生に意味なんてないと思っています。
極論、食って寝るの繰り返しです。
でもせっかくの一度きりの人生なので、何でも恐れずチャレンジして楽しく生きていければいいです。
これからも色んな記事上げていきますね!
自分の価値観を自由に発信させてもらいます。
ブログは楽しくて好きです。
投資ブログって、「とにかく節約して種銭をつくれ!」とか「節約こそ正義」みたいな論調が多くてゲンナリします。
みんなが節約したら経済はどうなりますか?
景気が悪化したら、直接的に一番被害を被るのは投資家なのでは?
節約して投資!って、「自分さえ良ければいい」という行為の一つだと思うのですよね。
それをブログで煽る人の神経が分かりません。
と、Hiroさんに愚痴ってみます。
そうですね~、確かにそういう考えもありますね。
私の個人的意見を言わせて頂けば、どうお金を使おうがそれは個人の自由です。
各個人が、自分と家族を幸せにすることをだけを考えてお金を使えばよいです。
社会へ全く配慮しないのはダメだと思いますが、基本的には「自分と家族が幸せになればいい」と考えてお金を使えばいいと思います。
各個人が自分達の幸せを追求することで、国民全体の厚生も上がっていくはずです。
確かにマクロ経済への影響まで配慮してお金を使えれば素晴らしいことですが、それを普通の庶民世帯に求めるのはちょっと酷です。
「ホントは将来のために貯金したいけど、日本経済に悪影響だから消費するか!」って思わせるのは無理があります。
その役割を担うべきは政府日銀であって、だからこそ、マイルドなインフレ経済がとても大切になってきます。
米FRBがここまでインフレ指標にこだわっているのは、マイルドなインフレを起こして国民の金離れを進めることが経済全体にとっていかに大切か知っているからです。
インフレ=お金を腐らせる、です。
物価は上がるものという発想を国民が共有して、貯金し過ぎると損をすると思わせることが重要になってきます。
ラブリさんおっしゃる通り、貯金は経済に悪影響です。
貯金は個人にとっては合理的でも経済全体にとっては非合理的です。
部分最適が全体最適に繋がらない典型的な例です。
最悪はタンス預金です。これは正真正銘、カネが経済活動から除外されます。
預金も経済にとっては悪影響と言えます。銀行に預金しても国債にカネが回るだけでなかなか有効に使われません。
一方で、株式投資にカネを使うのはタンス預金や普通預金と比べれば、まだ経済に貢献していると言えますかね。
まあ、といっても、私が買っているのは日本株ではなくて米国株ですが・・。
長々とすみません。
結局、各個人自由に好きなようにお金を使えばいいというのが私の考えです。
社会への影響まで考えてお金を使うことを求められるのは、バフェットのようなトップクラスの億万長者だけかなと思います。
確かにビジネスでリターンをもらうのが一番いいのかもしれません。
だけど、全員がビジネスで成功するとは限らない。
そして健康じゃないと働けない。
それを考えると仕事だけでリターンというのはリスクがあるんじゃないかな~?
私は会社が倒産したりして、世間ではもっぱら負け組です。
幸せってなぁに?って思うけど、健康が一番の財産であり
幸せの源だと思っています。
今は投資に出会い、こんな私でも少しは安心した老後を
過ごせるかもしれないと希望になりました。
(もちろん損することもあるかもしれないですけど)
とにかく心も身体も健康第一です!
健康第一、私も賛成です。
先日、ふとしたきっかけから歯髄炎(歯の神経が炎症する)になってしまい、歯が痛すぎて何も食べれない状況でした。
ウィダーインゼリーに頼って生活していました。
普段仕事をしていると食べることくらいが楽しみだというのに、食べることすらままならなくなるとホントに辛かったです。
幸せの源は、健康、最低限の経済力、良好な人間関係、ですかね。
この3つが全部そろっている人は幸せに感じている人が多いと思います。
株式投資はマネタイズの仕組みを完全に自動化できる点が特徴です。
仕組みというと大げさですが、要は持っているだけで配当金が入るしキャピタルゲインも得られるということです。
老後のキャッシュフローを創るという点において、株式は非常に優秀ですよね。
最近は歯医者さん自体が痛み止めと抗生物質をだすことができるようになっています(以前は処方箋で薬局にいかなければならなかった)。少し余分に出して貰い他の時にも使える用にいつもキープしています。すごく便利です。
歯医者でロキソニンをもらいました。市販でも買えますが助かりました。
もしロキソニンがなかったらと思うと恐ろしいです。。
それくらい痛かったです。
第一三共さんに感謝です。