男子よりも女子の方が成長が早いもんですよね。特に精神的な面で。3歳くらいの女の子は困った時に誰の前で泣けば構ってもらえるか戦略的に考えていると、何かの本で読んだことあります。すげえなあって思いました。一方で、男の子はとにかく泣きわめくそうです。

幼稚園くらいになると男の子は友達同士で泥まみれになりながら外で遊ぶのが好きだけど(最近はゲームが多い?)、女の子はお友達とおままごととか好きですよね。妹と従妹がばあちゃん家でよくおままごとしてて「何が楽しんやろ~?」って子どもながら思ってましたね。

男の子は人間関係に対立があると直接的に攻撃するけど、女の子は間接的に攻撃しがちです。仲間外れにするとか、LINEのグループから外すとか。だから、女の子は小さい時から人間関係に敏感です。裏で細かい利害調整をしてます。そんなもんだから、小さい時から非常に大人っぽい振る舞いを身に着けます。

男の子は冒険的な行動が好きです。『嫌われる勇気』の岸見一郎氏は、それは知恵と勇気を手に入れるために必要な行動だと言います。「冒険」を経て知恵と勇気を手に入れた男だけが、女性を親の呪縛から解放することできるんだと。そんな男が女を幸せにすることができるそうです。うーん、なんかわかるようなわからんような感じでした。まあ、面白い本ですよ。大ベストセラーになりましたね。

男子がやんちゃな理由には生物学的というか進化論的な理由があるということです。私は女子が男子よりも落ち着いていて、精神面な成長が早いのにも理由があると思います。その理由とは、人生の早い段階で自分の人生戦略を見極める必要があるという点です。より具体的には自分の美貌を男に買ってもらえるか、男に養ってもらえるかどうかの判断です。

『人は見た目が9割』という書籍がありましたが、特に女性にとってこの言葉はあながち冗談ではありません。大っぴらには言わないけど、男に比べて女性はルックスによる経済的な損得差が大きいです。

美人は人生イージーモードとか言いますね。持って生まれた美しさ、性を高値で売れるから、厳しい労働に身を投じる必要がないというわけです。それは夜の店で働くということだけではなくて、高所得な旦那を手に入れやすい、日常的によく奢ってもらえる、ユーチューバーとして成功しやすいとか、色んな意味においての性を売るという意味です。

YouTubeなんて顕著ですよね。容姿端麗な女性ユーチューバーはちょっとした日常を動画にしたり、普通のゲーム実況をするだけでも結構な登録者、視聴者を掴めます。リスナーの大半は男でしょう、きっと。まあ、アイドルビジネスと変わらないです。

女性はルックスがいいと経済資源を手に入れるのが容易で、結果としていい生活を得やすいです。んで、そうやって手に入れた奢侈な生活をSNSで公開してマウントとったりするわけですね。

お金を稼ぐには自分を客観視する力が求められます。自分ができること得意なこと苦手なことを認識して、自分の能力の範囲で社会に提供できる価値を最大化する必要があるからです。女性はその客観視を人生のかなり早い段階で求められます。つまり、自分の美貌レベルが、高いのか普通なのか低いのかの判断です。

これは自分で気が付く必要があります。なぜなら、周りの誰も言ってくれないからです。見た目の美醜なんて親ですら言わないでしょう。いや、親だから言わないでしょう。親にとって子どもは常に可愛い存在ですし。

遅くとも高校を卒業する頃にはある程度の女としての方向性を決めておく必要があります。バリキャリな仕事をしなくてもいい男をゲットして養ってもらえるのか、それとも自分のルックスレベルでは好条件の男を捕まえるのは難しいから自分で稼ぐしかないのか。その辺の見極めです。

大学卒業して社会人になってから考えるのでは遅い。美しさには時間的な制限があるし。

芸人のゆりやんレトリィバァさんは11歳の時に「ブスとして生きていく」と決意したそうです。そうやって男から資源を貢いでもらえないと自覚できた女性は強いです。11歳で自分を客観的に見れるのはとても賢いなって思います。そのおかげで、芸人として売れてしっかりお金を稼げているわけです。

人はみな平等なんて真っ赤な嘘です。いつの時代にどこの国でどんな家庭でどんなルックスで生まれたか、与えられた条件によって人生の難易度は大違いです。数多くあるパラメータの中で、とりわけ女性はルックスの重要度が大きいです。

ルックスは先天的な要素が大きくかつ、時間が経つと徐々に失われるという特徴があります。だから、自分のルックスレベルを早い段階で認識しないと資本主義社会を豊かにサバイブできません。そんな生存戦略があるが故に、女子は男子よりも早熟なのかなって思います。勝手な持論ですが。