最近、日本の株主総会でお土産廃止の流れが進んでいるそうです。日経でちょっと前に報道されてました。
三菱UFJは毎回クッキーを株主さんに配ってたけど辞めたそうです。
東レはメガネ拭きや傘などの自社製品をお土産として用意していたけど辞めたそうです。
「すべて株主に配当として還元したい」とのこと。
いいね!
このニュース読んでて「お、いいね!」って思いました。
ちなみに、私の会社でも今年から株主総会でお土産廃止になりました。
米国株投資家の間では(私含め)、長期投資に値しないとディスられがちな日本株ですが、日本企業も株主利益、株主公平を意識した経営が広がりつつあると実感しています。まあ、それでも私は米国株一点集中投資を変えるつもりは今のところありませんが。
…”反乱軍”に この宮殿を落とされるから何だというのだ…!!!
言ったはずだぞ 国とは”人”なのだと!!!漫画「ワンピース」より、アラバスタ王国ネフェルタリ国王の言葉
これ、ワンピースの中で一番好きなシーン、言葉です。大好きです。王家七武海クロコダイルとの戦いです。
なんせ、初めて読んでからもう15年は経ちますけど、今でもはっきり覚えているくらいですからね。
国とは人なんですよ。
政府とか企業とか日本とか福岡県とか、色々な言葉でグルーピング化しますけど最終的には必ずどこかの「人」に紐づきます。
「企業は・・・」
「〇〇株式会社は・・・」
っていう表現を使うのは日常茶飯事ですし、新聞とかネットニュースでも普通にこういう主語使いますよね。
それは別にいいんですけど、それは結局誰のことを指しているのかを具体的に考えることも場合によっては必要だと思います。
「三菱UFJは」と言っている意味は
「三菱UFJの経営陣は」なのか?
「三菱UFJの株主は」なのか?
「三菱UFJの従業員は」なのか?
具体的な「人」という意味で、せめてこれくらいまでは意味を限定したいところです。
そして往々にして言えることですが、ニュースとかで「〇〇株式会社は・・」と言っている場合は「〇〇株式会社の株主は」と読み替えた方が良い場合が多いです。
株式会社が何らかの取引をした結果、その金銭的な損得影響を受けるのは株主ですから。
「三菱UFJが総会で株主にお土産を配る」っていう文章は「三菱UFJの株主が総会で株主にお土産を配る」っていう意味ですからね。
自分で自分にお土産配ってどうすんの?って感じです。
意味ないっしょ、こんなことしても。
普通に自分で三越にでも行って好きなケーキでも買えば!って思います。
企業が(企業の株主が)、総会でお土産を用意するってタダじゃないですよね。クッキー用意するにはお金払って洋菓子屋さんからクッキーを買う必要があります。そのコストは確実に損益計算書の販管費に計上されます。それは株主の費用です。
総会でお土産買ってしまった分純利益は減って、配当原資は減ってしまいます。株価は下がります、理論的には。まあお土産の代金なんて微々たるもんだから、それが株価に与える影響なんて見えないですけどね、実際は。
株主総会でもらうお土産ってフリーランチでも何でもないです。ただ株主が自分で買っているだけです。まあ、まとめ買いできるメリットはあるかもしれんけど。
たまに株主総会に参加してお土産だけ貰って帰る株主さんがいらっしゃいます。そして、それを批判する人がいます。「なんだよあいつ、クッキーだけ貰ってそそくさと帰りやがって、せこい奴!!」って。
でもさ、株主の立場になって考えればその行動は普通じゃないですか??
だって、そのお土産は株主みんなで割り勘で買ったものですよ。自分だけ貰えないのは嫌ですよね。割り勘なのにさ。きちんと貰わないと損ですよね。
遠方に住んでて総会に参加できない株主さんとかホントに可哀想ですよ。郵送でお土産送ってあげてもいいくらいでしょう。
遠くに住んでて総会に参加できずお土産貰えない株主さんって、お金だけ部下に渡して「ほら、これで飲んでこい!」って言ってる上司みたい。まあカッコイイけど。
株主総会でのお土産には、まだ不公平なところがあります。
それは、大株主でも一株しか持ってない小口株主でも貰えるお土産は1人1個という点。
これって不平等ですよね。たくさん株を持っている人の方が、相対的に多くのお土産代を払っているんですから。持ち株比率1%くらいある大株主ならお土産20個くらい持って帰ってもいいのではと思いますけど。
持ち株比率の多い株主は、貰えるお土産以上の対価を負担していて損です。
これは、会社の飲み会での上司と部下との会費傾斜配分と似ています。
「飲み会の代金徴収しま~す。部長8000円、課長6000円、その他社員4000円です、よろしくお願いします。」って感じでしょうか。
これは顔見知りの身内の話だし、明らかに所得格差があるから傾斜が許されるんですよね。
これをお互い顔も知らない株主間でやったらダメでしょ。。
余談ですが、私の部署の昨年の忘年会では経理部長の代金が1万2千円もしてました。これはさすがに可哀想そうだなって思いました。年収多いとは言え、普通の飲み会で1万2千円って。。
「おいおい、幹事の新人の女の子たち強気やな~、それで自分たちは4千円かよ・・」って思いました。
経理部長も忘年会案内のメール読んで、顔真っ青だったろうな~。
国=国民、企業=株主という感じで抽象的概念を「人」に結び付ける癖を持つのは大事なことかなって思っています。まあケースバイケースですがね。
企業がクッキーを買う=株主がクッキー買う
という普通の発想ができれば、総会でクッキーを用意することが馬鹿げたことなのは一目瞭然です。
持ち株比率に応じて株主を平等に取り扱うことは、株式会社制度の基本中の基本です。
株式会社は、株主を、その有する株式の内容及び数に応じて、平等に取り扱わなければならない。
会社法第109条1項
株主総会でお土産を廃止することには大賛成です!
最後にちょっと余談失礼します。
なんかさあ、よく言われますよね「日本は景気回復しているのに、国民はその恩恵を感じていない」みたいなこと。
こういうのも、言葉が曖昧過ぎることが原因だと思いませんか?
国民って具体的に誰??って思いませんか?
もうちょっと具体的な「人」にまで落とし込んで考えないと、何も見えないと思います。
日本が景気回復して企業収益が向上して恩恵を受けるのはすべての国民ではないです。国民の中でも株主、資本家ですよね。労働者の給料も多少は上がるかもしれませんが、微々たるものですよ。日本は雇用の流動性が低いから、そう簡単に基本給は上げられない。ちょっとボーナス上げて報いるくらいです。
日本国民の中で日本企業の株主になっている人はほとんどいません。そもそも外国人投資家が多いのが日本市場の特徴ですし。だから、日本企業の景気が回復しても国民(普通のサラリーマン世帯)がその恩恵を感じれないのは当然です。
いつも大変お世話になっております。
「三菱UFJの株主が総会で株主にお土産を配る」
この言葉に後頭部をガツンと叩かれた気がしました。
ボーナス出たから自分自身にご褒美を買ってあげる〜!みたいなノリですよね。
まさに核心をつく言葉でした。
(私自身は恥ずかしながら総会に出席したことはありませんが)
お土産廃止の中で、株主優待自体を廃止する企業も増えてるみたいです。
日本が優待制度を導入しているのは、個人投資家があまりにも少なく、日本マーケットが外国機関投資家のオモチャにされていることが少なからず背景にあると個人的には考えてます。
やはり、固定化された株主がいないと株価は乱高下します。
今の日本株市場が外国人投資家に良いようにされていることに対抗するには、優待制度は日本の一庶民が株主になるための「とっかかり」には少なからず有効なのではないかと感じる節もあります。
例えば、日本マクドナルドはその典型かなと思ったりします。
中国の緑肉事案において信頼は失墜するも、個人投資家が売らなかったことにより同社の株価はほぼ下がりませんでした。
現在は信頼を取り戻し、最高値を更新し続けています。
また、株主優待は課税対象か否かでかなりグレーな部分だと思いますが、政府的にもお咎めなしどころか自転車おじさんは業界のヒーロー扱いです。
個人投資家が増えて、正常なマーケット環境になったと判断されれば株主優待は徐々に廃止に向かうと個人的には考えております。
それまでには時間がかかりそうですが、現在でも株主優待制度廃止は加速しているようにも見受けられます。
日本人の株主が増えることは日本人としてとても喜ばしいことな気がします。
本来なら優待などなくとも、投資が一般的ななる政策にすべきなのでしょうが(笑)
とても良い記事をありがとうございます。
mimizuさん、こんばんは。
こちらこそ、いつも大変お世話になっております。
この記事から、株主優待について言及されるのはさすがmimizuさんだと思いました。
実は、これと同じロジックで株主優待を批判する記事を書いた記憶がございます。
いつか忘れましたが。
株主優待もこのお土産の話も、本質は一緒です。
会社が用意する優待商品もお土産のクッキーも、全部株主の持ち出しです。
会社の財産とは、一義的には株主のものです。
もちろん、債権者保護の配当制限などはありますが。
私は株主に会社財産を返還する方法として、現金配当と自社株買い以外を選択する合理的理由はないと思います。
各株主、投資利益で自分が買いたいものは人それぞれのはずです。
株に再投資したい人、老後の資金にしたい人、世界一周旅行したい人、いろんな人が投資しています。
それなのに勝手に株主の財産をクッキーに変えて、しかも不平等な方法で配るってマジでアホとしか思えないです、、正直申し上げまして。。
さらにそれに喜んでいる株主が大勢いるのも疑問です。
株主総会でのお土産廃止で一部株主からは不満があったようです。
まあそういうお土産を楽しみにしている、という株主の感情を理解するのも大事なのかな~。
合理的なカネカネカネだけではないってことですかね。
いやいや、でもやっぱり株式会社には不特定多数の株主さんがいるのだから、不平等な会社財産の配分は出来るだけ慎むべきだと思います。
株主優待とかお土産って、絶対に海外投資家に馬鹿にされていると思います。
遠方にいてお土産を貰えない株主の筆頭が外国人投資家ですし。
でも、記事にした通りお土産廃止の流れでよかったです。
>日本マーケットが外国機関投資家のオモチャにされている・・
はい、私もそんな印象を持っております。
いつもイメージするのが、ドンドン膨らんでいく風船を隣の人に渡すゲームです。
爆弾渡し、、みたいなゲーム。バラエティー番組とかでよくある。
誰も長期保有なんて考えてなくて、利ザヤをとってすぐに誰かに渡す。
爆弾が爆発する瞬間に持ってなければそれでよし、みたいな感じです。
でも少しずつ変わってきているように思います。
日本株が長期投資対象として選ばれる日も遠くないかもしれません。
日本人として日本マーケットのガバナンス向上は願っています。
私は監査法人を経て今経理部ですし。
常に証券市場の隣で働いてきました。
株主優待も廃止されて欲しいですね~。
ちなみに、以前読者さんが教えて下さったのですが、株主優待は雑所得として課税対象になるそうですよ。
でもまあ申告しなくてもお咎めなしでしょうね。
保有株の優待まで追跡するほど国税庁は暇ではないですからね。
楽しいコメントをどうもありがとうございます。
mimizuさんに「とても良い記事」と言って頂けて嬉しいです!
明日もワンピースネタで記事上げようと色々と思案中ですが、眠いので今日はもう寝ます~。
明日仕事から帰ったら書きます!
では、おやすみなさい。
遅い時間にコメント返信くださり、ありがとうございます。
お仕事に支障をきたさなければ良いですが、、と翌朝思ってしまいました。
やはりサラリーマンは身体が資本ですので寝ないとぶっちゃけ仕事に全力パフォーマンス出せないですw
そうですね。
優待もお土産と同じ原理ですね。
株主が自分の財産を自分のご褒美として用意してどうするのだと!w
この本質がわからないから、まだ日本市場は未熟だと思われるのでしょうね。
日本株の大半を占める外国人投資家には確実に優待の是非を問われているでしょうね。
(これも、なんかのニュースで見た気がします)
ああ!風船ゲーム!
とても良い例えをされますね。
さすがhiroさん。
結局ババ抜きゲームじゃないですか。
世間はそれをギャンブルと呼ぶのです。
悲しいですね。
株式の素晴らしさを日本のメディアは一切伝えません。
それ故、ボラティリティがこんなに高いのは日本株くらいですよ。
デイトレーダーではなく、長期投資家にフォーカスする環境を作って欲しいかなと思いますが、メディアはどうしても派手な部分しか取り上げませんしね。
BNF氏はその典型かと思いますが。
でも、ネット社会で育った若い人は株の本質を知りつつあります。
実は、私の仲のいい20代前半の同僚は最近株式投資を始めました。
しかも、しょっぱな米国株VZ T JNJ GEに投資してました!ww
投資するにあたり、hiroさんなどのブログを勧めたのは私ですが…(笑)
まあ、今の若い子は本質をしっかり把握する頭の良い子が多いのです。
その世代が経済の中心となる頃には、hiroさんのおっしゃる通り、日本も株式のリテラシー向上により、長期投資向きのマーケットになってるかもしれません。
あら!やはり課税対象なんですね。
きちんと申告している人はいなそうですね。
政府として貯蓄から投資へ、と推進している以上、目を瞑っている事実はあるのだと思います。
いつも有益な情報をありがとうございます。
休みまであと一日、がんばりましょう!
mimizuさん、ご返信ありがとうございます。
いえいえ、最近は2時に寝て7時半くらいに起きるのが習慣化しています。
私はどうやら5時間程度の睡眠が最も体に合うようです。
たまにお昼に急激な眠気に襲われることがありますが・・。
おかげで多少残業で帰るのが遅くなっても、寝るまでに何らかやることできます。
本読むとか、ブログ書くとか、ゲームするとか。
ご心配ありがとうございます。
最近は第1四半期決算が終わって、束の間の休息期間です。
そうそう、総会でお土産貰うということが「自分で自分にお土産を買っているだけ」という理解が進んで欲しいと思います。
こんな記事書いておいて何ですが、実際はお土産を用意しても別にいいとは思うんです。
売上高数千億円~数兆円あるような大企業であれば、お土産の費用なんてカスなんで。
年収800万のサラリーマンが駄菓子屋で10円のチョコバット買う程度に重要性のない話だとは思っています。
ですが、言いたかったのは、コーポレートガバナンス向上に反するようなことは些細なことでも廃止していきたいねってことです。
気持ちの問題ですかね。
日本の会社が株主優待やお土産を廃止するのは、株主平等を意識してのことだと思います。
この流れが続いてくれることを願います。
日本で長期投資が進もうが、短期投資が流行ろうがどっちでもいいと私は思っています。
短期保有が悪いとは思っていませんので。
アービトラージは社会に必要なことだと思います。
ただ、マーケットとしては長期保有に足る品質であって欲しいと思います。
どっちでもいいと言いましたが、やっぱり株式投資の王道は長期保有だと思っています。
多くの人に長期的な株式投資の世界を知って欲しいなと思います。
やるやらないは本人の自由として、先ず知って欲しいなと。
最初に知ることが、理解することが難しいですよね。
株式投資=ギャンブルという先入観はなかなか取っ払えないものでしょうから。
mimizuさんがご指摘する、若い人はリテラシーが高いという件、ものすごく共感します。
同意です。
私も新しく入社してくる若い平成世代と一緒に仕事をしていて、そう感じます。
彼ら彼女らは全くガツガツしていません。
私もガツガツしていない方ですが、そんな私よりもさらにもう一段おとなしいです。
それを、猛烈に働いてきた年上世代は「最近の若者は気合が足りん」と批判することがあります。
私見ですが、今の若い20代世代が大人しくて冷静なのは社会が豊かで満ち足りているからです。
そんなにガツガツ働かなくても、それなりに幸せに生きていけるじゃんってことを本能レベルで感じ取っているんだと思います。
ネットリテラシーも高いですよね。
きちんと調べて損なことはしない傾向にあります。
私もそうですが。。
にしても、、しょっぱなから米国ディフェンシブ株を選択するのは余り例を見ないですね!
私の周りでは投資をしている人すらほぼいませんよ~、若手含めて。
私のブログを勧めて下さり、ありがとうございます!
私よりも若い人が読んでくれていると思うと、嬉しく思います。
やはり株式投資家は30代~が大半だとは思いますので、20代読者さんは貴重です。
>政府として貯蓄から投資へ、と推進している以上、目を瞑っている事実はあるのだと思います。
なるほど、確かにそれはあるかもしれませんね。
NISA推進しているくらいですからね。
政府の徴税権は最強なので、政府が引き起こす波には素直に乗った方がいいですよね。
投資では中央銀行には逆らうなって言いますけど、政府にも逆らわない方がいいですね。
今週もあと一日、お互いがんばりましょう!
いつもありがとうございます。
こんばんは
株主総会に一度も参加したことがないのですが、実際のところどのようなものなのでしょうか?
経営成績、財政状態の詳細の報告がされて、それに対して株主が質問して経営者が答えると言ったことであったり、何らかの決め事をするに当たって多数決をとったりするのだと思うのですが、ここで疑問があります。
疑問1:質問するのには株数をたくさん持っていないとできないのでしょうか?それとも質問したい人が多数いた場合はランダムに選ばれるのでしょうか?
疑問2:多数決っていうけれども、賛成と反対で際どい人数の場合、本当にどちらが多いか数えるのでしょうか?それとも大株主だけで最初から過半数を超えるようになっていて多数決なんて形式的なものなのでしょうか?
それはそうと株主総会のお土産は、即やめてほしいと思います。地方の人はそもそも株主総会に出席できる機会が少ないわけですから、その時点で損した気持ちになるので。やっぱりお土産よりも優待よりも配当ですね。そのために株式投資しているんですから。
みもんさん、どうもこんばんは。
株主総会はみもんさんのご想像の通りですよ。
大規模なセミナー会場みたいな感じで、株主さんがステージの前に大勢座っています。
最初に議長である社長から挨拶があり、取締役の選任、剰余金処分の決議などが粛々と進められます。
確かに株主総会での決議事項は多数決ですが、特に不祥事等がなければ「賛同する株主の方は拍手をお願いします」という感じで進みます。
選挙みたいに実際に投票することは通常はありませんよ。
疑問1、
いいえ、持ち株数は関係ありません。
質疑応答時間に、質問がある株主は挙手をします。
で、議長が指名した人が質問できます。
複数の株主さんが挙手された場合、これは議長の裁量で勝手に指名しています。
よほど顔馴染みの大株主でもいない限りは、任意で指名していると思います。
疑問2、
そうですね、滅多にないことですが、きちんと数えることになると思います。
形式的なものではないですよ。
きちんと多数決します。
だからこそ、委任状戦という言葉もあるくらいです。
以上、私の会社の例なので、一般論ではないかもしれません。
ご了承下さい。
株主総会でのお土産は止めて欲しいですよね。
>お土産よりも優待よりも配当ですね。
そう、その通りですね。
ですが、実際はお土産目的はさすがにいないとして、優待目的で投資される方は結構いますよね。
それは、個人の判断なので否定できないのが難しいところです。
「優待目的で投資なんてするな!」なんて周りが言う権利はないと思います。
投資家は自分の判断と責任で、自分のお金で身銭を切って投資しているわけですから。
株主がそれを望むなら、優待もお土産も必ずしも否定できないのがもどかしいですね。
でも、おっしゃる通り、株主還元は配当(および自社株買い)だけでいいという認識が広まって欲しいですね。
こんばんは。いつも勉強させて頂いています。
初めてコメントします。
株主総会のお土産廃止は今年になって増えたように思います。
個人的にはお土産の廃止に賛成です。
でもそこに何となく「周りがやめるからやめる」みたいな横並び意識を感じてしまって、
正直少し釈然としないというかキモチワルイというか。
真面目なお話をされているところに横からすみません。
これからも更新楽しみにしています。
こんにちは。
新聞であれだけ大きく報道されるくらいですからね、やはり今年からお土産廃止は急増したのでしょうね。
>「周りがやめるからやめる」みたいな横並び意識を感じて・
わかります。
私も同じ印象を持っていますよ、実は。
日本は企業に限らず、国民性として横並びな行動が大好きですよね。
空気を読むとか、KYとかっていう単語がここまで出てくるのは日本くらいだと思います。
それは、日本が島国で物理的に隔離されているから国民みんなで資源を分け合って仲良くなっていきましょうね、ということが根源的にあるような気がしております。
私達も無意識であれ、横並びな言動がきっとあるのだと思います。
こういう文化的な性質は一朝一夕では変わらないと思います。
だから、利用しちゃえばいいと思いますね。
望ましい行動なら、その行動のきっかけが横並び意識という「キモチワルイ」ものでも別に構わないやって感じで。
コメントありがとうございました。
とても共感できるコメントでした。