投資で最も大事なのは自分で調べ、自分で決めること。誰の意見も聞く必要はない。十分な知識がないなら、銀行口座に預金するのもいい
日本経済新聞 リーマン10年「債務危機に備えよ」ジム・ロジャーズ氏』より
僕もそう思います。
「投資は自己責任」とはよく言われることですが、周りの意見に過度に左右されることなく、自分で決めることが大切だと思います。投資の目的、資金の余裕度合い、家庭環境など人それぞれ違うわけですし。絶対解なんてありません。
特に最近は弊ブログのようなコンテンツがネット上にたくさんあって、色んな投資家さんの意見やポートフォリオを見れるので、余計に迷いが生じやすい環境にありますね。
「誰の意見も聞く必要はない」とはちょっと言い過ぎかな。
まあ、ジム・ロジャーズ氏だから言えることでしょうか。
本を読んだり、ネットで調べたりして周りの意見を取り入れることは有用だと思います。バフェットのポートフォリオも参考になります。最後は自分で納得して決めることが重要ですが、その過程で色んな情報を仕入れるのは問題ないと思います。せっかく、こんな便利なネット環境があるんですから。
今もし米市場で空売りを仕掛けるならば、(フェイスブック、アマゾン・ドット・コムなど有力IT株からなる)『FANG』だろう。誰も説明できない水準まで上昇するのがバブルの特性だから天井はまだ先かもしれないが、すでに買われすぎの域にある。
日本経済新聞 リーマン10年「債務危機に備えよ」ジム・ロジャーズ氏』より
そうかな?
私はそうは思いません。
FANGを始めとしたハイテク大手のバリュエーションが行き過ぎているようには見えません。
フェイスブックの予想PERは20倍を割っています。マイクロソフトの予想PERは20倍を超えていますが、最近の利益成長力を鑑みれば妥当に思います。
何を以って「すでに買われすぎの域にある」と言っているのか、もう少し踏み込んで聞いてみたいところです。
著名投資家の意見を聞くと不安になることもありますが、やっぱり最後は自分で決めたいです。その方が、仮に失敗しても納得できます。何が判断ミスだったのか振り返って将来への学びにできます。
はじめまして、私もあなたと同じ87年生まれのしがない個人投資家です。非常に勉強になるブログですね。これからも頑張って下さい。私からのプレゼントです。
https://www.panrolling.com/books/wb/buffett_g2.html
はじめまして。
応援ありがとうございます。
ちょっとお堅めの投資ブログではありますが、エンタメ性のある楽しいコンテンツにできるよう頑張っていきたいです。
Hiroさん、ひさびさに投稿するガンバレ(銀行員・50代)です。
「自分で調べ、自分で決める」そうなんですよね。私も20代から日本株投資を始め、昨年からようやく米国株投資(メインは楽天バンガードファンド)を遅ればせながら始めましたが、全て自分の判断です。だからキッチリ利益出てます。でも・・・・・・
私の勤務先(某地銀)では今、猛烈なノルマを課して投信を顧客に売ってます。いや、今や国内の全金融機関が投信を売りまくってます。
しかし、その売り方は本当に酷い(私から見れば)です。バイオが流行れば「バイオ投信」、ロボットが流行れば「ロボット投信」、最近は「AI投信」・・・お分かりですよね。シーゲル教授が言う「成長の罠」に完全にハマってます。
しかも「この商品を売ろう」と決めてる本部のエライ様を始め、現場の管理職、さらには末端の販売員までほぼ全員が「顧客に大損させる商品を売ってる」と理解してないんです。
まあ仕方ないですよね。何せ顧客に投信を売ってるくせに自らはマトモな投資経験が、ほぼゼロなんですから。せいぜい「自社株の持株会」や、まれに「顧客に売ってる商品をノルマ消化のため自分で買ったがそのまま塩漬」なんてのがいる位です。
おそらく日本中の金融機関全部が、こんな感じでしょう。だからというか、残念ながら我が国の銀行への投資は・・・と考えます(・・・は推察下さい)
私は貸付業務なんで、幸いなことに顧客に損をさせる販売には関わってませんが、自身の勤務先のだらしなさに情けなくなりますね。ちなみにわが社の商品にも、多少はマトモな商品(欧州株インデックス投信、米国高配当株投信)もありますが、
誰も売ってません。皆、本部の推奨する「流行の商品」を素直に売ってます。
やはり私は投資は自分で自腹で本を買って、自腹で投資をして「売ったり買ったり」しながら勉強してゆき、今後は米国株への長期投資を中心に進めていきます。
これからも、楽しくブログを読ませていただきます。
ガンバレさん、お久しぶりです。
>ほぼ全員が「顧客に大損させる商品を売ってる」と理解してないんです。
それは意外です。
知り合いの女性で元大手証券会社で投資信託の営業をしてた人がいます。
ほとんどお客さんが損していたと言ってました。
そんな商品を売るのが嫌だから辞めたと言ってました。
ロボット投信やAI投信などはきっと手数料率が高いと思いますが、それでも「お客さんに損させない」と思っているのであれば、それはちょっと勉強不足なのかもしれませんね。もちろん、わかっている販売員の方もいらっしゃると思いますが。
まあ、知らない方がいいのかもしれません。
お客さんのためになると思い込んで営業していたほうが、販売員にとっては幸せなことかもしれませんね。
難しいのは、そういう流行りの高コスト金融商品を喜んで買ってしまうお客さんがいるということです。
普通、ビジネスって顧客にデメリットのあることはいつか淘汰されます。それが資本主義です。
でもこういう高コストな投資信託の販売って無くならないです。常に一定の需要があります。
情報の非対称性、顧客側のリテラシー不足が問題だと思います。
短期的に解決するとは思えず、今後もこういった投信を買って損失を抱える人は一定数生じることになりそうです。
投資に限らず何でもそうですが、楽して金儲けはできません。
黙ってて、見知らぬ相手から美味い話が舞い込んでくることはありません。
某銀行のアパートローンが社会問題になりましたが、ああやって会社に電話に掛かってくる不動産営業を信じる人がいるのが不思議でなりません。
そんな人生甘くないって普通は思うものかと・・。
自転車を盗む人が悪いのは言うまでもありませんが、きちんと施錠せずに道端に自転車を放置した人にも問題はあります。自己防衛は必要ですね。
自分で努力して勉強するしかないですね。
これからもブログよろしくお願いします。
こんにちは、Hiroさん
今回の記事は、投資や資産運用する際の心構えでシンプルに究極を突いていますね。
投資について全くの初心者の頃は、色々と試して損をして……リーマンショックの直前頃にFXを始めたら……毎日がジェットコースターのように損益が乱れ……最後は損切りして……リアルに投資資金全額を失う直前にFXから撤退を決意できたので、以降は配当重視の株式投資に変えたおかげで精神的に毎日の株価変動は落ち着いて見ていられます
Hiroさんのブログを楽しく拝見して米国投資の有利さを学びましたが…結局自分自身はS&P500の東証ETF 1655とMSCI コクサイETFを中心に運用すると決意した微妙にヘソ曲がりな運用をしています。
高配当な新興国債券ETFは全て売却してS&P500 ETFを厚くしたので、今のポートフォリオは
S&P500 ETF 1655 45%
MSCIコクサイETF 1657 30%
国内株式高配当ETF 1651 15%
国内高配当リートETF 1660 10%
MSCIコクサイETF 1657の中身は60%くらいがIVVなのでS&P500の実質の割合は現在、65%程度です。
こちらのブログの趣旨とイマイチ違うポートフォリオになりますが(笑)…これから先はS&P500 ETFを淡々と買い増しを続けて行く方針に決めています。
インデックス投資は確かに個別株式投資より退屈ですが……インデックスを構成する各企業の情報を知るのもインデックス投資で大事な教養としてHiroさんからこれから先もたくさん勉強させてもらいます
どうも、こんばんは。
私はジェットコースターのように金額が変動する投資を経験したことがありませんから、不謹慎かもしれませんが、FXで損切りまでしたYabochanさんの経験値が羨ましいとも思います。
何でも経験ですよね。人生狂わすような大失敗は避けたいですが、小さいな失敗は若い内にたくさん経験した方が人生の財産になると思います。
投資に限らず何でも。
S&P500とMSCIコクサイへの投資がへそ曲がりなんて全く思いませんよ!(笑)。
むしろ、長期投資に最適な商品ではないでしょうか。
ETFがいいですよ。個別株を買う人は、株式投資にリターン以外の別の何かを求めている人が多いと感じます。
投資ブログをやる人は投資好きな人が必然的に多くなりますから、個別株を買われている方が多いんだと思います。
>インデックスを構成する各企業の情報を知るのもインデックス投資で大事な教養
はい、その考え発想はすっごく大切だと思います。
指数に投資しているんじゃなくって、企業に投資しています。
「株券ではなくビジネスに投資するという姿勢が大切です」というバフェットの言葉は、インデックス投資家にも当てはまります。
だからこそ、S&P500などのインデックスへの投資はこれからも富を生みます。
経済成長率が鈍化してくる21世紀はもはやインデックス投資は儲からない、という論説をたまに見かけますが私とは完全に意見相違です。
結局、各インデックスの株価しか見てないからそういう発想になるんだと思います。
インデックスの裏には企業がいるし、もっと言えば経営者や従業員の日々の仕事があります。
インデックスの裏にいる企業たちがこれからも高収益を上げてくれる限り、S&P500への投資は富を生み続けます。
こんばんは
「投資は自己責任」に全く大賛成で異論なしです。
しかし
御ブログを始め、一個人が綴るのたくさんの優良サイトが無ければ
こんなに気軽に米国投資ができなかったことも事実だと感じてます。
バロンズの拾い読みの如く、これからも最大限参考にさせてもらいますね。
こんばんは。
はい、私も同感です。
私は社会人なってから株式投資を知りましたが、きっかけは水瀬ケンイチさんや山崎元さんの書籍、ブログなどです。
こういった情報発信がなければ、投資の勉強をやろうと思うこともなく、ひたすら労働者として生きる道を邁進していたと思います。
インターネットの発達でネット証券で手軽に株を買えるようになりました。
それも個人投資の世界を変えましたが、それと同じくらいネット上のコンテンツが個人投資の世界を変えたと思います。
こうやってネット上で投資についてコミュニケーション取れるなんて、昔から考えれば奇跡みたいなものです。
投資のブログ、サイトはここ数年で急激に増えましたよね。
色んな投資の考え方があって、参考になります。
>「投資は自己責任」とはよく言われることですが、周りの意見に過度に左右されることなく、
>自分で決めることが大切だと思います。投資の目的、資金の余裕度合い、家庭環境など人
>それぞれ違うわけですし。絶対解なんてありません。
同感します。実際に外株投資してからは、失敗も含め、いろいろ学びました。
ありきたりですが、投資の世界で「絶対に儲かる銘柄というのは絶対にない」と悟りました。
だから、自分なりの納得の仕方で投資を継続していくしかないと思っています。
ひと昔の株式投資は、銘柄の値上がり益目的の金持ちのやる世界でしたが、いまは、株式の再配当株式投資がいかに時間を味方にして有益であるか、を説いている人の株式ブログが非常に増えてますね。きっと、それを確実に実践した人の収益は、ものすごいものになると思います。
スマホでみんなが当たり前のように電車でブログやサイトを見るようになったのは、ここ10年の話です。
ネット証券で個人が手軽に低コストで投資できるようになったのも、ここ10年のことです。
株式投資自体は昔から個人でもやられてたことですが、ネット環境が整ってから投資を始めたのは私たちが第一世代だと思ってます。
おっしゃる通り、投資法・投資銘柄に絶対の正解はありません。
投資の目的は人それぞれですから、急いでキャピタルゲインを取りに行くのも良いですし、私のようにgrow rich slowlyで行くのも一つの戦略です。
このブログを継続して、優良米国株へ長期投資することで複利の恩恵を享受して、着実にお金持ちになれることを証明できれば嬉しいです。
もちろん、投資の結果はどうなるかわかりませんが。
Hiroさん
今朝、国内株式ETFを2/3ほど売却しました。その後はS&P500の1655にするかMSCIコクサイの1657にするか悩んでます。
高配当利回りのETFをドカッと売却するのは結構躊躇しましたが、売買成立したらスッキリしました。
中長期の時間軸で今後の経済成長の安心度合いは米国>欧州>>日本の順番かなぁ…と、外資系企業に勤めていると感じます。
インデックス投資と個別株式投資……どちらも”森を見て木を見ず” や “木を見て森を見ず”だと何か見落としがありそうで……こちらのブログはマクロからスーパーミクロな見方まで網羅してるので、ついつい読んで勉強していますインデックスと個別株式、一本釣りか網曳き漁か……どちらも経済という漁場が豊かなら富が得られるんでしょうね。
欧州に投資できるので、今はMSCIコクサイにも投資してますが……もう少し欧州地域のETFを採用するか……悩ましいですが…楽しく悩んで決めたいと思ってます。
色々と悩むのも投資の醍醐味ですね!
S&P500にするか、MSCIコクサイにするか、悩みのレベルが高過ぎるのでどちらでも大丈夫ですよ!って言いたいですw。
ですが、実際に自分のお金を投資する時に最後の最後まで悩む気持ちはよくわかります。
私もいつもそんな感じですから。投資ルールがないせいで、どの銘柄に投資するか毎月かなりの時間を掛けて考えています。
毎月投資するっていうルールも止めようかなと、最近考えているくらいです。もっと自由に適当にやろうかなって。
>経済成長の安心度合いは米国>欧州>>日本の順番かなぁ…
同じく。ハイテクの割合が大きいのは米国だけです。経済の新陳代謝が活発なのはアメリカだけです。
21世紀になって1兆ドル企業を二つも創り出すとか凄すぎです。
長期投資は勝ち馬に乗ればいいだけな気がしていて、それはやはり米国ですかね。
>マクロからスーパーミクロな見方まで網羅してるので
偶然ですが、ついさっきアップした「三面等価~」の記事と関連したコメントですね!
ミクロ、マクロ、両方大事ですね。
S&P500というマクロは、ミクロである各企業の積み重ねです。
そこをきちんと考えることができるインデックス投資家は、長期投資で成功しやすいと思います!
逆に指数をただのデジタルなものとしか考えてない投資家ほど、暴落時に狼狽売りしちゃうんだと思います。
指数の裏に、企業が人がいると思えばS&P500は常に自信を持ってホールドできるとわかります。
もちろんMSCIコクサイも同じです。