あれ、何年前でしたっけ。ガッキーと星野源が出演していた「逃げるは恥だが役に立つ」が放送されたのっていつ頃だっけな。思い出せないから、ググります。
Wikipediaによると2016年10月から12月に放送とのこと。もう3年近く前のことかあ。そんな前か。僕はドラマは観てませんでしたが、あの歌とダンスは何度かYouTubeで見ましたよ。軽快で楽しいダンスで耳に残る音楽ですよね。ああいうのをプロデュースできる人、ほんま凄いなあと思います。
なんで急に「逃げ恥」の話題を出したかと言うと、その頃YouTubeで見たとある動画が印象に残っていて、その話をブログのネタにしようと、ふと思い立ったからです。
その動画のタイトルが「生きるは恥だが金になる」です。
とある人気ユーチューバーがアップしていた「逃げ恥」恋ダンスのパロディ動画です。「逃げ恥」の恋ダンスを踊っている動画って当時かなりアップされていた気がしますが、みんな基本的に上手です。ちゃんと練習してから動画にしています。でも、「生き恥」の動画では、めちゃくちゃ下手クソな恋ダンスが披露されていました。上手くないし、別に大して面白いわけでもない。なんでこんな動画撮ったんだろう、というレベル。失礼ながら。
動画の内容はさして印象に残ってないんですけどね、「生きるは恥だが金になる」という動画タイトルのネーミングセンスは素晴らしいなあと思ったんです。本人は気軽に思い付きで付けたタイトルかもしれないけど、なんか意味深というか、考えさせられる言葉でした。今も記憶に残っているくらいだから、相当なもんです。
このタイトルに込められた思いは何か?
それはプライドなんか捨てて行動を起こせばお金は稼げる。考えるだけじゃなくって、それを行動に繋げないと意味はない。こういうことかなと感じました。
実際、この下手くそな「生き恥」の動画は90万回近くも再生されていました。90万回再生されたら、人によっては10万円くらいの収入になるのでしょうか。まさに「生きるは恥だが金になる」を体現しています。
現代は個人でも簡単に情報発信できる時代です。自分が好きなこと、熱中していること、面白いと思うことなどを文章や動画で発信していれば、それがいつかお金になるかもしれません。
情報発信を始めると恥ずかしいこと、というか嫌なこともあります。間違ったこと言ったら叩かれるし、心無い誹謗中傷のコメントがくることある、YouTubeの動画で低評価ボタンを押されることだってある。自分の考えや姿を世間に晒すと、確かに恥ずかしさを感じる時もあります。慣れないうちは、読者さんやリスナーさんのちょっとした反応に一喜一憂することもあります。いや、反応があればまだマシです。誰からも相手にされずスルーされることだって多々あります。無関心が一番辛いですね。ネット上のゴミになっている感じがして。
間違ったことを言ってしまうと恥ずかしい。下手なダンスを見られるのは恥ずかしい。誰しもそういう感情はあるでしょう。でも別にプロじゃないんだから、間違いくらいあるし、完璧なコンテンツは作れませんよ。世間からの批判を恐れることなく、プライドなんか捨てて、どんどん情報発信することがお金を稼ぐきっかけになります。お金とは信頼ですが、社会からの信頼を得るには、自分がどんな人物なのかオープンにする必要があります。
「生きるは恥だが金になる」というタイトルはお金に着目していますが、メッセージの肝はお金というより、とにかく行動行動行動ということだと思います。考えて準備するのも大事だけど、動かないと何も変わらないです。ホリエモンは見切り発車がちょうどいいと書籍で言っています。
時間は有限。考えたことはどんどん行動に移した方が、最終的には人生にプラスだと思います。投資に興味があるけど、なんだかんだ言って結局何もしない人は周りに多いです。1万円でインデックス投資やるでもいいから、勉強と同時に実際に投資を体験した方が良いです。22歳から3年間ひたすら投資本だけ読み続けて、一切投資できなかった僕が言えたことじゃありませんけど。いや、そういう自分の経験があるからこそ、早く行動した方がいいと断言できます。
投資だけじゃなく、どんなことでも考えながら行動した方がいい。んで、進みながら微調整していく。その方が時間の使い方としては効率的です。経理の仕事もそういうとこあるんですよね。一つの一つの仕訳を入念にチェックするよりも、さっさと一度財務諸表を作ってしまって、高い目線で財務分析して必要な修正を加えていったほうが、結果として短時間でクオリティの高い仕事ができます。
アウトプットするには「見切り発車」でいい。走り出すうちに、新たな知見も増え、質も上がる。
堀江貴文『情報だけ武器にしろ』
アウトプットを試みることが、天職との出会いになる
堀江貴文『情報だけ武器にしろ』
間違いや恥を恐れずに、考えながら行動する。インプットだけじゃなくて、しっかりアウトプットする。
成功した人はよく「偶然のおかげです」と謙遜しますが、行動したから偶然に出会えたとも言えます。宝くじを買うという行動を起こさない限り、突然3億円が舞い降りることはありません(宝くじ1枚かっても1等当選確率は0.000005% だが・・)。
ビジネス以外でもやっぱ行動が大事。親孝行ってちょっと恥ずかしいです。でも 親への感謝の気持ちがあるなら、恥ずかしがらずにレストランや旅行に連れて行ったり、ワインをプレゼントしたりすればいい。絶対に喜んでもらえるはず。結婚したいなら、合コン行くなり、マッチングアプリ使うなり、友人に紹介してもらうなり、何らか自分から行動しないと。
プライドを優先させると、あとあと後悔することの方が多いです。悔いのない人生を送る上で大切なことは、さっさと行動することなんだろうなって思います。考え過ぎない。安全な日本にいれば何とかなるさ、死にゃせん。
僕は株式投資やってみてよかったし、ブログもチャレンジしてみて良かったと心から思っています。ちと根暗なところがあるのですが、こう見えて意外と行動力はある方なんです。若い頃はプライド高かったんですけど、今はもうかけらもないです。『死ぬこと以外はかすり傷』の精神です。
はじめまして。毎日ブログを愛読させていただいています。
数ある投資ブログの中でもこのブログが一番好きです。というのも、Hiroさんが本心が垣間見える気がするからです。
他の投資ブログでも参考になる分析の記事はたくさんあるのですが、wsj等の記事と似ているような気もするし、どこか独自性というかエンターテイメント性に欠けているような気がしてしまいます。(バ〇ェット太郎さんのとか。もちろん批判するつもりはなく、あちらのブログも毎日閲覧しています笑 かみ砕いて説明してくれているのでわかりやすいですし。)
その点Hiroさんのは、分析記事以外にも為になるトピックがたくさんありますし、自由に書いていらっしゃるので読んでいてい楽しいです。最初は銘柄分析の目的でブログを読んでいたのに、最近はそれ以外の雑学っぽい記事とかのほうが好きです笑 もはや寝る前の娯楽コンテンツみたいなものです笑(HiroさんでいうところのYou Tubeですかね?)
これからも更新頑張ってください。
すみません、前置きが長くなりましたが、本日は質問があってコメントさせていただきました。
現在26歳で昨年から米国株式投資を始めました。約250万円を元手として、現在約100万円を実際に運用しています。
昨年末の暴落を経験し、個別株だけは少し怖いなと思い始め、長く市場に残るためにもS&P500などのインデックスにも投資していこうと思っております。
毎年最低60万円(実際は年80~100万円貯畜できています)を投資することとし、つみたてNISAを始めたこともあって40万円はインデックス、残りの20万円~は個別株にしようかと考えています。
そこでインデックスの商品で「楽天VTI」と「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」のどちらを積み立て購入しようか迷っています。信託報酬が若干違うのと、前者のほうがリターンが良いという記事も見かけてしまって・・・
個人的にはS&P500という響きについつい惹かれてしまっています笑
あくまでHiroさんであれば、どちらを購入するかの意見を聞かせてください。両方購入するとか、いっそのこと他の商品のほうがいいよ、という回答でもいいです。
余談ですが、VOOの経費率は上記2つよりも低いですが、購入手数料とNISAの非課税を考慮すると「VOO < つみたてNISA」ですかね?
途中までVOOを購入していたのですが、投資額が少ないこともあって、手数料負けしていたので、VOOから切り替えようかと思っていました。長期的に見れば投資のタイミングは関係ないのでしょうけど、一応リスク分散と、あと定期的に購入する楽しみを味わいたくて手数料負けしていると分かりながら購入していました笑
あくまで参考程度でいいので、Hiroさんの自由な意見をご教示ください。万が一何かあっても、「投資は自己責任」という心得はこのブログの読者にはありますので笑
夜遅くに長文駄文失礼いたしました。
はじめまして、こんばんは。
ブログ楽しんで頂けて、大変光栄です!
昔は無理して記事を書いている時もありましたが、今は100%素で運営できております。
ご質問の件ですが、私なら「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を選びます。
VTIとS&P500の違いは、前者が中小型株まで網羅しているのに対して、後者が大型株に限定している点です。
小型株効果という言葉が確かにありますが、『ウォール街で勝つ法則』を読むと、それはごく一部の超小型株に限ることがわかりました。
長期でも高いリターンが期待できる有望小型株が、VTIに含まれる割合はごくわずかです。
リスク・リターンを考えると、大型株の方が長期投資に向いていると私は考えています。
なので、差は小さいかもしれませんが、敢えて選べと言われればS&P500を選択します。
もちろん、VTIもS&P500と似通ったリターンになると期待していますし、S&P500をアウトパフォームする可能性もあるとは思います。
他の商品となるとNYダウ連動や、楽天VYMあたりが候補になりますかね(つみたてNISAの対象でなかったらすみません)。
VOOはETFなので経費率では有利ですね。
もし課税口座でVOOということでしたら、それは文句なしでつみたてNISAで投資信託の方が有利だと思います。
非課税口座でS&P500というのは、個人が取れるこれ以上ない最強の投資法だと思っています。
個別株もされるんですね!
個別株始めると、段々とのめり込んで、投資信託を解約してしまいたくなるのでご注意ください(笑)。
26歳と言うと、私が初めてインデックスファンドを買ったときのほぼ同じ年です。
これだけ投資環境が整備された時代に社会人になれたことは、本当に幸運なことです。
(私が投資を始めたことは、今より投資信託の選択肢は少なかったしコストも高かったです。この数年でさらに進化しましたね。)
この幸運な環境を活かすも無駄にするも人それぞれ。
時が経てば経つほど、小さな行動の積み重ねが大きな差になります(お金だけじゃなく)。
投資がんばってください!
何か質問などあれば、いつでも遠慮なくどうぞ。問い合わせフォームでもOKですよ。
では、失礼します。ご質問ありがとうございました。
返信ありがとうございます。元々「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」でほぼ決まりかけていたのですが、なかなか踏み切れず・・・Hiroさんからの一押しをいただけて感謝しています。また、根拠についてもとても納得できるかつ、勉強になるもので本当にありがとうございます。
また、新しく英文和訳のコーナーも始められるのですね!とても楽しみです!私も最近SeekingAlphaを使用しているのですが、日常で英語を使用しないこともあって、なかなか抵抗がありました。しかし、Hiroさんが新しいことにチャレンジする姿勢も見て、私も頑張ろうと思いました。
これからもブログの更新を楽しみにしています。頑張ってください。ありがとううございました。
いいえ、どういたしまして。
バフェットは「(個人投資家が)すべきことは米国を代表する銘柄を買うだけだ。」と語っています。
S&P500を買うだけでそれが実現できますね。
英語和訳は諸々あって止めることにしましたが、SeekingAlphaでの英語学習は続けていく予定です。
和訳のみのコンテンツは作成せずに、一部引用しながら自分の考えを添えてコンテンツ化できればいいなあと思っています。
試行錯誤やっていきます。
こちらこそ、よろしくお願いします!
別の書籍でしたが、私も堀江さんの「見切り発車は成功の元」という言葉に共感し、ちょうど1年ぐらい前に記事にしたこともありました。
当時の記事では「実践と勉強の相互作用による知識の吸収、そして検証による改善点の発見。それが見切り発車で得られる大きなメリット」と書いたんですが、この実践しながら勉強するという発想は成功の近道であると今でも思います。やはり経験は一番の勉強法ですね。
実践しながら勉強が一番効率的ですね、私もそう思います。
試験勉強もインプットばかりするより、さっさとアウトプットで吐き出して答え合わせをしながら考えた方が身になります。
インプットだけだと、わかった気になって、いざアウトプットしようとするとできないことが多いです。
理論と実践は違いますから。
投資も「底値で買えばいい」と本で読んだところで、実際に投資家としてマーケットと対峙すると暴落時に買うのはとても勇気が要るということが経験としてわかります。
あとは何より時間は有限、これに尽きます。