若い頃から生活費をチマチマ削って貯蓄、投資し、それなりの財産を築いてきました。預金を合わせると金融資産は4千万円台に乗りました。

もう蓄財の1stステージは終わった気でいます。

飛行機で言うと、全速力で滑走路を走り離陸して高度1~2万フィートに差し掛かったくらい。まだ巡航とまでは言わないけど、もっともエネルギーを消費する離陸は終えました。ここからは、のんびり空の旅を楽しみたいところ。

同僚や友人からケチな節約家と思われているかはわかりませんが、少なくとも奥さんからは「結構、金に細かいな」とは思われています。実際にそう言われたことあります。

コツコツ積み立てを続けているサラリーマン投資家はケチというか、金銭管理はしっかりしている人が多いと思います。

私はそんな言われるほど、金にがめついタイプではないんです、実は。億万長者にはなりたいけど、証券口座の残高を増やすことが幸福な人生に直結するとは考えてないです。

それよりも人間関係資産を築く、人から必要とされるやりがいのある仕事を持つ、「無用者階級」にならない、没頭できる趣味を作る、そういうことの方が大切だと思っています。

教育費がかかるとしても、一度の人生だし子どもを持つのもいいかなと思っています。できるかわからないけど。

ただ、私は経済合理性のない行動がとにかく嫌いです。この傾向は人より強い気がします。要はムダ金を使いたくないということ。あくまで”私にとって”経済合理性がないという意味ですけどね。

まず、勉強したり調べたりすることをサボって割高な価格を支払ってしまうことが嫌いです。勉強不足と自覚があればまだいいのですが、それすら知らずに気がついたらぼったくられてるパターンがダメです。

たとえば高利な借金です。年率20%の消費者金融で金を借りるとか。

目に見えない金融サービスはぼったくりの巣窟です。山崎元さんは「投資信託の99%は買う価値ない」と喝破していますが同感です。

となり駅のスーパーの方が鶏肉安いのに、地元のちょっとお高いスーパーで買う、とかそういうのは気にしないです。高いとわかって買ってるし、しょせん鶏肉だからそんな金額に差があるわけでもないです。

あと、豪勢な結婚式を挙げるために数百万円使うのも、個人的に好きなお金の使い方ではないです。

ケーキの周りに少し花を散らすだけど3万円とか、アホちゃうか?って思いますよw。100均で自分で造花でも買って散らしてやりたくなりますね。式をやるのはまだいいとしても、金をかけて豪奢にするのは反対。

わざわざ時間とお金をかけて来てくれる親族、友人のために料理のランクをアップするのは賛成。そのために10万、20万追加で払うのは構わないです。でも、花を散らしたりテーブルの装飾を華やかにしたりするために追加で20万とかアホくさ!って思います。

もちろん、綺麗なお花に20万円の価値を感じる人も大勢いるので、これはあくまで私の主観、価値観ですけどね。

結局、見栄なんですよね。友人に豪華な式を見て欲しい的な。料理をグレードをアップするのは見栄というより、来場者に直接メリットがあるから良いお金の使い方だと感じます。

他はどんなお金の使い方が嫌いかな。

使ってないものに対してお金を使うのが嫌ですかね。

週末のちょっとした買い物でしか運転しないのに車を買うとか。そういうことはしたくないです。特に高級車は所有欲が満たされるメリットがあるかもしれませんが、私はそういうの興味ないです。むしろ、物を所有するとメンテナンスが面倒だと思ってしまう性格です。

勉強不足のせいで割高な金を払ってしまう(食い物にされる)
見栄に金を払う
所有欲の充足に金を払う

これらが嫌いなお金の使い方ですかね。