直近6月末のポートフォリオです。
セクター別に分けるとこうなります。
前から言い続けていることだけど、ハイテクを増やしたい。生活必需品セクターが多すぎるから、これをいくらか削減してハイテク銘柄に投資したいなあと思っています。
現在の生活必需品セクターの保有銘柄と金額は以下の通り。
フィリップモリス(PM):1.7百万円
アルトリアグループ(MO):1.6百万円
ペプシコ(PEP):1.4百万円
ゼネラルミルズ(GIS):1.3百万円
コカ・コーラ(KO):1.2百万円
コルゲート・パルモリーブ(CL):0.9百万円
全部で6銘柄で8.1百万円。ちと多いかな。『株式投資の未来』にかなり影響を受けて米国株投資をスタートしたこともあって、生活必需品セクターは多いです。あと、このセクターには高配当銘柄が多いのも理由の一つです。この業界はあまり将来への投資はせずに、株主還元に資金を回す成熟企業が多いです。そういう企業を好んでしまいます。配当好きだし。
確かに株主還元は大事だけど、企業のEPSが増加してこそ株主の富は複利ベースで増えるのも事実。配当は課税されるけど、利益を内部留保すれば配当課税が繰り延べられますし(もちろん法人税は掛かるけど)。
配当配当とならずに長期的にEPSを伸ばせる企業にも積極的に投資するよう、自分の投資スタイルを改革していきたいです。と言ってもある程度配当がないとやっぱり嫌ですけどね。。
これから一層の成長が見込めそうなセクターはやはりハイテクだと思います。人が支配する社会から、アルゴリズムが支配する社会に変わっていく可能性が高い。今はまだその初期の初期。5Gも実用化段階ではないですし。これからこれから。まだ遅くない。ハイテクセクターの優良企業を仕込むのは今からでも何ら遅くないと思っています。
そんなわけで生活必需品セクターを1つ、2つリストラしてIT銘柄に入れ替えたいという気持ちがあります。もし6つの中からリストラするとしたら、どれを選ぶべきだろうか。
先ずは現時点のバリュエーションを整理します。PERは2019年予想EPSに基づく数字です。
会社名 | PER | 配当利回り |
フィリップモリス(PM) | 17.1倍 | 5.1% |
アルトリアグループ(MO) | 11.9倍 | 6.3% |
ペプシコ(PEP) | 23.6倍 | 2.9% |
ゼネラルミルズ(GIS) | 15.8倍 | 3.7% |
コカ・コーラ(KO) | 24.5倍 | 3.1% |
コルゲート・パルモリーブ(CL) | 25.6倍 | 2.4% |
アルトリアのPERは飛びぬけて低いなあ、やっぱり。私が投資した時は20倍近くあったんですけどね~。ゼネラルミルズとフィリップモリスは中PER。S&P500指数のPERよりは低い。フィリップモリスは最近株価が急伸しましたね。ペプシコ、コカ・コーラ、コルゲートの3銘柄は高PERです。S&P500指数より高い。の割に利益成長率が高いわけでもない。
タバコ株の2つは残します。特にMOはかなり株価が下がってるからなあ。今売るのは違う気がする。タバコ会社は営業CF潤沢ですし、何より高配当なのが魅力です。10年債利回りが2%の時代に5%、6%の利回りは有り難い。まあ、タバコ株も一部売却ならありかな。保有額多いし。
リストラするならPEP、GIS、KO、CLの4つのうちのどれかかな。GIS以外の3つはどれも高PER。低金利だからこんなもんでしょうか。フェアバリューかどうか判断が付きませんが、とにかく割安でないことは確か。
ビジネス的にはGISを外したい気持ちがちょっとあります。米国内売上が大半で成長余地が相対的に乏しいかなと。個人的にハーゲンダッツ以外のブランドを知らないのもあって。あとブルーバッファロー買収で財務的にはもっとも不安定。ただ、PERは他の3銘柄と比べてまともだから、そこは安心材料。
PEP、KO、CLはディフェンシブ株の王様という位置づけなのでしょうか。それくらい高いPERです。益回りで言えば4%ほどしかありません。10年債利回りよりは全然高いけど、積極的に買いたくなる価格ではない。CLのPERが最も高い。そんな業績好調でもないのに、なぜかマーケットの評価が異様に高くて疑問です。
CLかなあ。CLを切るか。『株式投資の未来』の中でも高リターン銘柄として紹介されていた企業でもあるし信頼はしてます。でも、高PERの生活必需品銘柄は3つも要らないか。KOとPEPの方が普段の生活で馴染みもあるし、この3つの中から1つ除外するとしたらCLかな。
もはやシーゲル流では無くなってきてるのでタイトル変更されては?
検討します。
こんばんは。
色々お悩みのようですね。
自分は四半期決算毎のドカンが嫌になり、VTI、HDV、QQQ、BNDの四種類に
(各25%)なっております。
だいぶ、気分が楽になりました。
ハイテクは上がる時はすごいですが、下がる時のすごいです。NVIDIAは半値になった
時、胃が痛くなってぶん投げました(笑)。
主様はシーゲル流に拘るあまり無理をされているのでは?
シーゲル流は素晴らしいですが、実践するのはものすごいストレスが溜まると思います。
こんばんは。
ご心配ありがとうございます。
もはやシーゲル流が何なのかすら、よく分からなくなってきました(笑)
特に無理はしてません。最近は良い意味であまり投資のことを考えていません。プライベートの悩みが多すぎて・・。
タバコ株のような売られ気味の銘柄に集中投資するという意味ですと、おっしゃる通り心労は大きいです。
半導体株はボラティリティ高いですね。
最近別の記事にも書きましたが、リスクリターンを最適化するという点ではETFが良いと私も思います。
ポートフォリオですがETF、高配当、ハイテクのバランスに悩み続け、今後は
SPYD、BLV、VOO、ARCC、CSCO、MCD、MSFT、V
を中心に買い付ける予定です。
生活必需品やタバコ、エネルギー、公益等々他にもたくさんバラバラ持っていますが、
こちらサブとして買い増しせず、ただ持ち続ける予定です。
個別銘柄は決算のたびにメンタルが削られます。今後はETF半分くらいの
バランスにするつもりです。
MSFT、Vはぐんぐん上がっていきますね。
MSFTは株価が100ドル弱の時に「高いな~」と思っていたら、今ではもう140ドル近いです。
さすがに買うのは諦めてきました・・。
何とかCSCOに食らいついていきたいです。PER20倍未満でまだ買いやすいです。
決算はしんどいですね。
幸いなのがアナリスト予想を超える企業の方が多いことです。
企業は往々にして保守的な見通しを公表します。うちもその傾向にあります。
ハイテクならVGTとかでいいと思いますが最高値付近の今から入るのはかなり躊躇しますね
VGTもいいですね。
個人的には利回り2%は欲しいところなので悩ましいです。
こんばんは
生活必需品関連では、個別株で持っていたSTZを全て売却して、ETFのXLPにまとめました。
ETFはQQQとXLP
個別株では
ハイテクで、AAPL、MSFT、V、CSCO
医薬、医療で
JNJ、ABBV、MDT
金融で
BLK
とりあえず、2本のETFと8社の個別株を均等配分のポートフォリオに整えてから…この先を考えます。
今月末で28年働いた会社を退職して、1千万以上の大金が懐に入って来たので、余裕資金は米国株で運用しようと思ってます。
個別株はメンタルに響くので、ETFを追加しようかなぁと思ってます。
余り考え過ぎたくないので……IVVかVOOのS&P500またはHDVやVYM辺りの配当が有利なETFにするか悩ましいです。
個別株のABBVが怪しい値動きしてるので追加投資に慎重になってしまいますね。ヘルスケア関連は特に時代が見通せずに難しいです
ヘルスケアもETFにしちゃって、メンタルな浮き沈みを小さくするのもアリかなぁと思います
こんばんは。
1千万のキャッシュは大きいですね。
どう振り分けるか悩みますなあ。ましてや、今はあまり割安には見えないタイミングですから余計に悩ましいです。
確かにETFの方が安全だと思います。
ABBVはリスク高いです。低PERがその証拠。私もなかなか追加買い増しできずにいます。
ヘルスケアETFってのもありだと思います。
ハイテクの個別株はどれも安心して保有できますね。
私はCLを売ってJNJとCSCOに振替えようか考え中です。