「結婚に逃げる」とは女性が経済力のある男性を捕まえて、仕事を辞めることを一般的には意味するかなと思います。仕事がしんどくて辛いから「結婚に逃げる」的な例文でしょうか。

私は男なのでその選択肢はないのですが、実は心の中で「結婚に逃げた」と思っているところがあります。

幸せな人生に必要な要素は何か?

私は重要な順に以下の3つだと思っています。

①健康
②お金
③人間関係資産

まずは何と言っても健康です。「何でもないような事が幸せだったと思う」という某歌の歌詞がありますが、ほんとその通りだと思います。その典型が健康です。

大きな病気でなくても、ちょっとした歯痛、頭痛とかを抱えるだけで普段の当たり前の健康のありがたみを感じます。体が健康でないと他の何もやる気が起きません。

健康第一。

②(お金)と③(人間関係)は順序が逆ではないか、と思う人も多いかもしれませんが、まあこれは私の価値基準ということで。

お金はどこまで追求すべきか未だにわかりません。年収800万円を超えたら幸福度は上がらないなんて調査結果もありますよね。フローではなくストック面だとどこが境界線なんでしょうか。

こういう具体的な金額はいくら考えても答えは出てこないかなと思います。

とりあえず、普段の生活で不自由なくお金が使える環境は必須です。誘われたら気兼ねなく千円ランチや飲み会に参加できるくらいの資金的余裕は欲しいところ。

来月の請求書の支払いは大丈夫だろうか、と心配をしながらの生活は嫌です。働かなくても、2,3年は今と同程度の生活水準を維持できるくらいには資産を蓄えておきたいのが個人的感覚。

最後に③人間関係資産です。健康でお金が満足にあればそれだけで十分かもしれませんが、やはりずっと一人で孤独はしんどいです。

人間関係資産=家庭・家族、とは別に思ってないです。最近結婚しておいて何ですが、私は家族=幸福という価値観は正直持ってないです。別に生涯独身でも全然いいんじゃんか、って考える派です。その方がお金に余裕も出るし。

ただし、人間関係資産は幸福な人生に必要だとは思っています。

学生時代の友人、趣味サークル何でもいいから、仕事の利害とは関係なく、お互いありのままの自分をさらけ出せるような関係性のあるコミュニティを持てればいいのかなと。

私はそういうのが何一つないですね。異性のパートナーがいなかったら、LINEが月に1通も来ないなんてザラです。3ヶ月に1回ほど母親から生存確認のLINEが来るくらいです。

そんなわけで、私は人間関係資産の構築を結婚に頼る他ないかなという思いが昔からありました。

恋愛の延長で結婚したというよりは、婚活を通して結婚した感じです。相談所に登録したわけではないし、そんなガチ婚活ではないけども。

マッチングアプリも使いました。

結局は、とある方に紹介してもらった女性と結婚することにはなりましたが、マッチングアプリで出会った人と結婚していた世界線もあったかもしれません。個人的にマッチングアプリはオススメです。普通に容姿端麗な方がたくさんいます。

人と深く関わるのがあまり好きじゃない、というか苦手なんですよね。子ども時代みたいに無邪気に絡んで仲良くなるようなことはもうないわけだし、今後もよほどのことがない限り友達はできないと思います。これといった趣味もないし。

よって、私の人間関係資産は妻オンリーですw

他人との永遠の(離婚しない限り)共同生活を法的に規定している結婚制度に頼らせてもらった感じです。一度結婚したら容易には別れられないですから、手続き的にも世間体的にも。それくらい強制力がある方が私には丁度いいです。