無料コンテンツが山のように溢れる現代。自分が作ったコンテンツに時間を割いてもらうのは凄く難しいことです。
長さにも依りますが、ブログ記事1つを読むのは2分~3分くらいでしょうか。その2分を巡って他の様々なコンテンツと争わなきゃいけません。人様の貴重な2分を自分のために割いてもらうのは大変なことです。
人はおもしろいコンテンツに時間を使うもの。
エンタメ性という観点で見ると、文章はどうしても動画に負けます。私は毎日ゲーム実況動画をYouTubeで見ています。そのエンタメ性をブログで提供することは不可能だなとブロガーとして感じています。
動画の方がおもしろいですよね。あと頭を使わずにボーっと見れる点も動画のいいところ。仕事終わりの疲れている時はダラダラ消費できるコンテンツを求めます。
そんな中、少しでも文字コンテンツに「おもしろさ」という付加価値を付けるために必要なことは何か?
2つあるかなと思っています。
①自分の意見を書く
②皆が当たり前に感じていることを言語化する
①自分の意見を書く
自分の意見を書かないなら、もはや個人ブログに存在価値はないかなくらいに思っています。
ニュースみたいなググって調べたらわかりそうなことを書いても意味はない。意味はないというか、それは個人が担う役割じゃないというか。
別に自分の意見が正しいとドヤ顔で主張するべきと言いたいわけじゃありません。そういう正義感はむしろちょっとウザいですからね。そもそも意見に正しいも誤りもないわけだし。
捻った意見である必要もない。「読者さんのために」なんていう高貴な発想も不要。ただ淡々と自分の考えていることを書くのがいいのかなと。変に自分を偽っても長続きしないし。
他人の意見を見るのっておもしろくないですか?
NewsPicksではニュース本体よりも、識者や一般人のコメントを読んでしまいます。色んなこと考えてる人がいるな~という感じで。
日常生活では世間体を気にして、なかなか本音を語れないこともありますよね。というか、敢えて本音を言うシチュエーションがないと言った方が正確かな。
ブログなら本音の自分の意見をありのままに書けます。自由に情報発信できるって素晴らしいことですね。中国じゃなくて日本でブログ運営できて幸せです。
②皆が当たり前に感じていることを言語化する
動画ではなく文章だからこそできること、それは抽象化だと思います。「それってつまりこういうことだよね」的な。
普段、当たり前に認識していることを言語化してもらえると、「ああ、なるほど確かに!」って納得する時ありませんか。私は橘玲さんの書籍でよくそれを感じてました。
自分なりの視点、切り口で世の中の事象を捉えて、それを上手く言語化できると、おもしろい文章になるのかなと思います。
まあ、これはかなり難しいことですが。脳ミソにたくさん汗かかないとできません。そんな文章書けるようになりたいもんです。
仰る通り、動画ってすごく楽しいですよね。
手軽です。点けるだけ。あとは自由な体勢で、寝ない限り楽しめます。
動画コンテンツの充実が進むのと比例するように私の読書時間が短くなっている気がします。
昔は大好きで仕方がなかったはずなんですが。
本って意外と億劫になる部分あるんですよね。
本棚に取りに行く(電子はニガテです)、しおりも要る、腕に負担がかからない姿勢でしか読めない、(私の散漫になりやすい集中力では)何かと並行することができない。
仕事で疲れた心身には苦行とも思えてしまうときすらあります。
でも、Hiroさんのブログはまったく苦になりません。
更新されてるかな~とワクワクしながらパソコンの前に座り、ブックマークからアクセスします。
何事にもメリット・デメリットはあります。
個々人の性格や嗜好や時代によって選ばれる娯楽は変わってくると思います。
でも、コンテンツ自体が楽しければ斜陽とされているような娯楽も好評を博します。
言わずもがなですが。
Hiroさんのブログは私にとって半沢直樹のよう。私、YouTube大好きですが。
これからも楽しく拝読します。Hiroさんも更新楽しんでくださいね。^^
ぱじぇろさん、コメントありがとうございます。
電子書籍苦手なので一緒ですね。
本は精神使って能動的に行動しないと消費できないですね。頭を使わずに読むという行為はなかなかできません。
動画は疲れていてもダラダラ見れるのが好きです。
2時間の映画だと話題に付いていくためにしっかり観ないとってなりますが、YouTubeくらいだと気軽に良い意味でテキトーに見れます。
これからもマイペースに更新していきますので、是非よろしくお願いします!
山口周、水野学、ひろゆき、橘玲などの著書は世間とは異なる考え方に触れることができて面白いですよね
ただ山口周などは読書習慣のない方にとっては『小難しいことを小難しく書いて庶民を高いところから見下ろしているインテリ野郎』に見えるそうなので(実際にそういうことを言われたことがあります)、あまりリアルの知人の前では軽々に口にしないようにしています
インテリぶるのではなく、万人にわかりやすい文章にこそ価値があると思います。
自分のインテリをアピールするような文章も稀に見かけますね。
私は佐藤優さんの書籍が難し過ぎて読めないです。
佐藤優さんは別にインテリアピールをするつもりは一切ないはずで(そういう人柄ではない)、単純に知識レベルが違い過ぎるだけとは思ってますが。