毎月の配当入金が待ち遠しいです。
朝起きて、楽天証券からの配当入金通知メールが来てるとテンション上がります!
いい感じに配当月が分散されているのか(意識はしていないけど)、ほぼ毎月配当を頂いている気がします。多い月、少ない月いろいろありますけど、配当が1円もない月は珍しいです。
7月に医療機器大手メドトロニック(MDT)から配当を頂きました。
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手取りで19ドルか~。叙々苑で焼肉ランチができるくらいの金額です。とてもありがたいです。ありがたいけど、う~んって感じです。。ちょっと物足りないな~と欲張りなこと思っちゃいます。
まあ、そもそもメドトロニックへの投資額は60万円程度とそんなに多くないので、配当も少なくて当然なんですがね。あと、配当利回りは2.1%で私のポートフォリオの中ではもっとも低いです。最近株価が上昇したせいで、利回りが下がっている面もありますが。
さらに言うと、メドトロニックはコヴィディエンを買収して本社をアイルランドに移転したせいで、現地源泉税率が20%もあります。米国の10%より高いです。アイルランドに移転したことでメドトロニックの法人税負担率は確かに下がりましたが、株主へ配当を出すと取られる源泉税率は20%と米国本社の頃より上がりました。
ちなみに、19ドルの配当入金がありましたが額面では30ドルでした。1/3以上を税金で取られている計算です。一部は外国税額控除で取り戻せるとは言え、やはり税金は痛いです・・。
先月8月7日にもらった配当には満足です!
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うお~、3銘柄とも手取り1万円くらいあるぞ!
朝起きたら枕元に諭吉3枚も置いてあるとかサイコー!
って感じです。
ゼネラルミルズ(GIS)、AT&T(T)、ベライゾンコミュニケーションズ(VZ)、いずれも高配当株の代表格です。GISは最近不調で株価が下落してかなり配当利回りが上がっている面がありますが、TとVZはいつも高配当な成熟企業です。
以下は7月末のポートフォリオです。横に配当利回りを追記しました。↑
高配当銘柄のオンパレードです。基本的に利回り3%以上の銘柄に好んで投資しています。
この中でメドトロニックはやや異色です。私のポートフォリオの中では群を抜いて配当利回りが低いです。これでもS&P500平均(約1.8%)よりは十分高いのですが、私のポートフォリオの中ではかなり低いです。唯一の2%台前半の銘柄です。
「配当オタク」の僕が比較的低配当なメドトロニックに投資した理由は二つあります。
・将来有望と思った医療機器メーカーへアクセスしたかった
・たまには、高配当株以外にも投資して将来の増配を待とうと決めた
ヘルスケアセクターは21世紀も市場平均をアウトパフォームし得るセクターだと思っています。キャッシュフローは潤沢ですし、何より世界的な高齢化で医療への需要は安定して高止まりするでしょうから。治験のリスクが医薬品メーカーに比べると低い医療機器分野に投資しようということで、最大手のメドトロニックを選びました。
あと、たまには低配当な銘柄にも投資しようと思ったこともあります(別にMDTは低配当じゃないけどね)。
長期的な投資リターンを高めるには、今の配当(配当利回り)よりも将来の増配(DPS成長)の方が大切だと思っています。目先の高配当をグッと我慢して、将来の大きな増配で報いてくれる銘柄の方が結果として株主のリターンは高くなるだろうと、自分なりに分析しています。
でもやっぱり今の配当、今のキャッシュフローを増やしたい気持ちが強いです。
いやちょっと本音を言うと、、「長期投資リターンなんてクソくらえ!」くらいに思っているところもあります(笑)。いや、これはちょっと言い過ぎですが。別に長期的な投資リターンを諦めているわけではありません。こう見えてもS&P500指数を超える投資リターンを目指しています。
今と将来、どっちも大切にしたいんですが、敢えて片方を選択するなら前者つまり今の配当かな~と。両方をシーソーに乗せると、「将来の増配」より「今の高配当」の方がやや下に沈みます。
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僕の心境を絵で描くとこんな感じです(笑)。
こんな葛藤があります。
「長期的な増配が期待できそうなアップル(AAPL)やビザ(V)にも投資すべきではないか・・」。
「は~、でもアップルは配当利回り1.3%、ビザは0.6%だよな~。ビザに100万円投資しても年間配当は1万円もないのか~。それは嫌だな・・。」
こんな感じです。
本当に長期的な投資リターンを最大化したいなら、今の配当よりも将来の増配(増益)の方をより重視すべきです。
それを頭では理解しているのですが、私はどうしても今の配当がそこそこ多くないと我慢なりません。配当がザクザク入金されないと投資やっている意味がないとすら思っちゃいます。無配株への投資なんて私には無理です。アマゾンやアルファベット、フェイスブックなど将来有望な無配銘柄ですが、私は買いません。
こう見えても昔は配当嫌いだったんですよ。利益は内部留保、事業再投資してキャピタルゲインで利益を得る方が税務的にお得という理由から配当は嫌いでした。バークシャーのような財務方針が最高だと思っていました。
が、気が付いたら、こんな配当大好きオタクになっていました。これから10年、20年と投資を続けていくなかで、投資観が変わっていくこともあるかもしれません。当面は(今の)配当を追い求める投資スタイルが続きそうです。
冷徹にリターンの最大化を図るなら、もはや個別株や外国ETFよりも
超低コスト投信(楽天VTIやスリムS&P500)が大多数の人にとっての最適解になりそうです。
隠れコストを加味しても、税の繰延べ効果で逆転されるように思います(保有ポイントもあるし)。
でもやっぱり現ナマ不労所得や個別株選びの魅力を捨てきれないんだよな-
ですね、今まで会社の同僚に投資の相談されて、個別株を紹介したことは一度もありません。
税の繰延もそうですし、何よりも時間節約と心の安定を考えれば、インデックス投資が一番です。
いつの時代も常にインデックス投資が儲かるわけじゃないという意見もたまに聞きますが、私はそうは思いません。
これからも100年後も、S&P500のような優良指数は常に投資家に利益をもたらすと思っています。
リスクがある限り。
>現ナマ不労所得や個別株選びの魅力を捨てきれないんだよな-
同感です!
理屈じゃないです。
始めまして。
いつもHiroさんのブログで勉強させていただいております。
現在日本の大型高配当株に配当再投資をしています。
僕は大学院生ということもありアルバイト代が軍資金なので200万円ほどしか投資できていませんが
投資歴も約2年となり株式投資の全体像というのがぼんやりと見えるようになりました。
Hiroさんのブログを始め様々な投資ブログで日本株より米国株の方が投資に適している事を理解しているのですが、日本株のポートフォリオ作成がが中途半端なまま終わるのが嫌なので今年いっぱいで日本株のポートフォリオを完成させた後に米国株投資に移行する予定です。
合理的に考えれば今すぐ日本株を全部売却して米国株に移行すべきだとはわかってはいるんですが、なかなか難しいですね笑
自分が投資を始めたのはロバートキヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」とジェレミーシーゲル氏の「株式投資の未来」を読んだことがきっかけで、特に「株式投資の未来」の配当再投資戦略をどうにか日本株に応用できないか色々悩んだ2年間でした。結論は米国株にさっさと移行するのが最適解だろうという考えに至りましたが笑
米国株は2重課税を取り返すために少し税金の勉強をしないといけないので少し憂鬱ですが
やはり楽しみのほうがが勝りますね。
コカ・コーラやPM,P&Gをはじめとする世界最強の米国企業に気軽に投資できる時代に生まれてよかったなとつくづく感じます。
まず最初はコカ・コーラを買えたらなと思って日々お金稼ぎに精を出してます。
それまでに過度に割高になっていないことを祈ります( ´∀` )
これからも、Hiroさんの記事をみて勉強させてもらえたらなと思っています。
はじめまして!
学生さんでアルバイトで200万円貯めるって、どういう計算ですかww。
学生時代は色々とお金もかかると思いますが、そこから200万円も投資に資金を回すって凄いですね。
私は、自分が大学生だった時は先ず「100万円」というお金の塊の感覚がなかったです。
そんなの夢のまた夢で、とにかくキャッシュを回して生きていくので精一杯でしたw。
塾でアルバイトしてましたが、夏期講習の繁忙期でも10万円も稼げませんでした。
お金を稼ぐことの大変さを痛感したのがバイトでした。
日本株のポートフォリオ完成できるといいですね!
投資に限らず何でもそうですが、経済合理性だけが人生の判断基準じゃないです。
経済合理性よりも「楽しい」「ワクワクする」といった直感で行動した方が人生楽しいなって最近よく思います。
どう生きるか、価値観は人それぞれです。
なんて言うと大袈裟過ぎるかもしれませんが、まだお若いですし、色々と試行錯誤したほうがきっと将来に繋がると思います。
日本株に向いている投資戦略もあるでしょうし。
でも長期投資ならやっぱり米国株ですかね!
私もロバートキヨサキ氏の「金持ち~」を始めとした書籍にはとても感化されました。
ロバートの主張のコアは不動産投資でもネットワークビジネスでもなく、「資産が稼ぐ状態を作り出せ」だと解釈しました。
今は当たり前のように株式という資産から配当を貰っていますが、社会人なり立ての頃は労働による給料以外で稼ぐなんて発想すら持てなかったです。
庶民として親父のように一生働き詰めの人生だろうと疑っていませんでした。
そこから、ロバート始め投資関連の書籍をたくさん読むことで、自分が洗脳されていることに気が付くことができました。
幸い、今はインターネットのおかげで誰もが「資産」を持てるチャンスがあります。
やるかやらないかは自分次第。行動するかしないかの差は、時間が経てば経つほど大きくなります。
>世界最強の米国企業に気軽に投資できる時代に生まれてよかったなとつくづく感じます。
ホント同感です。
現代は横並びでエスカレーター方式で豊かになれる時代ではありません。
自分から能動的に行動する必要があります。
行動できる人には、遥かに昔より幸せな時代です。
好きなことして生きていける可能性が高まっています。
個人がスモールビジネスを簡単に興せます。しかもローコストで。
YouTubeでもブログでもサイトでも個展でも、何でもいいので情報発信することが最初のきっかけになるかなと思います。
初コメントありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
P.S.
日本株でシーゲル戦略で思い出した本が、『バリュー株投資は勝者のゲーム』という本です。
すでに読まれてたらすみません。かなり勉強になる良書だった記憶があります。参考までに。
私も今の配当を求めてしまいますね。ここ3ヶ月買った個別銘はSO,NGG,MO,BTI,WBKで利回り5%前後のものです。
私の投資方針としては配当利回りがVYM以上のものに投資することにしています。あと5年間で配当額が年間100万円。本業+配当で年収700万円が目標です。
5%も利回りあると、かなりキャッシュにインパクトありますよね。
30万円買えば、年収1.5万円増えますから。
この1.5万円を大きいと見るか、小さいと見るか。
私にとっては大きいです。なぜなら不労所得だからです。
利回りがVYM以上とは、かなりハードル高いですね~。
私はS&P500以上(今なら1.8%超)というのが最低ラインです。
なので、アップル欲しい欲しいと思いながら、ずっと買ってません。
株価上がっちゃいましたが後悔はなしです。
これが私の投資方針ですから。今のところ変える予定はありません。
今の配当金が欲しいなら、ARCCとかYYYとかZMLPとかはどうでしょうか?(笑)
最近これらの超高配当銘柄がとても面白そうだなと思っていますw
ご紹介ありがとうございます。
勉強不足で、3銘柄とも知りません。
四季報にも載ってなかったので、完全に私の知識の枠外ですw。
検索してみたら、たぱぞうさんが記事を上げてらっしゃいますね。
https://www.americakabu.com/entry/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E9%AB%98%E5%88%A9%E5%9B%9E%E3%82%8AETF%E3%80%90YYY%E3%80%91%E3%80%90ZMLP%E3%80%91
勉強させてもらいました。
コアにはならなさそうですが、サテライトとして面白そうですね!
同じです。。。
どうしてもAT&TやSOを購入しています。
MCDなどのほうが増配率は良いのですが、、
成長銘柄は、下落まで待つしかないですかね、、、
一度高配当銘柄のキャッシュフローの快感を経験してしまうと、なかなか抜け出せないですよね。
私はHDVからVYMへ2019年に切り替えようと検討しているのですが、それですらちょっと抵抗ありますもん(VYMの方がやや利回りが低いため)。
MCDも良い銘柄ですよね。私もウォッチしてます。
2016年頃のように利回り3%超えてくれると、ちょっと買いたくなります。
米国株は買いたい銘柄がたくさん出てきます。
SOやNGGなどの公益株を買われている方も結構いらっしゃいますね。
公益銘柄の分析記事アップデートは遅れているので、早めにアップデートできればと思っています。
>これから10年、20年と投資を続けていくなかで、投資観が変わっていくこともあるかもしれません。
10、20年方針がブレずに行動するのは、私自身難しかったです。
配当ばかり求めると債券に投資しているみたいで株式の醍醐味を味わえない気分になるし、
半面、株価ばかり追い詰める(=本当は決算を追い求めるのが本筋でしょうが)とギャンブルのようにもなるので、結局のところ毎日悶々とするのが長期の株式投資なのだろうなぁ、と思っています。
VISAやAppleのように毎年、株価も上がって、増配になるのは理想なのですが、そのような株の配当率は常に1%台以下になるので、買う段になると躊躇してしまう気持ちわかります。
まれに、Altriaのように配当4%台で、株も上昇基調のようなおいしい企業も過去にはありましたけど。
私の場合、配当金を再投資に回せられるようになったので、そのお金の一部をグロース株に投資しするようにしました。GIS、T、VZが数年で2倍になるのはちょっと考えにくいので、グロース株として投資する10の会社で、1社位が数年で2~3倍になれば上々かな(欲張りですが)と思っています。
確かに今は配当を追い求める投資を「楽しい」と感じでやっていますが、いつかそれが「つまらない、刺激がない」に変わるかもしれません。
経験という意味でも、資産の20%くらいはトレンドを意識したモメンタム投資をやってみても面白いと思っています。
>結局のところ毎日悶々とするのが長期の株式投資なのだろうなぁ、
そうですね。欲しい株はたくさんありますけど、なんせ資金には限りがありますから。
Altriaの過去のリターンは例外的だったと捉えるべきなのか、今後もあり得るのか判断に迷いがあります。
PERで見て決して割安じゃないですから、大きな株価上昇は厳しいだろうなとは思っています。
むしろ、アップルやビザの方がリターンは期待できそうです。
利回りは低いですが、将来の高い配当成長が期待できそうです。
特にビザの収益性の高さは異常だと感じています。
最近アップしたオラクルもそうですが、ソフトウェア、ネットワークを保有して稼ぐモデルは利益率が高くなりますね。
21世紀に儲かる銘柄はこの類の業種なんじゃないかっていう思いもあります。
利益率がめちゃ高い割に、バリュエーションは普通ですから。
わかりませんが、、色々と自分なりに考えていますが、まとまりません。引き続き勉強続けます。
>グロース株として投資する10の会社で、1社位が数年で2~3倍になれば上々かな(欲張りですが)と思っています。
合理的な考えだと思いました。
損失は下限がありますが、利益は青天井ですから。
ジム・クレイマーは「資金の2割でホームランを狙え!」と言っています。
こういう投資スタイルも面白そうです。