読者さんから嬉しいコメント頂いたので、共有します!
VYMの経費率が0.08%から0.06%に下がりましたね。
読者さんコメントより
HDVは追随するのかどうなのか…
バンガードの高配当ETFであるVYMの経費率が0.06%に下がったとのこと。VYMに100万円投資するための年間経費は600円。松屋の「牛焼肉定食」の値段で、米国優良株393銘柄に分散投資できます。素晴らしい。S&P500連動のVOO(0.04%)、米国市場全体に投資できるVTI(0.04%)との差は0.02%に縮まりました。
VYMは“FTSE High Dividend Yield Index”という指数に連動し、米国の大型高配当銘柄に投資するETFです。上位構成銘柄はジョンソン&ジョンソン(JNJ)、JPモルガン・チェース(JPM)、エクソンモービル(XOM)、ファイザー(PFE)、プロクター&ギャンブル(PG)、インテル(INTC)、ベライゾンコミュニケーションズ(VZ)、シスコシステムズ(CSCO)、ボーイング(BA)などです。
金融とヘルスケアがやや多めですが、満遍なくセクター分散されています。
私はポートフォリオの20%をETFにする方針で、現在はHDV(15%)とVIG(5%)を保有しています。VYMも有力候補でしたが、迷った挙句外しました。改めて構成銘柄を見るとやっぱVYMも魅力的です。今回のコスト低下も嬉しいニュースです。
HDV:VIG=10%:10%
にする予定でしたが、
HDV:VIG:VYM=10%:5%:5%
でもいいかな。
ETFの低コスト化の流れは止まりませんね。
僕が投資するブラックロック(BLK)の業績は大丈夫なんだろうか・・。ブラックロックの高配当ETFであるHDVも追随して値下げして欲しいなあと思うものの、BLK株主としては複雑な心境。しかし、値下げしないとバンガードにシェアを奪われるばかりだろうな。やはりバンガードはブラックロックの強敵だ。
こんにちは。
会計についてお聞きしたくて質問させてもらえますか?
米国株とは違うのですが決算書について不思議に思うことがありまして。
http://news.livedoor.com/article/detail/16018400/
↑この記事に関してですが。
https://blogdekaikei.com/essey/2984/
↑この記事で反論しています。
二人共に公認会計士なのですがw
なぜ、公認会計士が同じモノを見てここまで言うことが違うのでしょうか?
素人からするととんでもなくありえないことだと思いました。
クラフト・ハインツの件でもそうですけど決算書って100人見たら
100通りの分析結果になるんですか?
こんばんは。
面白い記事ですね。ご紹介ありがとうございます。
ZOZOのビジネス環境について全く知らないので、勝手なことは言えませんがどちらかと言うと私は後者のブロガーさん寄りですかね。
先ず、ご指摘の通り売掛金の回収可能性は高いはずで不良債権とは思えません。
売掛金の回転期間が伸びているかどうかは自分で計算してないのでわかりませんが、ブロガーさんご指摘の通りネット小売店の売掛金の相手はクレジットカード会社が大半のはずです。クレジットカード会社がデフォルトするとは思えません。
棚卸資産の評価は何とも言えませんね。
もし不良在庫で引き当てしてないなら、確かに利益は過剰かもしれません。
ここは私では何とも言えません。
>決算書って100人見たら100通りの分析結果になるんですか?
やはり、色んな見方はあると思います。
今回の議論は、BSの資産価値の是非かと思います(売掛金、棚卸資産)。
価値ある資産(将来現金として回収できる)としてオンバランスしているけども、実際には価値がないということは確かにあります。
そういう資産は減損したり引き当てを計上したりして、予めPLで費用計上するのが正しいですが、計上が漏れることはあり得ます。
漏れると言うか、「まだ資産価値はある!」と会社が言えば、監査法人は反論できない時もあります。
今回のケースは売掛金と棚卸資産の資産価値の問題に集約されるかと思います。
私の意見としては、
・売掛金は資産価値があるはず、100億円の売掛金が架空は言い過ぎ(ブロガーさんのご意見と同じ)。
・棚卸資産の価値はわからない。
です。
Hiroさん。
ありがとうございます。
二人共に客観的に分析してないのかもしれませんね。
一人はZOZO憎し!
もう一人はZOZO大好き!
極端かもしれませんが売掛金をネガティブに捉える公認会計士。
棚卸資産をポジティブに捉えてる公認会計士。
深く掘り下げないと分からない部分を決めつけて分析してるんですね。
すごく勉強になりました。
最初の記事の方は、確かに「ZOZO憎し!」という雰囲気がありますね(笑)。
主観的な感情が会計処理に影響することもあります。特に最近の会計実務では。
BSの資産価値をどう見積もるのか、簿外債務を引き当て計上するのか、この辺は人によって解釈の差があるものです。
事業資産やのれんの減損、繰延税金資産の評価は実務でも問題になりやすいです。
人によって解釈が違うからこそ、会計上の利益に意味があるとも言えます。
財務諸表を「経営者の主張」と言うことがあります。
あくまで主観的な主張(意見)ということです。
嘘をつかないキャッシュフローを見るのは大切ですが、嘘をつけるPL(経営者の主張)を見るのも投資家として大切だと思っています。
記事のご紹介ありがとうございました。
お疲れ様です
自分はS&P500とHDVが半々なのでVYMの経費率の低下は羨ましいです。
HDVは2018年12月の株価下落局面でも比較的マイルドな値動きで
良いクッションになってくれました。
VYMは値動きがS&P500とほとんど同じなので、VYMとHDVの半々が
一番効率が良いのかも知れませんね。
今年はオプション取引の買い戦略も試してみようと思ってます。
日本の税制でアメリカ株のオプションも取引できれば良いのですが…
葉隠さん、こんにちは。
VYMは400近い銘柄が含まれていることもあって、どうしてもS&P500と近しい値動きになりますね。
それでも長期ではだいぶ両者のリターンは変わるもんなのでしょうか。
VYMに限らずですが、高配当系のスマートベータETFが長期でどんなパフォーマンスになるのか興味があります。
VYMとHDVという組み合わせもいいですね。
やはりHDVはお気に入りなので、HDVをコアにしてVYMやVIGと組み合わせていこうと思います。
当方は高配当ETFの長期パフォーマンスは結局S&P500と大差無いんじゃあないかと思っています。
得手不得手が違うだけでは無いでしょうか?
ただ、S&P500一本をバイ&ホールドするより高配当ETFを絡めた方が
互いを補完できる分、有利な気がします。
データ的な根拠はありませんが…
期待値を高める最良の策は継続することだと思っていますので、
メンタルに極力ストレスを掛けないようにポートフォリオを組む事こそが、
投資の聖杯なのかも知れませんね。
大型高配当銘柄のリターンが市場平均をアウトパフォームした統計データはありますが、高配当ETFは十分なトラックレコードがありませんよね。
そこが心配なところ。
HDVやVYMはS&P500平均をアウトパフォームする可能性があると期待していますが、確信はできません。
10年では短くて、20年できれば30年単位でパフォーマンスを見たいところです。
複数の商品に投資した方がリスクリターンは改善しそうです。
>最良の策は継続すること
私もそう思います。
高配当戦略にしろ、グロース株戦略にしろ、投資方針は一貫していた方が長期での結果は良くなると思います。
方針を上手く変更できればそれに越したことはないですが、底値で売ってしまうことになりそうです。
BND, VOO, VTIも経費率を下げるとの報道がBloombergに出ていました。BLKとの競争が激しくなりそうです。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-03-01/vanguard-ratchets-down-etf-fees-offering-cheapest-bond-fund
情報ありがとうございます。
今日のバロンズでも出てました。
コストゼロのETFまで登場するらしいです。。どうやって利益取るのか理解できませんが。
そんな中、昨日ブラックロックに追加投資しました。
hiroさま
いつも勉強になる内容をありがとうございます。はじめまして、私は36歳、立川と申します。
日本個別株投資歴7年程度で、今から徐々にアメリカ株に移行したいと思っています。
早速ですが、お聞きしたいことがありメールさせていただきました。
ARCCやMAINなどのBDC銘柄についてです。他の方のブログで存在を知りました。
株式版REITのような制度を活用している高リスク高配当の投資会社だそうです。
私も分からないながらもモーニングスターさんからデータを落とし業績を見ようとしています。
いわゆる優良銘柄のきれいなキャッシュフローや配当データなど、日本株にない素晴らしさを感じています。
そして、ARCC、MAINも同様に見てみました。
するとこの10年売上や営業利益等はきれいな右肩上がりのなのですが、キャッシュフローがマイナスの年がかなりあるのです。
また発行済株式数も大きく右肩上がりで、優良銘柄とはまるで違う感じです。
これはBDC銘柄の特徴なのか、まったく理解できず、実は想像以上にハイリスクなのかなと思ってしまいます。
日本株でも銀行や投資会社の会計は、いわゆる普通の会社とは違いあまり良し悪しが分かりません。英語もダメです。
hiroさんの投資スタイルとは違う銘柄だとは思いますが、会計の専門家であるhiroさんにお聞きしたいと思いました。
もしキャッシュフローのマイナスがそんなに問題ないとするならば、VYMとHDVと組み合わせ、サテライト的に活用すればおもしろいのではないかと思っています。
(ARCCだと直近9%程度の配当利回りですので、甘い話はないと思っていますが最悪倒産さえしなければという考えにもなります)
もちろん個別銘柄ですので、投資は自己責任、アドバイスはしにくいかもしれませんが取り上げていただけると幸いです。
立川さま
BDC銘柄について詳しく勉強したことがないので推測もありますが、BDC自体と一般企業のキャッシュフローは比較できないかと存じます。BDCは資本を調達してそれを融資に回しているはずです。
BDCが融資している各企業のキャッシュフローの方が重要かと思いますが、それを一つ一つチェックするのは腰が重い作業ですね。
リスクは少なくともVYMやHDVよりは遥かに高いはずです。
その高いリスクの見合いとしての高利回りになっているものと解釈しています。
倒産しなければいくらのインカムは維持されますが、株価下落のリスクは付きまといます。
VYMやHDVはほったらかし長期投資でもある程度は問題ないと思いますが、BDC銘柄は最大手のARCCと言えどもそうはいかないと思います。
流動性危機時などは一般的な株式よりも時価下落幅が大きくなる可能性があります。
おっしゃる通り、サテライト的な位置づけにするのが良いかもしれません。
あまり的確なアドバイスになっていないかもしれませんが、以上です。
よろしくお願いします。
hiroさま
お忙しいところ、早々にコメントいただきありがとうございます。たしかに融資先を見るのは難しいですね。実は私は諸事情でむちゃくちゃ長期で株式投資ができないと自分で思っており、最長20年ぐらいが限度だとしたらVYMやHDVだけでは少し物足りない欲深い人間です。以前の記事に利益は面積で?みたいな内容があり大変納得しました。やはりslowlyにすべきですよね。ありがとうございました。ブログ楽しみにしています。
立川さま
想定する投資期間は人それぞれですものね。
ここはどれだけリスクを取るか、というジャッジになります。
VYMやHDVは20年あれば安定リターンが期待できると思います。
(20年は決して短い投資期間ではないと思います)。
インカム系のBDCではなく、短期でキャピタルを狙うというのも一つのリスクの取り方です。
リターンの確実性を求められるのであれば、やはり米株のインデックス系がオススメです。
VTなど世界分散も良いと思います。
判断に迷うところですね。金融資本でどこまでリスクを取るか。。
hiroさま
お忙しいところ、早々にありがとうございます。おっしゃる通りリスクの取り方ですね。
たしかに20年は短くはないのですが、タイミングによっては利益が出にくい期間ではないかと思っています。以前、記事になっていましたKOのように。
もちろん利益が出にくいと言うのもS&Pをアウトパフォームできないという意味で、足るを知ればいいのですが。。。
投資をするなら納得して、と思っており、一番納得できたのが配当再投資戦略でもあり、PG、JNJ、MKCなどが欲しい銘柄です。
しかしこれらの銘柄やVYMやHDVも、もう少し配当成長率が高くないと、すでに高配当の銘柄には届かないのではないか、そう感じています。
素晴らしい企業をそこそこの値段で買えれば良い成績になると思うのですが、自分の持ち時間という要素を組み込むと途端に迷いが生まれます。
で、BDC銘柄やPFF、REITなどで発射台を高くするようなことに目が行く始末です。お恥ずかしい限りです。
当初の質問からだいぶ逸れましたが、もう少し内省したいと思います。
ありがとうございました。
ご返信ありがとうございます。
確かに20年では、マーケットタイミングが悪ければ、S&P500でも低リターンになることもあります。
まだ投機的要素が完全に排除できる年数ではないです。
現在の利回り(益回り、配当利回り)と今後の成長率、どんな投資対象であれ結局この2つのバランスが肝ですね。
成長率に注目した方が良いはずと思うものの、過去高利回り銘柄のリターンが高かった統計データもあります。
理論的な思考と、実際の統計データが完全に一致しないなと思うことが多々あって、この辺は私も判断に迷うところです。
複数の戦略でポートフォリオを組むというのが、安全な選択肢なのかもしれません。