日本はデフレデフレ言ってるけど、実は結構物価は上がってるのかもしれません。特にそう思うのが駄菓子業界。表面的にはそこまで値上げしてる印象ないけど、内容量を減らすことで実質的に値上げしています。

物価統計は表面的な値段だけではなく、量や品質も加味されます。例えば、洗濯機の値段が5%上昇していても、機能的な付加価値が5%追加されていれば、値上げはゼロとカウントされます。機能面をどう定量評価するのかは知りませんが、とにかく表面的な価格だけを見ているわけではありません。

日本のインフレ率は2000年~2011年あたりはマイナスで、黒田総裁の「異次元緩和」が始まった2012年頃から少しずつ上昇してきました。2018年のインフレ率は1%ちょい。

個人的な感覚としても、この20年でそれほど物価が上がってる気はしないです。

でもお菓子の容量は明らかに減ったな~と感じます。鈍感な僕でも気が付くくらいだから相当減らしていると思われます。駄菓子だけの物価統計とれば、2~3%くらいは上がってるかも。

最近特に感じたのが「果汁グミ」。1988年生まれの明治の定番商品。ぶどう、みかん、いちご、ももがレギュラー商品だったはず。子どもの頃よく買ってもらいました。

この前ファミリーマートで買い物している時に「果汁グミ」を見かけたんですが、「ちっさ!」って思いました。昔はもっと袋大きかったですよ。2倍は言い過ぎだけど、1.5倍はあった気がします。

企業のコスト削減も限界で、容量を落として原価低減するしかないのでしょう。駄菓子はこの戦法がやりやすいですね。飲料製品も最近は430mlの製品ありますね。

量を減らすことによる実質値上げは個人的には嬉しいです。というのも、お菓子好きだけど年齢的(31歳)にカロリーも気になるので。。

お総菜でもお菓子でも買い物する時は、値札よりも栄養成分を見てるくらいです。カロリーよりも糖質、炭水化物を気にします。グミって美味しいんですけど炭水化物が多めです。グミ一袋に菓子パン一つ分くらいの糖質が平気で入ってます。「果汁グミ」はあまり買わないけど、グミの容量減は個人的には歓迎です。

今日のヤフーニュースに「ポテチ値上げ、かっぱえびせんは内容量減(カルビー)」とありました。

これは嬉しいニュース。「かっぱえびせん」好きです。あの塩味に依存性があります。でも、あまり買わない。というのも一人で食うには容量がやや多いです。一袋90gでカロリー445kcalで、炭水化物はなんと60gもあります。

今後は一袋90gから85gになるとのこと。う~ん、あんま変わらん。もう少し小さいサイズがあれば嬉しいな。てかすでにあるのかな。コンビニとかでは見かけないけど。

中高生の時には質より量だったけど(ラーメン替え玉2杯+チャーハンみたいな)、この年になると量は要らん。多少値段高くてもいいから、少量の方が嬉しいです。