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「リターンの質」とか興味ない。所詮カネはカネだろ??

   

「リターンの質」という言葉があります。同じリターンでも、そのリターン獲得の手段によって質(クオリティ)が異なるというものです。

例えば、
①米国優良株から得た100万円の年間配当
②ビットコインの爆上げで得た100万円の売却益
の2つがあったとします。

リターンはどちらも100万円なわけですが、「リターンの質」は①の方が高いです。「リターンの質」は「リスク調整後リターン」とも言われます。同じリターンならば、なるべく低いリスクの下で実現した方が価値が高いというわけです。

Market Hackの広瀬氏はこんな事をおっしゃっています。

「分散を利かせるとパフォーマンスが向上する」と信じているファイナンシャル・アドバイザーの方々がいますけど、それは誤解です。正確には「同じリターンでも、その質(クオリティ)が上がる」という意味です。

『Market Hack流 米国式投資の技法』より

銘柄・セクターを分散させることで、リターンが上がるのではなく「リターンの質」が上がります。

 

過去の「リターンの質」には興味はない

この「リターンの質」について思うことがあります。ぶっちゃけ、すでに得たリターンの質が高いか低いとか興味ないし、そんなのどーでもいいということです。同じカネはカネだろって思います。100万円の利益が、S&P500ETF投資によるものでも、アマゾン株1銘柄集中投資によるものでも、どちらであっても差はありません。同じ100万円です。

未来の「リターンの質」を考えることは重要だけど、過去の「リターンの質」を比べることに何の意味もないと思います。

お金って所詮お金です。どんな手段で稼ごうと貴賤はないと僕は思ってます。サラリーマンとして毎日一生懸命働いて汗水流して稼ぐ月収30万円も、FXで1時間で稼いだ30万円もどちらも同じ30万円に違いはありません。FXで稼いだ金は汚いとかそんなこと全くありません。

サラリーマン労働って、リターンは比較的小さいけど「リターンの質」はメチャクチャ高いですよね。リスクがほぼゼロですから。でも、サラリーマン労働の「リターンの質」が高いからって、サラリーマンの労働収入が特別に価値あるものなんて全く思いません。

生活するには誰しもお金が必要なわけですが、そのお金を稼ぐ手段に美徳みたいなものを求めたくないです。別に結果として稼げればそれでいーじゃんって思います。パチスロで生計立ててる人が世の中にはいます。FXで食っている人もいます。これらは所謂投機的取引と言われるものですね。世間的な受けはそんなに良くないかもしれませんが、別にパチプロやデイトレーダーよりサラリーマンの方が偉いとか、そんなことはないと思います。

お金を稼ぐ上でやってはいけないことは犯罪です。当たり前ですが。詐欺で人を騙してお金を奪うなんてお話になりません。最近ニュースになっている「はれのひ」事件とか、人として最低の行為だと思います。人を悲しませて得るお金はホントに最低ですね。

そういう犯罪・詐欺行為を除けば、別にどんな手段でお金を稼ごうと本人の自由です。FXなど投機はゼロサムゲームで社会に価値を生んでいないと言われます。それは確かに事実かもしれないけど(流動性という価値を生んでいるという解釈もできる)、だから何なの?って感じです。公平なルールの元、自己責任でリスクを取っているなら別にFXで稼ごうと何ら問題はありません。

「リターンの質」、「リスク調整後リターン」って言葉には昔っからちょっと違和感がありました。リスクを考えることは大事でしょうが、稼いだお金の「リターンの質」が高いか低いかを議論する意味なんてあるのでしょうか??

「お前はビットコイン投資で100万円運よく儲けたのかもしれんけど、それはリターンの質が低いんだよ、残念ww。俺みたいに米国優良株に投資してインカムゲインで100万円稼ぐ方がリターンの質は高いんだぜ!」

みたいな話はなんの自慢話にもならんと思います。

金など物理的価値の裏付けがなく中央銀行が自由に刷っているが現代のお金です。よくホリエモンが「お金は幻想」とか言っていますが、まあ解釈の問題ですがそれは別にポジショントークでもなく概ね事実だろうと思ってます。そんな幻想のお金ですから、それを稼ぐための手段なんて何だっていいと思います。犯罪以外なら。社会のどこかで自分なりの居場所を見つけて、そこで必要な金額マネタイズして生活できればOKではないでしょうか。

 

将来の「リターンの質」には興味がある

「リターンの質」という概念をちょっとディスってるように思われかもしれませんが、それは誤解です。「リターンの質」は私たち長期投資家にとってすごく大事な概念です。

過去に得たお金の「リターンの質」はどーでもいいと思いますが、得たお金をどう運用して将来の「リターンの質」をいかに上げていくか考えるのは重要なことです。終わった過去の「リターンの質」なんて興味ないですが、将来の「リターンの質」を上げていくことには興味があります。

同じ期待リターンなら、リスクはなるべく低い方がいいというのは事実です。長期投資ではマーケットに居続けることが大事なことですが、感情ある私たち人間が大きな資産価値変動を目の前にして平然とマーケットに居続けることはそんな簡単なことではないはずです。ここ数年はボラティリティが極めて低い状況が続いているので、マーケットの怖さを忘れているのかもしれません。たとえば、リーマンショックの時、シティ・グループ(C)の株価は90%以上も暴落しました。

リスクをテイクし続けることが株主の仕事であり、その仕事を忠実にこなすから長期投資は儲かります。暴落時にこそマーケットから逃げ出さずにその場に踏みとどまることが重要だと思います。そのためにも、将来の「リターンの質」を考えることは大切です。きちんと銘柄とセクターを分散させ、投資タイミングを分散させることです。

ただ、短期的に儲かりたいとは誰しも思うことです。投資資金の一部(あるいは全部を!?)をハイリスクな仮想通貨などに回せば、短期間で巨額の富を得られるチャンスがあります。きちんとリスクを把握していれば、それらにチャレンジするのは全然ありだと思います。どんな手段でお金を得ようと「リターンの質」なんて誰からも求められませんから。お金に綺麗も汚いもありません。というか、別に仮想通貨投資の「リターンの質」が悪いわけじゃないですがね。期待リターン相応のリスクと言えるでしょうか。定量化は難しいです。

「所詮カネはカネ」ってクールに割り切った方が人生うまく行く気がします。カネを稼がないと生きていけないのは事実ですから。稼いだお金を変に色付けする必要なんてないと思います。

 - 投資理論・哲学