お笑いは人を笑わせて、和ませて、癒す。福祉のひとつの形だ。
伊達ちゃん(サンドイッチマン)
いい言葉だなと思いました。
先日、日経新聞で『「単身・無職」世帯が最多、しぼむ4人家族 政策前提崩れる』という記事が掲載されていました。
私のような生産年齢にある独身者も増えていますが、顕著に増えているのが「働いていない単身世帯」とのこと。現在、5世帯に1世帯は「働いていない人の一人暮らし」だそうです。会社を引退した高齢独身者(もともと独身の人もいれば、配偶者を亡くされた方もいるでしょう)が増えているということです。
一人暮らしで誰とも会わないと、1日中しゃべらないこともたまにあります。コンビニの店員さんとのやり取りが唯一の会話だったなんてこともあり得ます。
働いていなくて給与所得がない、年金だけでは不安という経済面も高齢単身世帯増加の一つの問題ですが、より深刻なのはコミュニケーション面です。人は社会的な生き物です。一人暮らしで周りに親しい友人もいなければ、ろくに会話をせずに過ごすことが当たり前になるかもしれません。会話がなくなれば、必然的に笑顔もなくなります。
それは個人の幸福度を下げるし、認知症などの原因にもなりそうです(医学的なことは知りませんが)。
そんな時代にあって、テレビやYouTubeで見れるお笑いは一種の福祉的な役割も果たせるかもしれません。サンドイッチマンの伊達ちゃんこと伊達みきお氏が言う通り。
お笑いは子ども達を笑わせるだけじゃなくって、一人暮らしの高齢者の生活にちょっとした彩りを与えることもできるのかもしれません。別に高齢者に限った話ではありませんが。私もたまにYouTubeでコントや漫才見ることあります。
ホントお笑い芸人ってすっごく価値ある仕事だな~と思います。私がやっている経理なんかより、よほど社会に価値貢献している職業だなあと思って尊敬の念を抱きます。
僕のばあちゃん(88歳)は、テレビもあまり観ないし、ましてやYouTubeなんて存在すら知りません。ネットを使えません。シニア用スマホ(らくらくフォン的な)を何とか使ってます。ただ、これから高齢者になっていく世代はITリテラシーも高く、YouTubeやネットTVを普通に観る人も多いでしょう。お笑いの価値は益々高まっていきそうです。
僕も人を笑顔にできるエンタメ系のコンテンツを作れるようになりたいな~という願望があります。コンテンツ・クリエイトってとてもやりがいがあります。ブログを始めて気が付きました。