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VIGのちょっと気掛かりな点。資本財セクターが多い。

   

今年バンガードのVIGに120万円投資しました。2019年のNISA枠を全部使い切りました。ブラックロックのHDVを一部解約して、その資金でVIGを買いました。銘柄変更ですね。

VIGは10年以上連続増配している銘柄に投資する商品です。高配当ではありませんが、将来の増配(利益成長)が期待できる銘柄が多く含まれます。私は高い配当利回りに誘惑されがちなところがあるので、その防衛策的な意味も込めて買いました。

構成割合トップはマイクロソフト(MSFT)。連続増配のハードルが10年と比較的短いので、ハイテク系も含まれるのが嬉しいところ。個別銘柄ではハイテクが少ないですから、私は。最近アップルに投資しましたけど。

そんなお気に入りのVIGなのですが、一つ気掛かりなところがあります。それがセクター構成割合。資本財セクターが全体の30%も占めるんです。以下は2018年12月末時点のVIGセクター構成割合です。

資本財が圧倒的に多いですよね。ハイテク系もそこそこあると言いましたが、全体の9%に過ぎません。

資本財セクターにはあまり良い印象がありません。『株式投資の未来』によると、1957年~2003年の資本財セクターのリターン(年率)は10.2%でS&P500平均10.9%を下回りました。やはり資本財という事もあって、資本集約的で設備投資コストが嵩みがちで、株主にあまり利益が残らない構造なのかなと推測します。

ただ、資本財セクターの銘柄が須らく悪いとは思いません。VIGの構成銘柄上位にいる資本財銘柄には、信頼を置ける銘柄が揃っています。スリーエム(MMM)、ユニオンパシフィック(UNP)、ユナイテッドテクノロジーズ(UTX)、キャタピラー(CAT)、ロッキードマーティン(LMT)など。特に鉄道のUNPは個別銘柄としても欲しいくらいです。

ただ、上記銘柄を全部足しても10%強にしかなりません。残り20%の資本財銘柄が何のか、把握できてません。そもそもVIGには182銘柄もあるわけで、すべての銘柄を把握するのは難しいです。そうやって、知らない中小型株にも分散投資できることがETFの良いメリットの一つでもあります。

歴史がそのまま繰り返されることはありません。ただ、何となくの直感なんですが、株主に富を残せる業種業態って時代によって大きくは変わらない気がします。生活必需品セクター、ヘルスケアセクターは今後も有望だと思います。相対的に少ない資本投資で事業を維持し営業CFを稼げるこれらのセクターには期待してます。アルファベットなど、大手ハイテクも同じ理由で有望に感じます。

VIGは今の配当ではなく将来の増配力に着目している点で、私の高配当株中心のポートフォリオの欠点を補完してくれます。今後も保有を継続していくつもりです。が、セクター構成だけはちょっと気になります。でもまあ、これまでしっかり実績を残しているから大丈夫かなっと楽観的な気持ちでいます。と言っても、この10年S&P500には負けてるんですけどね。やっぱS&P500は強いわ。

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