日本株や国内ETFの売買は平日の日中にしかできないので、サラリーマンには辛いところですよね。

本日有休頂いたので、お気に入りのスターバックスでかねてより考えていたリストラを遂に断行しました。

TOPIX連動型上場投資信託(1306)を全額売却しました。

1306売却

売却金額は1,335,000円。

売却益は約44万円で、キャピタルゲイン税を約9万円支払いました。

    さようなら日本株

これを以って、日本株から完全撤退となりました。

厳密にはNISA口座に日本株ETFがありますが、ほんの数万円です。

まさか、こんな日が来るとは思いませんでした。

初めて本格的に投資を始めた2013年1月、山崎元先生やほか多くの先輩インデックス投資ブロガー様に背中を押されて、自信満々で購入したTOPIX連動型ETF。

山崎元先生は仰っていました、
「日本株:外国株 = 4:6がリスクリターンが最大になるポートフォリオだ」と。
「一見日本株が多く配分されているように見えるけど、為替リスクを考慮すれば日本人投資家は半分くらいが日本株でちょうどいいんだ」と。
「日本は確かに人口減少低成長だけど、その低い成長期待がすでに株価に織り込まれているんだから、日本株投資でも報われる」と。

それを信じてここまでホールドしてきました。

結果として、この日本株ETFへの投資は数字としては成功と言えるのかな?
売却益44万円を得ましたし、これまで配当も合計で10万円くらいは頂いています。
(具体的な複利ベースの年率リターンはまた計算して報告します。)

このような投資成果を(偶然)得られたのも、ひとえに安倍晋三内閣総理大臣及び黒田東彦日本銀行総裁お二人のおかげです。

とりわけ、黒田日銀総裁の異次元金融緩和がなければ日本株インデックスがここまで上昇することはあり得なかったでしょう。

この場をお借りして御礼申し上げます。
あ、もちろん山崎先生にも御礼申し上げます。

アベノミクスありがとう!!、そしてさようなら。

さようなら、山崎先生!!

2015年冬に出会ったシーゲル教授に乗り換えることにしました。

シーゲル教授は仰っていました、
「インデックス投資の有効性は疑いようがないけれど、インデックスを超える運用が可能である」と。
「それは、高配当な成熟企業の株式を長期保有して配当再投資を繰り返すことだ」と。
「特に生活必需品セクターやヘルスケアセクターが有望だ」と。

『株式投資の未来』にはその真実が数字ではっきり示されていました。

このシーゲル流株式投資を行うには、金融商品のラインナップ的にも企業の収益力的にも日本株を選択肢に入れることは厳しそうだとわかりました。

資産の大半を米国株で固めることにしました。

為替リスクという大きな問題が付き纏うことはわかっていました。それでも長期的には優良米国株への長期投資が円貨ベースでも勝つと信じて、日本株からは撤退することにしました。

日本企業はコーポレートガバナンスの改革が目下断行されているところであり、積極的な自社株買いなどを通じて日本株投資家が報われる可能性は高まっていると思います。

短期的(~5年)には優良日本株のリターンが優良米国株のリターンを上回る可能性はあるかもなと思っています。なんせ米国株のバリュエーションは高い高いと言われ続けていますからね。真実はわかりませんが。

でも、長期的(30年~)にはやはり凄まじい高収益と高い株主還元意識を持つ米国優良株の方が、株主に高いリターンをもたらしてくれるはずだと確信しています。

さて、この売却代金133万円をどうするかまだ決めてません。今夜買うつもりですが。

まあどうせ生活必需品セクターETFか高配当ETFに投資することになると思います。

VDCかHDVかな。

どっちにしようかな。

また報告します。