世界の情報空間を支配するであろうグーグル。
世界の物理空間を支配するであろうアマゾン。
共に未来への投資を優先する無配のグロース株ですが、両社のバリュエーションレベルは全く異なります。
グーグルのPERは36倍なのに対して、アマゾンのPERは256倍です。
(2017年10月現在)
グーグルとアマゾンとで投資家の成長期待の程度は全く異なります。
アマゾンの株価はアマゾンの年間利益(EPS)の256倍で取引されています。
アマゾンがあらゆる領域のマーケットを支配して、将来莫大なキャッシュを株主に運んでくれるのは確実のように思えます。しかし、この高いバリュエーションをペイできるのかは慎重に検討すべきだと思います。
投資家が卓越したリターンを手にするのは、実際の増益率が期待を上回ったときだけだ。増益率そのものが高いか低いかは関係ない。
ジェレミー・シーゲル『株式投資の未来』より
投資家は、実際の増益ペースがどうあれ、高成長企業に対しては楽観的すぎ、低成長企業に対しては悲観的過ぎる。ここにも、成長の罠がみてとれる。
ジェレミー・シーゲル『株式投資の未来』より
はじめまして。
Hiroさんのブログに影響されて長期投資を始めようと考えています。
自分で調べると、手続きが難しそうなのでできたら簡単なやつから始めたいと思っています。
最近folioという、まだ正式公開はしていないですがサービスを見つけましてこれならできそうと検討中です。
分散投資で10万円から可能であればやってみるかなと思っていますが、Hiroさんのこのサービスに対する意見をお聞かせいただけないでしょうか。
よろしくお願いします!
はじめまして。
ネット証券の手数料はかなり下がってきています。
信託報酬の低いインデックスファンドも数多く出ています。
私が投資を始めた2014年あたりでもすでに、低コストな商品は多くありましたが今はその頃よりさらに商品ラインアップは充実しています。
ぜひ、長期投資を始めてみて下さい。
folioというサービスは初耳です。
ググって調べました。こんなサービスがあるのですね~。
最初は兎にも角にもリスク資産を買ってみることが大切です。
私は投資を始めるか3年間も迷い続けていましたが、今思えば多大な機会損失です。
10万円くらいであれば(10万円は大金ですが)、あまり損得考えずに先ずは投資にチャレンジしてみるといいかと思います。
手数料も安いですね。運用手数料ゼロは魅力的です。
ただ、テーマ型投資なのでマーケットの浮き沈みでリターンが大きく変動するリスクがあります。
あまり長期投資向きではないと思います。
folioでS&P500ETFの(長期)リターンを超えるのは、かなり困難かな~という印象を持ちました。
最終的にはネット証でETFや投資信託を買ったほうが良いですかね。
ですが、株式投資最初のステップとしてfolioを利用するのは全然ありだと思います。
価値が変動しない預金だけの世界から卒業することが最初の一歩かなと。
株価の変動はその内慣れますのでご心配なく。
以上です。
よろしくお願いします。
何か不安な点あれば、またご連絡下さい。