誰が大統領になろうとこれまでと変わらずiPhoneでYouTube見るし、AWSで稼働するアプリを楽しむし、エクセルで仕事するし、お昼はマックを食べます。

トランプが続投しようとバイデンが新大統領になろうと、長期投資家には関係ない。そう言われることが多いですし、私も概ねそう思います。大統領選くらいで慌てないようなポートフォリオを組んでおけばいいだけ。

なんですが、あくまで相対的な意味で「誰が大統領になるか」が投資パフォーマンスに与える影響は高まっていると感じます。

以下は米国のセクター別の債務変動率です。

(ウォールストリートジャーナルより)

連邦政府の債務が突出して増加しています。言うまでもなく、コロナ対策での財政出動のためです。

私はこの傾向がアフターコロナも続くのではないかと予想しています。

米国ではコロナ禍で2000万人以上が失業し、今でもその半分が戻った程度です。人件費削減のため復活しない雇用も相当程度あるのではと言われています。

IPOが活発ですがテクノロジー系ばかり。これからの10年は生命科学が熱いと言われますが、どちらにしてもごく一部の超優秀層の頭脳が市場を創り上げていくのであって、私の様な庶民には関係のない世界。

頭脳への投資というのは、従来の製造業に比べるとさほど資本を必要としません。民間債務が大きく増えることはなく、政府が信用(マネー)を創造する機会が今後も増える一方ではないかと想像します。

民間需要よりも政府の政策によって、どこにどれだけのお金が回るのかが決まるようになっていくと思います。あくまで相対的な意味でですが。

だからってポートフォリオを細かくいじるスキルは私にはないので、優良企業に広く分散することしかできませんけど。

トランプ大統領のコロナ感染は驚きましたね。完治したようで良かったです。世論調査では圧倒的にバイデン候補が有利みたいですが、こればっかりは結果が出るまでわかりません。

民主党の方が財政出動には積極的ですが、税制的には共和党の方が投資家フレンドリーです。どちらが投資家にとってプラスなのかいまいちわからん。どちらにしても市場に居続けるのみ。