読み手のニーズを汲み取って記事を書かねばと頭では理解しつつ、結局自分が今興味関心のあることばかり記事にしています。ETFに投資していた頃はETF関連の記事ばかり書いており、個別株投資に移行してからはそっち方面の記事が多くなっている気がします。ETF関連の記事も書いてはいますが、自分が投資しているHDVの記事ばかりで申し訳ないです。。

ETFや投資信託の最新情報には付いていけないと自覚しています。最近、読者さんからこんなメールを頂いて驚きました。

そうそう、楽天の投資信託でVYM系がでます。

読者さんより

え、マジで!!
ってPCの前で1人驚いてました。ググったら関連情報が出るわ出るわ。

 

ご存知の方も多いと思いますが、バンガードVYMの投資信託版が2018年1月10日より新規に設定されます。

投資信託業界、凄いことになってますね。VT(世界株式)やVTI(全米国株式)に連動する投資信託が販売になったばかりですが、ついにVYM(米国高配当株)に連動する投資信託まで販売になるんですか~。素晴らしいですね。

簡単にスペックをご紹介します。

名称 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
設定日 2018年1月10日
信託報酬 0.2096%(VYMの経費率は0.08%)
信託財産留保額 なし
分配金利回り  3.0%(2018/1/5時点)

 

上位構成銘柄は以下の通りです。

ティッカー 銘柄名 構成比
MSFT マイクロソフト 6.3%
JNJ ジョンソンエンドジョンソン 3.7%
JPM ゼネラルエレクトリック 3.7%
XOM エクソン・モービル 3.5%
WFC ウェルズファーゴ 2.5%
PG プロクター&ギャンブル 2.3%
CVX シェブロン 2.2%
T AT&T 2.2%
PFE ファイザー 2.1%
INTC インテル 2.1%
VZ ベライゾン・コミュニケーションズ 2.1%
CSCO シスコシステムズ 1.9%
KO コカ・コーラ 1.8%
DWDP ダウ・デュポン 1.7%
PEP ペプシコ 1.7%
PM フィリップモリス 1.6%
GE ゼネラルエレクトリック 1.6%
ABBV アッヴィ 1.5%
BA ボーイング 1.5%
MRK メルク 1.5%
WMT ウォルマート 1.4%
MMM スリーエム 1.4%
MCD マクドナルド 1.4%
IBM IBM 1.3%
MO アルトリア・グループ 1.3%

上位10社構成割合:31%
上位25社構成割合:54%

優良企業のオンパレード!

VYMはHDVと違いあまり銘柄変更はないですね。1年前の銘柄構成も手元に持っていますが、新規はダウ・デュポン(DWDP)くらいです。DWDPは2017年9月にダウ・ケミカルとデュポンが経営統合してできた企業なので当然新規となります。DWDPを除けば、少なくとも上位構成銘柄に大きな変化はないように思います。

投資信託は分配金が非課税(正確には課税繰延べ)で再投資される点が一番大きなメリットです。高配当株投資はしばしば配当課税がデメリットだと言われ、それは否定できません。VYMは分配金利回り約3%と高配当ですが、この配当が非課税で再投資されるのはかなり魅力的です。

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドは素晴らしい商品だと思います。つい先日、おすすめの投資信託を紹介する記事を買いたばかりですが、このVYM投資信託版もそこに加えたいです。