最近マンション系の記事が増えてしまって、株には興味あるけど不動産には興味ないという方にはごめんなさいという気持ちです。自分の書きたいことを書くスタンスで、だからこそこんな超低収益でもブログを続けられてます。

マンションへの興味が尽きないのは、街や建物そのものに魅了されているというより(それもいくらかありますが)、マンションが財産形成にとても大きな影響を及ぼすと知ってしまったからです。

つまり自宅不動産を金儲けの材料にしたいと正直思っているのです。

最初の購入は及第点は取れたと思っていますが、いつか来る買い替えの時には最良の物件を掴みたいと思っていて、今もマンション相場を自分事として注視している次第です。

金儲けで成功するのって楽しくないですか。その金で遊びたい、いい生活したいという欲望もあるのですが、単純に数字的に豊かになっていくことが快感です。家計の純資産を増やすゲームです、これは。

サラリーマンとしての仕事を努力したところで、金儲けには直結しません。日系企業勤務で収入はそんな大きく増える見込みはないし、そもそも仕事の成果と収入が比例するルールになっていません。税金や各種の政府助成金的にもこれ以上の給与所得増は損だなと思ってます。

そんなつまらない勤め人でも、少し勇気を出せばもっと成果と収入が結び付く世界があると知りました。それが株式投資の世界でした。20代はここにのめり込みました。

ただ株式は少なくとも短期的な株価変動はわからないし、個別銘柄の選別もどこか運に頼らざるを得ないところもあるなあと感じています(それは自分の勉強不足のためですが)。また、自分は長期投資のみ実践していて、より刺激的なトレーディングの世界に足を踏み入れることはなかったです。

給与+株式のダブルインカムで財産形成が基本かなと思っていたところに、3つ目の収入源があることを知りました。それが自宅マンションです。

もちろん、家族が住む場所ですから資産性の前に満足度は大事です。特に一緒に生活している妻の満足度は最優先事項です。

うちの妻は見てくれを気にするタイプなので、住所の響きというか住んでる場所のイメージにこだわります。基本的に都心好き。外観にもこだわりがあるようです。要は友達やお母さんを呼んだときに「あら~素敵な場所、素敵な家ね~。こんな家買ってもらえて羨ましいわ~」と言われたいわけです。

私にはない価値観ですが、幸せの基準は人それぞれなのでその辺は口出ししません。あと人から羨ましいと思われる家は資産価値も高いことが多いので、図らずも私と妻の利害は一致したのです笑。

妻が満足するという条件を大前提としたうえで、あとは資産性に全集中します。私の頭の中の95%は「ここを買って10年後に儲かるかどうか」です。

10年住んで賃貸と損益トントンでは意味はないのです。それなら何のために所有のリスクを背負って買ったのでしょうか。トントンなら購入の負けです。リスク調整後リターンでは賃貸に劣っています。

買う以上は、賃貸を続けるよりもある程度は純資産にプラスの効果がないといけません。賃貸と言う選択肢がある中で買うということは、リスクを取って経済利益を取りに行くということ、というのが私の考え方です。

賃貸ではスペックが劣るから購入するという意見も聞きますが、分譲賃貸にすれば別に賃貸でもスペックは落ちません。まあファミリー用は賃貸市場が小さいから買うしかない、というのはわかりますが。

とにかく「身軽な賃貸を捨てて購入する以上、経済利益を狙いに行くべき」というのが私の発想、考え方です。一般論と言うつもりは全くないです。異論があるのは承知してます。

マンションは株式以上に勉強、リサーチの成果が結果に結び付きやすいと感じています。株みたいに企業の将来性の見極めとかあまり必要じゃないので。需要のあるエリア、街かどうかはすぐにわかるし、将来の再開発もググればいくらでもわかります。

適正価格の見極めは感覚掴むのに少し時間がかかりましたが、自分の家計に数千万円の影響があると思えば、勉強の努力はやる気になりました。

資産性のある物件を適正価格以下でうまく購入できれば、10年で1000万円いや2000万円以上賃貸よりも純資産にプラスになることすらあります。

これは実に面白い「ゲーム」です。やるからには勝ちたいです。マンションすごろくは面白いです。もっと早く20代のうちに知りたかったです。

資産性優先と言いましたが、結果として最終的には居住性の高い高級マンションに住みたいです。内廊下、床はタイルで、天井・サッシが高く、眺望が綺麗で、エントランスが豪華なマンション。憧れます。

坪600、700くらいの3LDKを余裕で選べるくらいになりたいです。今はまだまだ無理。

とても手が届かない、でも買えるようになりたい、そうやって財産形成を考えている頃が一番楽しかったなあ。いつかそう振り返って言えるようになりたいです。