年末の株価急落は、投資を振り返る良いきっかけを与えてくれました。「一年の計は元旦にあり」とも言いますし。

ってことで、今ポートフォリオの見直しをしているところです。投資って不透明な未来に賭けることだから、どれだけ勉強しても100%確信を持つことはできません。そこが楽しいところであると同時に難しいところでもあります。

以下が目標ポートフォリオ。

ETF20%+個別株16銘柄にしたい。

個別銘柄をどうするかも悩んでますが、ETF20%の中身をどうするかも決めかねているところで悩んでます。

今はブラックロック社の高配当ETFであるHDVを20%保有しています。あとはVYMとVDCをちょこっと持ってます。HDVの20%は多い。ETFも分散したいです。 HDVの保有比率は10%まで落とす予定です。

代わりのETFをどうすべきか・・。以前はバンガードの高配当系ETFであるVYMを追加で買い増して、HDV10%・VYM10%にしようと目論んでいました。

しかし、最近別の気になる商品があります。それがバンガードのVIGです。 VIGは過去10年以上連続増配している米国中大型株に投資するETFです。

VIGの分配金利回りはS&P500より高いですが、高配当ETFよりは低いです。以下、現在の利回り。
HDV:3.4%
VYM:3.0%
VIG:2.4%

私は配当大好きですが、配当利回りにこだわり過ぎないように気を付けています。大事なのは今の配当ではなく、長期的な増配力(≒増益力)ですから。でも今の配当も欲しい・・。

VIGの構成銘柄は以下の通りです(2か月ほど前の情報ですが、大きな入替はないです)。

ティッカー 銘柄名 比率
MSFT マイクロソフト 4.5%
JNJ ジョンソンエンドジョンソン 3.9%
WMT ウォルマート 3.9%
PEP ペプシコ 3.3%
MDT メドトロニック 2.7%
MCD マクドナルド 2.7%
ABT アボット・ラボラトリーズ 2.6%
UNP ユニオンパシフィック 2.6%
MMM スリーエム 2.6%
UTX ユナイテッド・テクノロジーズ 2.3%
NKE ナイキ 2.3%
TXN テキサス・インスツルメンツ 2.2%
ACN アクセンチュア 2.2%
COST コストコホールセール 2.1%
LMT ロッキード・マーチン 2.0%
LOW ロウズ・カンパニーズ 2.0%
CAT キャタピラー 1.9%
CVS CVSヘルス 1.6%
NEE ネクステラ・エナジー 1.6%
WBA ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス 1.5%
TJX TJXカンパニーズ 1.5%
BDX ベクトン・ディッキンソン 1.4%
ADP オートマティック・データ・プロセッシング 1.4%
SYK ストライカー 1.4%
CSX CSX 1.3%

一方で、VYMの上位銘柄は以下です。

以前はVIGと同じくマイクロソフトがVYMのトップ構成銘柄でしたが、今年除外されました。JPモルガンチェース(JPM)やウェルズ・ファーゴ(WFC)など、金融銘柄が多いのが特徴です。

VYMも素晴らしいETFだと思っています。優良銘柄ばかりですし。

ただ、何となくVYMよりVIGの方が長期リターンが高くなりそう。根拠はなく直感ですが。アボットラボラトリーズ(ABT)やコストコホールセール(COST)など、個別株では持ってないけど将来有望そうな銘柄が含まれているのもVIGの好きなところ。

VYMとVIG両方持つのもありかな。VYM10%・VIG10%にして。そうするとHDVをクビにしないといけませんが。

ただHDVは良いETFだと思ってるから、できれば継続保有したいです。となると、3つとも全部持つのもありかな。
HDV:6.7%
VYM:6.7%
VIG:6.7%
う~ん、なんか中途半端だ。。

いっそのこと、もう一つETFで候補を見つけて4つ組み込むか。
HDV:5%
VYM:5%
VIG:5%
??:5%

でもな~、ETFの銘柄を分散し過ぎてもしゃーないかなと思ってます。それ自体で分散投資できてるわけですから。すべてのETFの情報が頭に入っているわけでもないし。やっぱETFは2銘柄でいいかな。

2銘柄となると組み合わせ候補は
HDVとVIG
HDVとVYM
VIGとVYM
の3通り。
このどれかにしたい。今のところ最有力は「HDVとVIG」かな。

すでに20%超保有しているHDVを売却すべきかどうかも悩みの種。まだ含み益あるので、売ると税金掛かります。こういう時、ゆっくり自然調整すべきか、売却して一気にポートフォリオ改造すべきか非常に迷います。

(関連記事)
バンガード[VIG]は連続増配の優良企業のみで構成されたETF