※2017年12月期決算データ反映、BSデータ追加、コメント刷新(2018/8/5)
S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。
データソースはMorningstarです。
今回はゴールドマン・サックス(GS)をご紹介します。
GS財務情報等
基本情報
会社名 | ゴールドマン・サックス |
ティッカー | GS |
創業 | 1869年 |
上場 | 1999年 |
決算 | 12月 |
本社所在地 | ニューヨーク州 |
従業員数 | 36,600 |
セクター | 金融 |
S&P格付 | BBB+ |
監査法人 | PwC |
ダウ30 | 〇 |
S&P100 | ○ |
S&P500 | ○ |
ナスダック100 | × |
ラッセル1000 | ○ |
地域別売上構成比
セグメント別売上構成
業績
バランスシート
資産
負債純資産
株主還元
連続増配年数
6年
バリュエーション指標等(2018/8/5時点)
予想PER:9.2倍 最新情報はこちら
配当利回り:1.4% 最新情報はこちら
PBR:1.2倍 最新情報はこちら
感想
ゴールドマン・サックスは日本でも名の知れた1869年創業の名門投資銀行です。マーカス・ゴールドマンという創業者の名前が会社名の由来です。法人、政府、富裕層個人に対する各種金融サービス、投資運用業務を提供しています。世界30カ国でビジネスを展開していますが、売上高の6割以上は米国です。
ゴールドマン・サックスが日本でも有名なのは学生にとって高給な就職先(激務だが)であること、また企業側としてゴールドマン・サックスとお付き合いがあるケースがあるからだと思います。私は数百億円程度の小規模なM&Aプロジェクトに参画した際に、ゴールドマン・サックスの方と一緒に仕事をさせて頂きました。「24時間いつでも電話に出れますので、お気軽にご連絡下さい。」と真顔で言われた時は焦りました・・。何か質問すると、すぐに的確な回答が返ってきます。とても信頼できるエリート・バンカー集団です。
ゴールドマン・サックスは政治の世界にも多くの重鎮を輩出してきました。ロバート・ルービン元財務長官、ヘンリー・ポールソン元財務長官、マリオ・ドラギ現ECB総裁、スティーブン・ムニューシン現財務長官、ゲーリー・コーン現国家経済会議(NEC)議長などそうそうたるメンバーです。
2018年にロイド・ブラックファイン氏がCEOを退任し、次期CEOとして56歳のデービット・ソロモンCOO(最高執行責任者)が就任する予定です。ソロモン氏は1999年にパートナーとしてゴールドマンに中途入社したやや異端な経歴の持ち主です。債券運用、法人向け融資で成果を出してきました。また、ニューヨークのクラブでDJをやるという面白い趣味もお持ちです。
財務データを見てみましょう。
営業収益(売上高)は300億ドル前後が続いています。FY08リーマンショック時は前期の200億ドル強まで収入は減少しましたが、FY09以降持ち直しています。競合投資銀行がトレーディング事業を縮小するなか、ゴールドマンはその規模を維持するという経営判断をしました。FY17は株式相場は非常に穏やかで利ザヤを取る機会も少なく、業績は伸び悩みました。しかし、今年2018年はボラティリティが戻ってきており、業績の回復が期待されます。
純利益率は概ね22%ほどです。あれだけの高給を払っていますが、売上高の2割以上は利益として確保できています。ROEは10%ほど。なお、FY17に純利益・EPSが悪化していますが、税制改革に伴う一時コストがあったためです。
バランスシートですが、総資産の3割以上が運用証券です。借入有価証券も含めれば総資産の半分が有価証券等の投資になります。また、最近力を入れている法人融資残高も年々増加していました。
負債純資産を見ると、預金(Deposit)が全体の15%あり年々伸びていることがわかります。これはちょっと意外ではないですか? 商業銀行ではなく投資銀行ですが預金口座を持っています。ゴールドマンはかつては富裕層だけを対象にしていましたが、最近は中流層の資金取り込みにも注力しています。2016年には消費者向け銀行業務を立ち上げました。
配当は損益ほどブレていません。安定した配当を維持しています。そして、自社株買いの金額が半端なく大きいです。毎年配当総額の4倍近い自社株買いを実施しています。総還元性向は100%近いです(FY17は税金コストで純利益が押し下げられ配当性向・総還元性向ともに上振れしています)。
なんか、米金融機関の財務諸表を見てて思うのは、とにかく自社株買いが多いということです。経営者にストックオプションが付与されていて、自社株買いをしたくなるインセンティブが働いているのかなと邪推したくなります。まあ、自社株買いは既存株主にとっても良いことです。
ゴールドマン・サックスは今後の経営計画を強気に見込んでいます。ハービー・シュワルツ社長は、今後3年間で50億ドルの増収を達成すると意気込んでいます(2018年現在、シュワルツ氏は退職済み)。法人部門と融資事業の強化によってこの増収計画を達成させるとのこと。また、ボラティリティ相場の再来がゴールドマンの収入に寄与しそうです。
hiroさん、こんばんは。
いつも緻密な分析、とても参考になります。
GSキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
配当性向16%ってかなり低いですね。
配当還元を重視していない分、自社株買い重視ってことなのでしょうかね。
(自社株買いが多いという事実は初めて知りました。)
自社株買いと配当上げるなら、どちらが投資家にメリットがあるのか。
私は配当のほうが嬉しいですが。
> 私は数百億円程度の小規模なM&Aプロジェクトに参画した際に、ゴールドマン・サックスの方と一緒に仕事をさせて頂きました。「24時間いつでも電話に出れますので、お気軽にご連絡下さい。」と真顔で言われた時は焦りました
hiroさん、マッキンゼーだけではなくGSともお仕事されてたのですね。
羨ましい限りです。
しかし、GSみたいな外資系社員は揃いも揃ってターミネーターですね。
相当タフじゃなきゃやっていけないですよ。
たとえ5000万貰えてもそこまでは働けないですw
mimizuさん、こんばんは!
最近は金融銘柄の分析ばかりで失礼します。
というのも、自分の投資先を考えている中で金融銘柄をどうしようかなと真剣に悩んでいるもので。
自己都合な記事構成になっております。
配当性向は低いですよね。
自社株買いを重視している印象を私も受けました。
投資銀行の経営幹部って間違いなくストックオプションを付与さているはずですので、それが自社株買いを増やす誘因になっているかもしれないなあと思っています。
自社株買いをすると、株価が上がるのでストックオプションの価値が上がります。
配当は既存株主に恩恵があるのみで、ストックオプション保有者には恩恵はありません。
ここがストックオプションのデメリットだと思います。
資本を無駄に使ってしまうよりよっぽどマシですが、本来配当に回せる資金を自社株買いに回すのは既存株主にはやや不利益だと考えています。
>私は配当のほうが嬉しいですが。
同じく私も配当です。
昔は税金を繰り延べられる分、自社株買いの方が嬉しいと思っていたのですが今は考えが変わりました。
自社株買いはストックオプション保有者に富の一部が移転してしまいます。
私はマッキンゼーのコンサルの方とは仕事をしたことはないですよ~。
経理部として、契約書等を拝見したことがあるだけです。
そこで、マッキンゼーの単価はべらぼうに高いな~と驚きました。
GSの方はタフ過ぎますね。
私のようにメーカーで比較的まったり働いている身としては信じられないタフさです。
hiroさん、返信ありがとうございます。
いえいえ、金融銘柄好きですよ。大好物です。
おそらく、読者の皆様も好きなのではないでしょうか。
やはり配当がいいですよね。
自社株買いは、宣言しておいて結局買われないこともある単なる口約束に過ぎない節もありますし、誠実に株主に向き合うなら配当で示してほしいところです。
> 私のようにメーカーで比較的まったり働いている身としては信じられないタフさです。
どの業界にいても日系企業からしたら信じられないくらいのタフさですね。外資は。
人生一度はガムシャラに働くのも悪くないですけど、結局、ほどほどに働いて給与原資を株に突っ込むのが賢い手法なのだと行き着きました。
かくいう私も20代の頃は月100時間残業を半年とか、社畜精神丸出しだったのですが、株に手を染めてからは搾取されているだけと気付いちゃったので、ほどほどが一番ベターだなと考えてます。
まあ、会社は好きなんですけどね。
mimizuさん、こちらこそご返信ありがとうございます。
金融銘柄分析、もう少し続けようと思います。
バフェット銘柄のUSバンコープ。
それと読者さんが高収益だよって教えて下さったブラックロック。
これは自分がHDVに投資していることもあって興味あります。
あとはこれも以前読者さんがコメント下さったのですが、オーストラリアのウエストパック銀行というのがあるそうです。
こちらも記事で取り上げたいなと思っています。
>自社株買いは、宣言しておいて結局買われないこともある単なる口約束に過ぎない節もあります
そうそう、おっしゃる通りですよね。
これは特に日本企業で顕著だと感じます。
宣言するだけで株価は上がっちゃいますからね。
言うだけ言っておいて結局買わないのは、ただマーケットを荒らしているだけとも見えます。
もちろん急に株価が上がってしまうなどの事情はあるかもしれませんが、なるべく止めて欲しいです。
経理も外資系で働いている友人は、決算の時はいつもプレッシャーが強くてしんどいと言っています。
外資系は業務分掌が明確なので、ある仕事のミスが誰に起因するか明確ですね。
仕事のミスで犯人捜しをするのはよくないことだと思いますが、外資系だと否応なく分かってしまいます。
米国子会社のアカウンティング部門の人員構成を見ると、少数精鋭だなと思います。
日本は(少なくともうちの会社)は、業務範囲が曖昧で皆で協力して決算頑張りましょう、という雰囲気です。
>株に手を染めてからは搾取されているだけと気付いちゃった
なんと、それは私と全く同じですね笑。
わかります。
株式投資を始めて、資本主義の構造とかそういうこと勉強してしまうと社畜でいることが馬鹿らしく思えてきますよね。
いや~、これって実はサラリーマンキャリアの弊害なのではと思う時もたまにあります。
世の中、知らない方が幸せなことってありますよね・・。
でももう知ってしまいましたね、私たちは。
私も20代前半の頃は月100時間以上残業している時もありましたけど、今はだいぶ減りました。
今月は5時間くらいです。
それは働き方改革による会社風土の変化もありますが、自分のマインドの変化も大きいです。
とても共感できるコメントでした。
ありがとうございます。
私も今の会社好きです。
連休があまりに長いと「早く仕事行きたいな~」って思うことあります。
なんやかんやで経理・会計が好きですね。
hiroさん、こちらこそご返信ありがとうございます。
世界の金融銘柄は魅力的なものばかりですよね!
個人的にはHSBCがかなり気になっています。
世界最大級の金融グループの1つであることや、配当も6%に及ぶ高配当銘柄となっています。
一時はなんと9%を超えることもあったそうです。
> あとはこれも以前読者さんがコメント下さったのですが、オーストラリアのウエストパック銀行というのがあるそうです。
ウエストパックなんて銀行があるのですね。
そういえばモーサテか何かで見たのですが、オーストラリアの銀行はローン貸出における不良債権で困窮気味になっていると放映されていたような気がします。
中国人の不動産投資過熱による地価高騰で、ローンを返済できない層が増えつつあり、不良債権のウエイトがかなり大きくなっているそうです。
中国人の影響力ってやっぱりすごいです。
> いや~、これって実はサラリーマンキャリアの弊害なのではと思う時もたまにあります。
これ、めちゃくちゃ同意ですw
このジレンマ、なんでしょうね~
「自分のマインド」
私もここはかなり変化したポイントです。
仕事というものに対して妙に冷静な自分がいます。
でも、「自分には会社しかないんだ!」と考えてしまうと、苦しいときに逃げ場がなくなることもあるので、株式投資という選択肢を持っているということは賢いことなのだと考えています。
良い意味での心のセーフティネットってところでしょうか。
あと、仕事ってガムシャラにやるよりは効率よくやることのほうが成果がきちんと出せることも多いので、今のところこのマインドは良い作用に働いています。
mimizuさん、こんにちは。
あ、HSBCなんていう大物が残っていましたね。
こちらも財務諸表をチェックしてみようと思います。
ありがとうございます。
少しググってみると、利回りが10%以上あった時期もあったみたいですね。
ここまで高配当だと逆にちょっと怖く感じますが、世界有数の一流金融機関であることは疑いの余地がない銘柄ですよね。
オーストラリアのウエストパック銀行については、読者さんに教えて頂くまで名前すら知りませんでした。
当初はかなりのマイナー銘柄かと思って、ブログ記事にはせずに読者さんに直接分析エクセルを送付する予定でした。
ですが、ググってみると意外に大銀行で有名ブロガーさんも個別株紹介としてピックされていました。
時価総額も世界100位ほどです。
ブログ記事にするだけでのニーズもあるかなと思いました。
知らない企業がたくさんあるものです。
インデックス投資をしていた頃は、米国株銘柄の知識なんてほぼゼロでした。
VTなどの世界株インデックスに投資していたとしても、半分以上は米国株なのですがね。
米国株投資を始めて、ブログを始めて、少しずつ自分の知識が増えていくことを楽しく感じています!
mimizuさん含め色々とコメントで情報提供下さる読者さんに感謝です。
中国は共産党大会を控えていて、信用バブル崩壊に神経質になっていますね。
今経済を混乱させるわけにはいかないという習近平国家主席の思惑があるみたいです。
人民元も2017年はかなりドルに対して上昇していますが、党大会が終われば元安に戻るのではとWSJで言われていました。
株式投資を始めると、サラリーマンとしてのマインドはかなり変わりますよね。
私、20代前半の頃はサラリーマンとしてのキャリアをバリバリ極めるぞ!って意識高く思っていました。
ただ働き始めて自分にそんなに能力がないことを感じ取るとともに、資本主義社会に仕組みを勉強してしまったがために、今は当時のモチベーションは完全に消えました。
それは仕事を適当にやるとかそういう意味ではなく、マインドの問題です。
幸い、経理の仕事は楽しくて好きなのでこれからも続けていきたいです。
ただガムシャラに23時まで残業して仕事をするマインドはもうないですね。
残業代が欲しいという思いも若い頃は正直ありましたが、今はそれより時間が欲しいです。
おっしゃる通り、株式投資は心のセーフティネットになりますね。
ビジネスでもそうですが、収入源を一つに頼ると依存的になって危険ですよね。
hiroさん、こんばんは。
私はhiroさんに、いつも知らないことばかりご教示いただき、大変ありがたく感じております。
むしろ、この情報量と質はお金取っていいレベルですよ!本当に。
恩返しの想いで、今度何か奢らせてください!(ぜひ)
>> 私、20代前半の頃はサラリーマンとしてのキャリアをバリバリ極めるぞ!って意識高く思っていました。
>> ただ働き始めて自分にそんなに能力がないことを感じ取るとともに、資本主義社会に仕組みを勉強してしまったがために、今は当時のモチベーションは完全に消えました。
hiroさんと一緒くたにして、大変恐縮なのですが、、
私も全く同じ変遷を経ており大変驚いております。
私も20代の頃は自己投資だ~!!などと言ってIT系の高額書籍を買い漁って、絶対業界No.1になってやるくらい思ってました。
自宅でサーバ組んでみたり。
資格試験受験しまくったり、いろいろてを広げてみたものです。
でも、上には上がいるものですね。
政府に出入りしている人がいたり、同じ社内で同じベクトルでは勝てそうにない人が多いのです。
(すみません、hiroさんが身を置く会計の世界を全く存じ上げていない上での発言となります。)
実際、自己投資は最高の投資だと、バフェットも言っている手前、無駄ではなかったとは思っておりますが、資本主義社会の中では株式投資に勝るものはないでしょう。
今では投資がもっともプライオリティが高くなっています。
これからもそうです。
しかも、経済に強くなるとビジネスって案外上手くいくことが多いのですよ。
これは予期せぬメリットでした。
>> ビジネスでもそうですが、収入源を一つに頼ると依存的になって危険ですよね。
仰るとおりです。
私が身を置くIT業界はうつ病になり退職したり、果てには自殺してしまうなどという話もよくあります。
ストレス社会の現代ではどの業界も同じかと思いますが、一つの物事に盲目過ぎるのは危険ですね。
それは逃げでもなんでもなく、とても賢い選択肢なのだと私は思っています。
だって、ヘッジファンドは今でこそ花形の職業ですが、「ヘッジ」とはもともとリスク回避の意味ですからね。
明日からお仕事ですが、頑張って参りましょう!
mimizuさん、こんばんは。
いえいえ、さすがにブログ記事でお金を頂く予定は全くありません。
今はグーグルの情報革命で、情報そのものは無料で入手できる時代ですからね。
情報そのものでマネタイズするのは相当困難だと思っています。
でも情報が氾濫しているからこそ、情報に価値がある面もありますよね。
情報を整理するとか、わかりやすく面白く伝えるとか、そういうことはとても価値あることだと思います。
ベストセラーになる書籍もそういう系統の本が多いです。
池上彰さんが人気になるのもわかります。
>恩返しの想いで、今度何か奢らせてください!
ありがとうございます!
でも、そんな機会があれば割り勘でお願いします笑。
せっかく同じ年ですし。
私もmimizuさんにはIT関連始め、多くのことを教えて頂き感謝しておりますよ。
ブログも毎日拝見させて頂いております。
20代前半の頃は、自己投資だ!って私もなっていましたね。
サラリーマンキャリアをどう構築していくか、必死に考えていました。
転職エージェントにも何度も相談しました。
せっかく在学中に会計士試験受かったから、絶対に20代で年収1000万円到達してやる!みたいな甘いこと考えていました。
今思えば、お金が先行している時点でダメな奴ですね。
社会にどう貢献したいという視点はあまりなかったです。
そんな中株式投資の勉強をしていく中で、サラリーマンバリバリやり過ぎるのは賢い生き方ではないと思ってしまいました。
で、サラリーマンキャリア形成に関してシューっと熱が冷めていきました。
仕事(職場)を選ぶ時に、「楽そうか否か」という観点で選ぶのは不謹慎という風潮があるのはわかっています。
ですが、私は正直言って「給料は中程度だけど、そこそこまったり働けそうだな」という点を重視して今の職場を選びました。
経理の仕事は好きなので、仕事には責任持って取り組める自信はありましたし。
まあ、当初想定していた通りの働き方はできているかな~と思っています。
決算の時はさすがに残業もぼちぼちあって、しんどい時ありますが。
仕事は真面目に頑張るつもりですが、自分の全リソースを突っ込む気はもうないです。
自己投資は最大の投資だと私も思います。
ですが、これは時期が大事だと思います。
10代で自己投資の大切さに気付ける人は有利だと思います。
私は自分がもう30前後なのもあって、自己投資の金銭リターンは低いかなと諦めてしまいます。
株式投資のリターンは数%ですが、確実にリターンがありますので。
サラリーマンしながら、ネット副業しつつ、株式投資の収入を得るという3本立ては安定した生き方を実現できる一般解かもしれないなと最近思います。
IT業界は、ご多忙な印象を持っています。
ITコンサルの方もいつも忙しそうですし。
特に昔一緒に働いていた、アクセンチュアの方は毎晩遅くまで会社の執務室にいました。
人間どうしても、今自分がいる環境の目の前のことがすべてだと思ってしまいますね。
私も監査法人時代にそう思うことがありました。
逃げることって大事ですよね。
私、監査法人から転職して今の会社におりますが、キャリアアップなんて格好いいものではありません。
監査法人から逃げるために転職しました。
格好悪いですが、それが本音ですね。
でも後悔はしてないです。
行動して良かったと思っています。
明日から頑張りましょうね!
hiroさん、こんにちは。
「情報が氾濫しているからこそ、情報に価値がある」
素晴らしい格言ですね。
2ちゃんねるまとめが大人気で、まとめサイトが多額の広告収入を得ているといいます。
これも、氾濫した情報をまとめたことに対する一つのバリューになっているのだと思います。
> ブログも毎日拝見させて頂いております。
本当にありがとうございます。
私も毎日欠かさずチェックさせていただいております。
いつも夜中になるのが待ち遠しいです(超本音)!
ブログですが、hiroさんのお陰でだいぶ軌道に乗ってきつつあります。
ブログって面白くて、楽しいものですね。
そのことに気付かせていただき、感謝申し上げます。
仕事に対する考え、姿勢、大変共感します。
サラリーマン人生に全力を捧げるのは大変素晴らしいことです。
しかし、「なぜ働くのか?」という問いに対して冷静に考えた場合、やはり一番の目的はお金を稼ぐことである、ということです。
私たちは最も大事な「自分という資本」を会社に提供しています。ボランティアではないのです。
「激務だから偉い、緩いから悪い」というのは全然そんなことはなく、「価値」をどれだけ会社や社会に提供できているかが大事なのだと考えております。
その対価がお金なのですから。
転職における考えも、今の会社で耐える、逃げる、いろんな選択肢がありますが、自分のベストな判断を都度することが最も賢い方法なのだと思います。
自分で判断して行動できる人って世の中意外と少ないんです。
自分で判断して行動することこそが尊い行為であることは間違いありません。
かくいう私も、一度転職して今の会社に収まっていますw
サラリーマンしながら、ネット副業しつつ、株式投資の収入を得るという3本立て。
これは今後のスタンダードな形になりつつあると私も思います。
政府も副業を推進し始めていることや、ネット社会は今後ますます発展していくことが確実であるからです。
ところで、イケハヤさんってブログで月500万稼いでるみたいですね。。
月500万ってww
インフルエンサーの時代を迎えつつある中で、ブログはますます重要な位置づけとなっていくと思います。
mimizuさん、こんばんは。
情報は最も利益率の高い商品だと思いますけど、実際にマネタイズまで持っていくのは一筋縄ではいかないという印象を持っています。
情報を売る人って、例外なくマーケティングセンスが高いな~と思います。
人の需要と供給を繋げるマーケターって価値ある仕事だなあと最近思うことが多いです。
現代って何を売るかというより、いかにうまく売るかの方が大事です。
かつては、まとめサイトを作るだけでマネタイズできましたが、今はその需要は飽和していますね。
各個人がオリジナルなコンテンツを発信して、空いている需要をかすめ取っていく戦略が合理的でしょうか。
難しいことですが。
ブログ毎日楽しく拝見しておりますよ!
そして、前も言ったのですが、更新ペースが早くて焦りますw。
話題も豊富でmimizuさんの引出しの多さに驚いています。
順調ですね!
私は何もサポートしておりませんので~。
結局ネット文章術とかコピーライティングスキルとか色々と巷では言われますが、各個人のコンテンツのオリジナル性はその人次第だと思いますので。
今後とも同じブロガーとして頑張っていれけば嬉しいです。
仕事はかなり迷ってきましたし、今でも迷っていますね。
ただ、最近思うのは、あまり深く考え過ぎずにテキトーに生きようかなってことです。
仕事は真面目に頑張るのですが、あくまでもマネタイズの手段に過ぎないと位置づけています。
昔はキャリアアップだー!って意気揚々と関連書籍など読み漁っていましたが、今はもう冷めちゃいました笑。
ジョブスは「やりたいこと見つかるまで、テキトーにウエイターでもやってればいい」と言っていましたが、そんな感じです。
やりたいこととか見つける気も特になく、毎日働けて健康に生活できて、それなりに遊べて、もう十分かなと思う時が多いです。
これ以上何を求める必要があるだろうか?っていう心境です。
唯一考えているのは、ネットビジネスで普通に食っていけるくらいマネタイズできるようになりたいということですね。
これは是が非でも実現させたいです。
ネットビジネスって勉強していくと面白いことたくさんあります。
稼ぎすぎると税金が重くなるので、程々で十分です。
給料+投資+ネット副業の3本立てはいいですよね。
安定しますよね。
投資とネットビジネスが、体という資本を使わないから安定するんだと思います。
収入を仕組みに乗せるって大事ですよね。
イケハヤさんの働き方を批判する人もいますが、あの商法も社会に価値貢献している立派な働き方だと思っています。
結局、ビジネスが抽象化すると同じだなと思います。
情報だけで人の感情を刺激して購入スイッチを押させるのは容易ではないです。
「物」があると比較的簡単なのですがね。
人は目に見える「物」に対しては価値を感じやすいです。
情報だけでマネタイズするのは上級者向きだなと感じます。
ブログは大事だと思います。
いずれは、オウンドメディアを持つのが当然という時代になると思います。
ブログ応援してますね!
hiroさん、おはようございます。
確かにまとめサイトも飽和しており、これから参入するにはかなり難しい分野だと言われてますね。
hiroさんの仰る通り、これからはニッチな隙間を狙っていくことでしか上には行けないかもしれませんね。
詰まるところ、「簡単には稼げないで〜!」ということなのでしょう。
その点、ブログは先がありますね。
個人という、誰にも無い、誰にもマネできないオリジナリティを発信することができます。
イケハヤさんなどの有名ブロガーの人が発信する内容は、情報の質もありますが、「その人」が発信する情報だから気になるというのがあると思います。
つまり、その人自身の魅力というか、オーラという圧倒的な個性がネットには必要なのでしょう。
ぶっちゃけ、ブログ始めるまでイケハヤさん知りませんでした(爆)
ジャンル違いの有名ブロガーさんのブログをいろいろ回ってるのですが、彼らには圧倒的な人間力がありますね。
文章から伝わるのです。
ブログはhiroさんのご指摘の通り、オリジナル性が肝になると思います。
ジョブズの言葉良いですね。
彼はもともとヒッピー派ですし、自由な生き方を好んでましたね。
むしろ、そういう人生を送る方が時代を変える革命的な発想が浮かぶのかも?
まあ、堅実なサラリーマン生活を捨てるなんてことは今更難しいところですが。
今週もがんばりましょう(^^)
mimizuさん、こんばんは。
ブログであれサイトであれYoutubeであれ、自分が得意な分野でオウンドメディアを持つことが当たり前の時代にこれからなると思います。
みんなで大企業に就職して一つの場所に集まって働くという働き方は、少なくなっていくと思います。
所得が上がって豊かになると、社会のニーズも多様になりますね。
大企業が大企業たるのは、社会的な需要が大きい分野にリソースを割いているだけということです。
マーケットがデカいだけとも言えます。
大企業=偉いという式はあり得ないです。
ただ大企業はレバレッジが効きやすいので、そこに所属する従業員の給料が高めになるだけです。
人の能力どうこうではなく、単なる仕組みの問題です。
まあ俊敏な船に乗り込むというのもスキルの一つかもしれませんが。
社会のニーズが多様化しているので、ニッチな需要を掴んで個人でマネタイズすることは可能だと思います。
実績がない私が言っても説得力ありませんが・・。
個人のスモールビジネスのいいところは、小さな需要を掴み取るだけでも個人としては大金になり得る点です。
大企業が放置している、非効率で放置せざるを得ないところにフォーカスする余地は色々とあるんだろうなって思います。
ブログでは個性が大事だというのもおっしゃる通りだと思います。
ブログを始めるにあたって、かなりネットのビジネスについて勉強しましたが、ブログ運営で一番大事なのはオリジナリティだと学びました。
専門知識とか文章術とか二の次です。
文章術はまだ重要ですが、専門知識なんて全く不要とのことです。
その気になれば、ググって調べて記事にすればいいと。
それは決してパクりコンテンツを推奨しているわけではありません。
あくまでも自分の脳内フィルターを通すことで、情報をオリジナルに加工することが大事だと教わりました。
読者は知識を求めてはいないんだと。
読者が求めているのは、ブロガー独自のフィルター・視点を通り抜けた加工された情報だと学びました。
まだまだ拙い記事が多いと自覚していますが、この点は強く意識しています。
そもそも、これだけネット上に情報があふれている時代に、未知の情報を提供して付加価値を生むのは不可能です。
ホリエモンはベストセラーはすべて過去の焼き増しだと言っていました。
なるほどって思いました。
焼き増しでも全然いいわけです。自分のフィルターを通していれば。
既存の情報に自分なりのスパイスを振りかけることに価値があります。
自分のフィルターを通した情報を何度も何度も発信することで、読み手に自分の思考を何度も見せる。
それで、自分のことを嫌いになる人もいれば、好きになってくれる人もいます。
反応は様々あるもので、すべての人に受け入れられるのは不可能です。
100人全員から80点と思われるのではなく、80人からは20点と思われても残りの20人に120点だと言われるようなコンテンツが理想とのことです。
と色々と偉そうに語りましたが、自分がこれを実践できているとは思っていません笑。
日々勉強だと思っています。
お互いがんばりましょう!