「メラビアンの法則」というのがあります。非言語的なコミュニケーションの重要性を教えてくれる法則です。

「メラビアンの法則」によれば、コミュニケーションが人に与える情報の割合は以下の通りです。
言語情報(話の内容など):7%
聴覚情報(声のトーンや話の早さなど):38%
視覚情報(見た目など):55%

内容は大事じゃないんですね。内容よりも表情などの視覚情報に圧倒的に強いメッセージ性があります。

これは経験としても分かります。上司にミスを指摘されても、表情が柔らかく少し笑っている感じで言われたらホッとします。「ああ、そんなに重大事じゃないんだな」って無意識に判断します。でも、目が吊り上がってしかめっ面だったら「ああ、やべえ」って思います。こういうことってありますよね?

表情ってホント大事です。職場の後輩から仕事の相談されたら、なるべく笑顔で余裕感を醸し出して接するように心掛けています。笑顔は安心感を与えますよね。もちろんケースバイケースです。ホントにやばい相談内容だったら、こちらも真剣な表情になります。表情でこちらの意思を意図的に伝えようとする時も多いです。

 

当たり前ですが、ブログって表情でメッセージを伝えることができません。今スタバでこの記事を書いていますが、私の表情はあなたには見えませんよね(ちなみに結構真剣な顔してます。当たり前かw)。

だから文章ってなかなか伝わらないです。表情などの視覚情報がコミュニケーションでは超重要なのにその視覚情報が一切ないです、ブログには。

だから、あなたが一生懸命ブログの記事で読者に伝えたつもりでも、それは伝わっていないことが多いです。

ブログでできることと言えば、せいぜい文字の色や大きさを変えるくらいです。

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みたいな感じで強調することはできます。

ですが、このように強調しても所詮、無機質な文字情報であることには変わりありません。

だから、ブログで自分が伝えたいコアのメッセージは何度も何度も主張した方がいいです。でも、言い方は少し変えた方が読み手フレンドリーです。全く同じ内容を何度も書いていたらさすがに飽きられちゃいますから。

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っていうのは、さすがに止めた方がいいですかね。つまんないですよね。

人気のある書き手は、大体いつも同じメッセージを発信していますよ。たとえば、ホリエモンとかロバート・キヨサキとかですね。彼らはたくさん本を出版していつも売れていますが、言っていることは結構同じです。でも、取り上げるテーマや語る切り口が毎回違います。その辺が巧いです。