最近は月末ではなく月初に投資することが多いです。月末にポートフォリオを作成する時に、構成割合が下がっている銘柄やバリュエーションをチェックして購入する銘柄を決める。そして月初に投資。この流れが気に入りました。

ということで、早速ですが10月分の取引を実行しました。ルーターやスイッチ等の通信機器大手シスコシステムズ(CSCO)に20万円、大手リテール銀行のウェルズファーゴ(WFC)に10万円投資しました。

1日に米供給管理協会(ISM)が発表した9月度の製造業景況指数が47.8とリーマンショック時以来の最低を記録。当該指数は300超の製造企業に対して「新規受注、生産、雇用、入荷、在庫」に関してアンケートを実施した結果を数値化したものです。所詮アンケートなわけですが、企業の心理状態を示唆する点で貴重な情報だと思います。

製造業景況指数が予想以上に悪かったことを受けて、株は売られました。昨夜も相場は低調でこのままズルズルいっちゃう可能性もありますが、タイミングはわからんってことで今月の投資を実行に移しました。

以下は9月末のバランスシートです。

カード債務控除後のネット・キャッシュは120万円ほど。30万円投資したので、ネット・キャッシュは100万円を割り込みました。「株のエクスポージャーは落とすべき」と著名なファンドマネージャーやアナリストが警鐘を鳴らす中、ここまで株に資金を投じるのはどうなのか。正直迷う時もあります。待てばいずれ絶好の買い場が訪れるのではと。今の米株のバリュエーションはやや高いと思っています。

ですが、暴落のタイミングなんてわかりっこないし、優良株をシコシコ買い続けた方が長期的には報われる可能性が高いだろうと信じています。

あと、そもそもCSCO、WFCのPERはそれほど高いわけではないです。2019年予想EPSに基づくPERはCSCOが14倍、WFCが10倍です。株式である以上短期的なボラティリティは不可避ですが、長期では十分なリターンが期待できる利回りだと考えています。

これは9月末のポートフォリオ。

CSCOとWFCの構成比はそれぞれ3%、2%しかありません。今回の買付後でもまだ5%には届きません。相場の様子を伺いながら、ゆっくり5%まで増やしていきたいです。

1銘柄5%の割合で16銘柄を保有し(計80%)、残り20%をETFにする方針です。MOとXOMの株価低迷もあって、結果として良い感じにポートフォリオの分散が進んできました。まだ不完全ですが、少しずつ納得のいくポートフォリオになりつつあります。

ちなみに現在個別株は17銘柄あるので、1つリストラが必要なんです。保有するのに一番疲れているのがシュルンベルジェ(SLB)です。ボラ高過ぎ。。含み損が大きすぎて今は売るに売れない状態です。いわゆる塩漬け状態。いずれ売っちゃいそうです。正直しんどい。